初めての4大陸でいきなり銀メダルを獲得したんですよね。
4大陸選手権の初代チャンピオンは、日本が誇る元祖4回転ジャンパー、本田武史君でしたね。懐かしいわー!
今や彼も、「本田先生」ですものね。
さて、結弦さんですが、4大陸以前にGPSですもうシニアの厳しさを実感していたそうです。
多分他の人より期間は短かったと思うけれど、かなり濃密な時間を過ごしたとか。
濃密って…どんな時間だったのでしょうね?
シニアの初戦は、なんとNHK杯。
(うわー!今年、チケット取れてません~(T_T))
名古屋のシニアの公式戦で、初のクワドを降りました。
それで、
Y「悪い意味で言えば、調子に乗りました。」
Y「ああ、4回転跳べんじゃん!て。」
当時の4回転は今の4Loより確率が低く、(言いたくないけど、かなり低いわー!)1カ月やって何本跳べるかという状態だったとか。
Y「それを、決めちゃったんですよ。そしたらちょっと、そのなんか練習に対する気持ちだとかそういうのもまたなんか変わって来ちゃって、で、次の試合、良くなくて、で、ああやっぱり、これがシニアの難しさなんだみたいな…。事を感じて、また更に練習してても跳べなくて、って言うのを繰り返して、最終的にはあの4大陸…って感じでした。」
Y「4大陸は嬉しかったですね。」
Y「もちろんその、さっき言った様に…、あのー…。ま、4回転跳べたという意味では、調子乗るまでは、そのNHK杯までのその過信みたいなものまではならなかったかも知れないですけれども、やっぱり、あ、今シーズン頑張って来て良かったなというか、これで報われたなって。じゃあ来シーズンもっと上行けるな、みたいな。」
Y(ちょっとづつでも成長して行くという)気持ちは、ありました。」
自分がもっと上を目指さなくてはという、一つのきっかけになった試合だったんですね。
K「じゃあそのまあ、じゃあぜーんぶを考えて、一番印象に残った試合っていうのはどれなん?」
結弦さん、しばし悩む?
「や、オリンピックかって言われたらそんなこと無いんですよね~。」
え、違うんだー。
「良い意味で考えたらー…。やっぱり僕が初めて出た、全日本ノービス、とかですかねえ。」
K「その頃はまだ…。」
Y「こうゆう感じの、こうゆう感じの…!」
二人して何をやってるんですか、このヒト達は?
要するに、きのこ頭、失礼、キューティクルさらっさら、おしゃれなマッシュルームカットのお話?
Y「僕初めて全日本ノービス出て、そん時、めちゃくちゃわくわくしてたんですよ!もう緊張なんかしなかったんですよ!もう試合が楽しくて楽しくて仕方無くて、でー、その頃の練習量もスゴかったので、もう、ミスる、ミスをするという気配すら感じなかったですし、その…小学校4年生ですよ?小学校4年生ながらに、絶対勝てると思ってたんですよね。
その時まだ6.0方式なんですけれどもー、あのー……。
その、試合、それこそ世界世界権だとかグランプリだとかそういうものを見てて、5点台っていうのは~、その選手達が出してる得点だったんですよね。
ただ僕、その試合でプレゼンテーション(笑)、プレゼンテーションで、5.2が1人だけ出てたんですよ!」
プレゼンテーションって、懐かしいわー!
でも、ISUの今の採点方式ってまだ歴史が浅いんですよね~。
結弦さんがおチビさんの頃はまだ、6.0方式が生きてたんですよね~(;゜0゜)
☆6.0方式が解らない方は、大分前ですが、遡って探してみると解説記事を書いているので、良かったら参考までにご一読下さい。
めちゃくちゃ嬉しかったという結弦さん。
Y「びっくりして、あ、オレ世界選手権で戦えるーとかってちょっと思ってたんですよ、その時!」
自分でもおかしくてしょうがないって感じ。
面白そうに笑う結弦さん。無邪気なとこもまだまだあるのね😏
子供の頃から色々考えていた結弦さん。結構想像力豊かで、ちょっと妄想、いえ空想癖があったかな?
小学校から人生設計が変わっていなくて、しかも、今のところは計画通りに人生を歩んでいるというじゃありませんか!!マジ?!( ̄□ ̄;)
Y「僕、ソルトレイクのオリンピック?を見た時に絶対金メダル獲ってやる‼️って思ったんですけども、それが、僕、7歳とかなんですね。もうその時からずっと思ってましたね!
19歳の時のオリンピックで優勝して、でー、も一回オリンピック出て、も一回優勝する。ーって言うのが、僕の今までの人生経験、人生設計で、絶対に、次のオリンピック、2回、2回獲って、2回獲ったらそれはもう、伝説的になるから、もうその時からずっと思ってましたね!」
K「やっぱアレやわ、変やわ。」
Y「変ですね~。」
自覚はあるんですね( ̄▽ ̄)
それにしたって、「19歳のオリンピックで金メダルを獲る」って、人生設計に組み込む時点で大分おかしいって!
その上それを狂い無く実現させてるところがコワ過ぎる~Σ(=°ω°=;ノ)ノ
「絶対金メダル、獲れると思ってなかったんですよ。獲れるとか獲れないとかじゃなくて、獲ってやる❗️っていう気持ちが誰よりもあったと思います。」
うん、言わなくてもお顔に出るのでよっく分かっておりました。
K「平昌、そりゃ狙うよね~。」
Y「狙いますね。」
「狙わないと意味が無いですね。だってそれが今スケートやってる、一番の大きな理由がそうなんで。」
王子、淡々とスゴイ事を口にしているという自覚はおありですか?
やっとエピソード2終わりました。
なんとかエピソード3に間に合った~(≧∇≦)
綱渡り的自転車操業ですわ;^_^A
次回は「花になれ」のお話などがあるようですね。楽しみです💖
ちなみに、サイン入りオリジナルステッカープレゼントの応募は、10/5が〆切です。お忘れ無く~!