スポニチアネックス

羽生、初戦Vで「心の灯火に薪を入れられた」4回転アクセルは「今季中に」


ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(23=ANA)は世界初の4回転トーループ―トリプルアクセル(3回転半)の連続ジャンプを降り、フリー190・43点、合計297・12点で、今季GP初戦を圧勝した。フリー、合計の得点は前日のSPに続いて今季のルール改正後の世界最高得点だった。以下は羽生の一問一答。

 ――滑り終えて

 「やりきったと思います。でもアンダーローテーション(回転不足)とかフラついたジャンプとか多々あった集中しきれてなかった。(ジャンプで)まず全部立てたことは大きなステップになる」

 ――スピードを抑えていた?

 「ここのリンクはエッジ系のジャンプが入らなくて苦戦していた。こっちに来る前はループもほとんど外さなかったので、ちょっとビックリした。朝、スピードを落とせば跳べるなとわかって、慎重に行きました」

 ――「勝たなきゃ意味がない」と言って、勝った

 「1つ勝つだけじゃダメ。これ以上の出来、試合ができるようにしたい。心の灯火に薪を入れられた状況です」

 ――4回転トーループ―トリプルアクセルについて

 「挑戦的なジャンプで練習も大変だったけれど、頑張りました。ただ加点がついてこその成功だと思っている。この試合で終わらせるつもりはない。いいジャンプができるように頑張ります」

 ――4回転アクセルの状況は

 「今季中にやりたいとは思っています。オータム・クラシックの前までは練習していたけれど、オータムの結果を受けて、こんな練習をしている場合じゃないなと思った。試合で勝たないといけないので。再来週も試合があるので、(練習再開を)やれても全日本の後かなと考えています」 









デイリー

羽生 4回転アクセル挑戦は来年に持ち越しへ「今はこんなことしてる場合じゃない」


男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進の羽生結弦(23)=ANA=は190・43点をマークし、合計297・12点で優勝した。フリーの190・43点、合計297・12点はともに今季世界最高。羽生がGPシリーズの初戦を制すのは、10年のシニアデビュー以来初となった。

記者会見での羽生との一問一答は次のとおり。

 -GP初戦は初勝利。(GPシリーズ初戦は2012年から6年連続2位で、10年のシニアデビューから8年連続のV逸中だった)

 「まずGP初戦ではジュニアGPを除いて勝ててなかったので、勝てたことはまずよかったかなと思います」

 -演技後半では世界初のコンビネーションとなる4回転トーループ-トリプルアクセルの連続ジャンプをなんとか着氷した

 「自分としては挑戦的なジャンプだったし、練習も大変だった。自分としては(出来栄え点マイナス0・14点で)いい評価をもらえるジャンプじゃなかったのは残念」

 -すべて世界最高得点

 「もちろん得点も色んなこと言われると思うけど、まずSPで100点が目標だったので、それができてよかった。フリーも本当は200点を超えられるようにしたいと思ってる。ただ、演技として抜けがない、こけがなかったというのは大きいかなと思います」

 -プルシェンコはトリプルアクセル-4回転トーループのコンビネーションをやっていたが、やる予定は?

 「練習ではできてます。でも、最近はやってない。2、3年前にはやってました。今のルールの中で入れる必要性がない。それを練習するなら4アクセルを練習する方が有意義かな」

 -今季からフリーが4分になったが

 「他のスケーターに聞いても4分になって大変になったと話してる。ただ、大変になったけど、なにかを抜こうとは思ってない。このルールの中で最高の記録をとれるように頑張ろうと思ってる」

 -クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の状況

 「オータムクラシックの前までは練習していたんですけど、オータムクラシックで、今はこんなことしてる場合じゃないなと、気付かされた。やはり試合に勝たなきゃ意味がない。今はSP、フリーをまず完ぺきにやらないといけないと思ってる」

 -練習はする?

