リバスク・災害復興支援広場
行って見ました。
昨年10月にオープンしてからずっと気になっていたところです。
鎌倉の小町通をずんずん進んでいくと…。
結弦さん、いらっしゃいました。
こちらのポスターを、2枚セットで販売しています。
大きいサイズは1000円、小さなサイズは700円です。
大きい方を購入しました。
売り上げ金は、東日本大震災雇用・教育・健康支援機構の活動のために使われます。
被災した子供さん達の修学旅行の費用などに、使われるそうです。
今は水害に遭われた方々の支援の為、岡山のお菓子などを販売されているそうです。
先日、オーストラリアから来たという方が、結弦さんのポスターに見入っていらしたそうです。
「この人を知っていますか?」とお店の方が声をかけたら、「もちろん!自分もスケーターだからね!」というお答えが返って来たそうです。
お店の方は、テレビに出てない人だから、誰だかわからないとおっしゃっていましたが、めっちゃ気になりますww
以前はモーモーハウスのお菓子も販売していたそうですが、今はモーモーハウスがお休みなので、販売していないそうです。
もうすぐ大槌の駅前に新しい施設が出来て、モーモーハウスとどんりゅう庵がそこで新たにオープンするそうです。
話題は自然と震災のお話になりました。
うちのアイルーの実家が熊本地震で被災したことを話すと、お店の方が、復興支援のため毎年熊本からアスパラを大量に買って食べていると。
何ということでしょうね。
農家を営むアイルーの実家も、アスパラを栽培しています。
あの当時、熊本地震で流通経路が断たれたため、収穫したアスパラが出荷出来なくなりました。
義兄は、生産者としては大切に育てた作物を腐らせてしまうのは忍びないという気持ちもあって、それなら誰かに食べてもらいたいと、無償で避難所や道の駅などに提供しました。
避難所に届く食料品には生野菜はあまりないので、皆さんが喜んで食べて下さったそうです。
その様子はテレビのニュースでも紹介されて、私たちは思わぬ所で義兄の元気な姿を見ることが出来て、嬉しいやら驚くやら!
大変な最中ではあったけれど、義兄達が丹精込めて作った野菜が誰かの役に立てて良かったと思いました。
ささやかでも復興支援のお手伝いをしたいと思って出かけたのだけれど、思わぬところでアイルーの故郷が助けられていたと知り、ちょっと泣きそうになりました( ;∀;)
「がんばろう石巻」の看板を見に行って、津波の被害の実態を見て来たことや、復興支援のお手伝いをしたくて、何年も震災機構のポスター掲揚していること、モーモーハウスのお菓子を通販で買ったりしていることなどを話すと、喜んで下さいました。
沿岸部の津波被害は、今もなお、地域の方々の心に大きな不安の影を落としているようです。
「がんばろう石巻」の看板があった辺りはもうすっかり整地が済んだようです。
嵩上げをして、高台になっていても、戻って来る人は少ないそうです。
どんなに嵩上げしても、大きな津波が来れば、やはり全てを超えて来るとわかっているから。
「とにかく逃げるしかないんです」
自然の力には、人はどう頑張っても勝てないのだと改めて思い知らされました。
結弦さんのポスターで復興支援の寄付が出来るならと、軽い気持ちで出かけました。
もうポスターはあるのだけれど、掲揚しているポスターが古くなったら張り替えるので、予備にすれば良いかしらという気持ちもありました。
でも、お話を聞いて、やっぱり復興はたやすく無いのだと感じました。
そして、熊本に想いを寄せて手を差し伸べて下さる方がいると実感出来ました。
ありがたいことです。
行って良かったと思います。
忘れてはいけないことを、もう一度見確認出来たと。
最後に外のポスターのお写真だけ撮らせて頂いて、リバスクを出ました。
今年初のカキ氷を食べました。
帰宅途中に、車中で何気なくツイッターを覗いたら、FaOI公式さんから嬉しいニュース。
神様が願い事を叶えて下さった様な気がしました。
今夜は幸せな夢を見られるか?
嬉しすぎて眠れないか?
どっちかな?( *´艸`)