同じタイトルの記事が2は本。
こちらは編集中の記事が誤ってアップされてしまいました~;^_^A
後の記事が本記事です。追加の小ネタもあるのでよろしければそちらをお読みください。
ややこしくてすいません!


毎日新聞より 2014年ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの金メダリスト、羽生結弦(20)=ANA=が、カナダ東部のトロントに近い街バリーで開かれる、スケートカナダ・オータムクラシックで14日、今季の初戦を迎える。トロントにある「クリケット・スケーティング&カーリングクラブ」を拠点に練習を積んできた成果が、いよいよ試される。 このクラブは1827年に創設。スケート場のほか、クリケットやカーリング、プールなどの施設を備える。関係者以外は立ち入りが厳しく制限され、格式も高く、襟付きのシャツ着用などのドレスコードもある。 スケート部門の顧問は、羽生のコーチで1984年サラエボ五輪、88年カルガリー五輪でともに銀メダルを獲得したブライアン・オーサー氏(53)ら。12年からここに拠点を置く羽生は「スケートのためだけに異国に来ている感覚がある。教室にいたら勉強しないといけないという状態にあるように、スケートに打ち込まないといけないという感覚」と表現する。 今季はショートプログラム(SP)に咋季と同じショパン作曲のピアノ曲「バラード第1番」、フリーには映画「陰陽師」の劇中曲「SEIMEI」を選んだ。リンクでの滑走練習は毎日3時間程度。高い表現力が求められる曲調や構成も意識し、ステップの練習にも多くの時間を割き、ヨガやピラティスにも取り組んで体の柔軟性や筋力の向上に努めてきた。「SPはピアノ曲で審判の方がスケーティングをチェックしやすい。クラシック音楽という形がきちっとした中で自分の味を出すのは難しい」と試行錯誤を重ねる。 スケートでは常に新たな挑戦に取り組む羽生だが、「私生活は全然チャレンジしていない」と笑う。スケート以外の時間は早大の通信制で学ぶほか、食事やリラックスに費やすという。食事は母・由美さんが栄養を考えて作り、外食は年に2~32位回程度だ。 咋季はグランプリシリーズ中国大会の練習中に他選手と激突するアクシデントや、尿膜管遺残症の手術を受けるなど、困難も重なった。その逆境を経たことで「自分の気持ちやストレス、練習法をマネジメントする能力はついた」と成長も実感している。今季は世界選手権(来年3月、米ボストン)で2年ぶりの王座奪還が懸かる。さらに18年の平昌五輪での連覇へ視線を向けている。「『絶対に銀メダル』と思っていることはソチも平昌も変わらない」。トロントから、さらに大きく飛躍を遂げようとしている。