 「とりあえず近々としては、再来週には試合(ロシア杯)があるし、それが終わると、ファイナルまで、また滑り込みをしないといけない。やれても全日本の後かなと思う」





スポーツ報知

世界最高Vの羽生結弦「大きなステップになったと思います」…一問一答


男子フリーで羽生結弦(23)=ANA=が、3日のショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の190・43点、合計297・12点で優勝。SPを含めフリー、合計すべてでルール改正後の世界最高得点をそろえ、世界初の大技となる4回転トウループ―3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)も着氷させた。以下、演技後の一問一答。

―高難度の構成を滑りきった。

 「とりあえず、やりきれたなというふうに思います。アンダーローテーション(回転不足)とか、ふらついているジャンプも多々あって、スピンの出来も自分のなかではうまくいっていないものがいっぱいあって。そもそも、集中しきれていなかったり、いろんな課題が自分のなかでありますけど、全部(ジャンプを)立てたことは大きなステップになったと思います」

 ―冒頭の4回転ループは慎重に入った?

 「終わったから言えることですけど、ここのリンクはなかなかエッジ系のジャンプが入らずに苦戦していました。こっちに来る前までの練習で、ループはほとんど外さないでこれていたんで。まあ、はっきり言って、ちょっと、こっちのリンクに来て跳べなくてびっくりしていたというところもあって、なかなか調整できなかったです。その分、最終的に今朝の練習で、あ、スピードを出さなきゃ跳べるなってことを思っちゃったので、ちょっとスピードを落として。ループは特に、エッジ系ジャンプは慎重に行きました」

 ―4回転トウループ―3回転半の連続技を着氷。

 「いやあ、一応、成功っていうかたちにはなったと思うんですけど、アンダーもついていないですし。ただ、自分のなかでは加点をしっかりもらえてこその成功だと思っているので。この試合で終わらせるつもりはないですし、しっかりいいジャンプができるようにがんばります」





https://www.hochi.co.jp/sports/winter/20181105-OHT1T50044.html





日刊スポーツ

羽生結弦「試合は自分を成長させてくれる」一問一答

男子で五輪2連覇の羽生結弦(23=ANA)はフリー190・43点、ルール改正後では世界最高の合計297・12点でショートプログラム(SP)の首位を守り優勝した。9月の初戦オータムクラシックから、ジャンプの構成を高めた攻めの演技で、GP初戦初勝利を果たした。

-演技をふりかえって

とりあえずやりきれたなと思います。アンダーローテーションとか、ふらついているジャンプも多々あったり、スピンの出来も自分の中ではうまくいってないところがいっぱいあったり、そもそも集中していなかったり、いろんな課題はありますけれども、まずは全部立てたということは大きなステップになった。

-4回転トーループ、3回転半連続ジャンプを決めた

自分の中では加点をもらえてこその成功だと思っているので、この試合で終わらせるつもりはないですし、しっかりいいジャンプできるように頑張ります。

-過去にプルシェンコが3回転半-4回転トーループをやっていた。その可能性は

練習ではできています。今は練習はやっていなくて2、3年前です。今のルールの中で、後半に入れる必要性がない。コンスタントに入れることができないので、練習する必要がない。それを練習するなら4回転半を練習するほうが有意義かなと思う。

-4回転半への取り組みは

今季中にはやりたいと思っています。オータムクラシックまではすごい練習していて、終わってから「今こんなこと練習している場合じゃない」と気付かされた。試合で勝たないと意味ないというのが、大きなスケートをやる意味になった。いまはとにかくSP、フリーを完璧なクオリティーでやることが一番。再来週には試合があるので、その間は練習することはない。GPファイナルまで滑りこみをしっかりやらないといけないので、ちょっと無理かな。まぁやれても、全日本後かなと考えています。

-連続ジャンプにはトリプルアクセルアクセルへの思い入れがある

アクセルを、2本後半に入れたいというのはあった。でも、GOEを取れないとアクセルを入れる意味はないと自分の中では感じている。今季のGOEの比重の大きさを感じた。自分の中でもおりた、じゃなくて、きれいに決まったと言いきれるようにしないと。また自分のともしびに薪が入れられた状態だと思っている。しっかり、これから練習して、いい演技します。

