字数制限が怖くてブツ切りになってます。読みにくくてすいません。(´д`lll)


割と過去を引きずりやすいという結弦さん。




「パリの散歩道」で3回程ノーミスの演技が出来た。その後なぜか急に(ジャンプが)跳べなくなった時期があった。
前の試合で跳べたから大丈夫。このプログラムは跳べるから大丈夫。
そう自分に言い聞かせて緊張を紛らわせることもある。
でも、それ(過去)に引きずられてはいけない。もっと自分の今の演技に集中しなくてはダメだ。オリンピックの時に、それを強く感じたそうです。


K        「ちょっとなんか、深いなあ。」
            「深いなあの一言で済ますのは悪いけど…。」

ケンジ先生としても、自分が経験したことのない事に対してテキトーなことは言えないのでしょうね。
言葉にするとどうしても薄っぺらになったり、ぴたりとはまる言葉が見つからずもどかしい思いをすることはままある事です。
伝える事の難しさを知る者同士だからこそ、こんな会話もありでしょうか。

何か言おうとして、ケンジ先生頑張ってみましたがやっぱり

「オレは何も言えない。」




Y        「それかーい!」

王子、こんなツッコミもお出来になるんですね。何処で覚えて来たんだか^^;

ケンジ先生、やっぱりトップでいるということの意味を知っているからこそ、上のいることの大変さをわかっているからこそ、軽々しいことは言えないんですね。


オリンピック金メダリストとして臨んだシーズンは、さぞかしキツかった事でしょう。
事あるごとに、「オリンピックチャンピオンらしい演技を」とか「オリンピックチャンピオンの称号を背負える強い人にならなければ」といった発言を繰り返す結弦さんを見て、痛々しく思ったことを思い出します。
プレッシャー、ハンパなかったですよね。19歳になったばかりの、まだ少年から抜け出し切らない半分子供みたいな男の子。それでなくても色々なものを背負ってましたからね。

シーズン初戦のフィン杯を筋筋膜性腰痛症でキャンセルし、思うような練習もままならず、練習不足のまま臨んだGPS。
メンタル、フィジカル双方に不安を抱えて臨んだCOC。
ショートはやはり、プレッシャーに押しつぶされるようだった。
病み上がりで体調がすぐれない上に、怪我による練習不足を分かった上で、誰もが大きな期待を寄せていましたし、本人にもそれは嫌と言う程伝わっていたはず。

オリンピック前のGPFで優勝し、オリンピック金メダリストになって臨んだワールドで初優勝。いわば、フィギュアスケートグランドスラム制覇。そのことに拘りを持っていて囚われ過ぎていたし、囚われていること自体にも罪悪感があった。

「もちろん、その試合試合で勝ちたいとは思うんですけれども、勝てば勝つ程、そのー、追われる立場って言うことを意識するので、そこがまた難しいところなのかなと、去年、思いました。」

プレッシャーは嫌いじゃない。
課題大好き。
先輩、負けないっすよ!
王者になる。まず口にしてからガーっと追いつけばいい。

いつだって強気な発言で、自分を鼓舞して来た結弦さん。
やっぱり本当は感受性が強くてセンシティブな人なんです。


「なんか、多分これは僕自身しか経験出来てない事だと思いますし、それはやっぱり、やっぱり4年に一編のその舞台で金メダルを取るっていうのは、やっぱり並大抵な、その~、なんて言うか、プレッシャーではないと思うんですよね。
その大会もだし、オリンピックっていうのもだし、そのあとこれからずっと続く称号なので、それとどうやって向き合って行くかっていうのは多分、これからの自分の一番の課題かなって思います。」
言葉を選んで、丁寧に丁寧に話す結弦さん。

「オリンピック金メダリスト」の称号は、一生付いて回るもの。
一生背負うもの。
重い重い責任が、漏れ無く付いて来ますね。


結弦さんはあまりにも強くなり過ぎて、「勝って当たり前」の人になってしまった。
3月のワールドの時も強く感じた事ですが。

女子シングルで銀メダルに輝いた宮原知子ちゃん。
みんな声を揃えて「おめでとう!」って言っていましたよね。私もテレビの前で拍手喝采、すごーい!さっとんちゃんすごーい!って、喜んでました。
世界で2番だよ!あの小柄な身体で、厳しいトレーニングを積んで、そうしてあのリーザやGGちゃんと互角に戦って、銀メダル!
報道もお祝いムード満点でした。

一方、男子シングル銀メダルを獲得した結弦さん。
報道もなんか変でした。
惜しくも銀!とかね。
ハビと本当に僅差でしたから、惜しい!とは思いますが、でも、さっとんちゃんとの扱いの違いが…。

連覇逃す!とかね、なんなの?
あの局面で、COCの件でばかばか叩かれながら滅茶苦茶頑張って、GPF日本人初連覇して、休む間も無く全日本で3連覇達成。病気の痛みと戦いながら、ファイナルも全日本もタイトルを守り、世界ランキングも守った。

筋膜にメスを入れて、安静を強いられて、ストレスや焦りに耐えて耐えて掴んだ銀メダル。もっと褒めてあげてよ!喜んであげてよ!本人が一番悔しいんだからね!日本中の人に「残念だったね、惜しかったね」なんて言われたくない!切ない思いをたくさんしたでしょう。


また脱線してしまった~( ̄O ̄;)
軌道修正!


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「なんかあったら連絡して!」というケンジ先生の言葉は、同じ世界に身を置いていたからこそ、その過酷さを知っているというリアリティーがあり、胸に迫る暖かさがあります。
さりげなく「こういう(耳にイヤフォンを入れる仕草をしながら)話しとかもあるから。」と、結弦さんの好きな物の話題を出して、笑顔を引き出してくれました。





無良君もイヤフォンがお好きなようですが、ケンジ先生もマニア?
(お写真お借りしてます。)





イヤフォンのお話になると、嬉しそうで、無邪気な笑顔になれるんだー💖


K        「たまーに楽にならないと。リラックスしないと~!」

            「(集中するのは良いけれど)これってイコール、視野が狭くなってしまうことがあるから。」


説得力あるお言葉を、黙って頷きながら聞いていた結弦さん。
何を言うかと思えば、

「(スケート一途なイメージがあるようだけれど)意外とそんなんでもないんですよ。😄」


ケンジ先生のシリアスなアドバイスが……。
ケンジ先生に対してS度高い?


普段はスケートの話しはしないんですね。
イヤフォンの話しと音楽の話ししかしない、みたいな?


何事にもトコトンはまるタイプ。
一つはまると他が手につかなくなる。

この収録の頃は、ケン玉にはまってたんですね。


アイスショーの控え室がやたら静かで、ケン玉のカチカチいう音しかしなかったって、なんかシュール。
みんな結弦さんにつられて、にわかケン玉マニアになってたんですよね。
山本草太君も、結弦さんと並んでやってましたっけ。微笑ましいわー^_^





というわけで、エピソード1がやっと終了~(^。^)



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抽選で3人って、少なすぎるー(´・_・`)