2011年3月12日の宮城県・仙台市の夜空。

東日本大震災の翌日の空。


3月11日は、私の住む街も大停電でした。
ソーラー電池の室外灯を家の中に持ち込み、石油ストーブの炎の僅かな光の中で、ラジオを聴いていました。





遠い仙台の空の下。
結弦さんは満天の星の瞬きをどんな思いで眺めていたのでしょうね?

遠い昔に思いを馳せて、この国の未来を憂いていたのでしょうか?

ただ星の美しさに、心を奪われていたのかしら?




仙台市天文台からのお知らせです。




東日本大震災から5年。
仙台市天文台では今年も、2012年に天文台で制作したプラネタリウム番組「星空とともに」を投影します。


また、今年も、全国の施設からお声がけいただき、各地のプラネタリウムで投影されることになりました。



「星空とともに」

東日本大震災の夜、大停電の被災地を照らしたのは、見たこともないような満点の星でした。


その輝きに被災者たちは何を見たのでしょうか?

被災者から寄せられた星と震災にまつわるエピソードをもとに、仙台市天文台が制作したプラネタリウム特別番組。


⭐︎仙台市天文台投影スケジュール

3/10・3/11・3/12・3/19・3/26

⭐︎全国投影館

北海道:釧路市こども遊学館
3/12・3/13

群馬県:前橋市児童文化センター
3/12・3/13

埼玉県:さいたま市宇宙劇場
3/12

千葉県:白井市文化センター・プラネタリウム
3/11・3/12

東京都:ギャラクシティ
3/9・3/11

東京都:なかのZEROプラネタリウム
3/11

東京都:東大和市立郷土博物館
3/9・3/10・3/11・3/12・3/13

東京都:多摩六都科学館
3/13

神奈川県:平塚市博物館
3/11

愛知県:夢と学びの科学体験館
3/10・3/11

福井県:敦賀市こどもの国
3/12・3/13

三重県:みえこどもの城
3/12・3/13

大阪府:ソフィア界プラネタリウム
3/11

兵庫県:伊丹市立こども文化科学館
3/11

岡山県:人と科学の未来館サイピア
3/11・3/12・3/13

岡山県:ライフパーク倉敷科学センター
3/11・3/12・3/13

福岡県:北九州市立児童文化科学館
3/12

※投影日時などは変更になる場合がありますので、詳細は各館へお問い合わせ下さい。





結弦さんが見たあの日の星空。

私はあまり記憶にありません。

ただただ祖父母の家に行っていた娘と実家の両親の安否を確認するため、怯える猫たちを膝に抱き、繋がらない電話をかけ続け、メールを打ち続けていました。

今、生きてここにいる自分を当たり前と思ってはいけないんだと、ふと思い出します。

今日は曇り空。
残念ながら星は見えそうもありません。