-昨季と試合に臨む気持ちの違いは

この2つのプログラムをやっている時点で自分の中では、気持ちは楽にできている。SPの前は緊張していて、フリーの前はSPのアドバンテージがあるので、少し楽な気持ちでやれていた。やっぱり勝たなきゃ自分じゃない。負けていくのは絶対嫌なので。しっかり練習しないとと思っています。

-1戦目でこれだけの試合ができた

GP初戦としてはよかった。糧になったのはオータムクラシック。やっぱり、オータムクラシックで得たものは大きかった。試合は自分を成長させてくれる。この後1週間でつめることはたぶんできないと思うんですけど、またある意味、1週間あとに同じような演技ができる。それ以上の演技ができるというのは、ある意味、自分にとってもチャレンジ。挑戦しがいがある。楽しみたい。








羽生結弦V、4回半ジャンプ投入「全日本の後かな」

五輪2連覇の羽生結弦(23=ANA)はフリー190・43点、ルール改正後では世界最高の合計297・12点でショートプログラム(SP)の首位を守り優勝した。9月の初戦オータムクラシックから、ジャンプの構成を高めた攻めの演技で、GP初戦初勝利を果たした。

史上初めての4回転トーループ-トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させた。トリプルアクセルの着氷は必死でこらえた。初の4回転ループ成功者、アジア史上初の五輪連覇、スケート界初の国民栄誉賞…。数々積み上げてきた「初」のタイトルがまた加わった。

「とりあえず、やりきれました。ジャンプがふらついたり、スピンもうまくできなかったりしましたが、まずは全部立てたということが大きいです」

一瞬喜んだものの、ただ満足だけで終わらない。続けて「一応成功とは言えるけど、加点がついてこそのジャンプなので、次はいいジャンプを跳べるように頑張りたいです。体操の内村さんも言っているが、最後しっかりと決めないといけない」と、着氷が完璧ではなかったことへの課題を口にした。

この技を羽生は「自分のできる最高のコンビネーション」と言う。4回転トーループを右足で降りた後に、体を回転させ、すぐに左足で踏み込んでトリプルアクセルへ。このつなぎの「ジャンプシークエンス」があるため連続技の得点は2つのジャンプ得点合計の0・8倍となる。多くの選手が必要とする長い助走がなくとも跳べるからこそ成り立つ大技は「挑戦的で、練習も大変だった」。体力が消耗した後半に跳べるのは、技術が高いことの証しでもある。

史上初への挑戦はまだ続く。羽生は8月、クワッドアクセル(4回半ジャンプ)を今季中に決めたいと宣言。成功を「唯一のモチベーション」として練習してきたが、9月のオータムクラシックの後にプログラム全体の精度を高めるため、「こんなことをしている場合じゃない」と、近々の試合での投入をあきらめた。まずは、今回まとめたSPフリーのプログラムをさらに磨くことに専念し、実戦での投入について「全日本の後かな」と話した。








ISUインスタストーリー







Olympic channel


MORE RECORDS FOR YUZURU HANYU IN HELSINKI

Yuzuru Hanyu completed his Grand Prix seasonal debut with another record-breaking performance at the GP Helsinki.

Japan's skating superstar wasn't quite as good as in Saturday's short program, making a couple of under-rotations on jumps, but his free skate score of 190.43 just eclipsed Nathan Chen's 189.99 at Skate America last month.

His new world best total of 297.12 was almost 40 points clear of Michal Brezina in second place with Junhwan Cha completing the podium.

“I’m really glad. I’ve never really won my first Grand Prix of the season before so I’m so happy and pleased that I won here."















EXの放送が終わって、春の妖精さんに癒されたので、そろそろ寝ます。

おやすみなさい🌙