なかなかアップ出来ないまま溜まってしまった。。。
本の備忘録✧︎.+*:゚+。
☆「あひる」今村夏子 作
優しく平坦な文章でかかれている3つの物語
「あひる」「おばあちゃんの家」「森の兄弟」
短く読みやすい物語なのに、読み進めていくのが怖くなる。
それは、心の中の隅に揺れる
普段はみないみえない事にしている、無垢な心が発する違和感を刺激するからなのかもしれない。
足元から世界が不安定に揺れ出すような
まるでおそろしいグリム童話にも通ずる感覚。
☆「あずかりやさん 彼女の青い鳥 」 大山淳子
大山淳子さんの「あずかりやさん」シリーズ3作目。
1日100円でなんでも預かります。店主の盲目の桐島くんともの達との物語。そしてもの達を通して出会う人々との物語。
大好きなシリーズ♡ほっとできる世界
☆「なくしたものたちの国」角田光代
いつのまにかなくなったもの、というのが、人生にはたくさんある。たとえば、赤ん坊のときに好きだったぬいぐるみ。水玉模様のかさ。初めてできた友だち。恋とは気づけなかった幼くてまばゆい初恋。。
角田さんの文調は 私にとって潜在意識に誘導する誘導瞑想の導き手のように 本を読みながら 意識が 本を読んでいる自分と それに刺激されて 自身の過去や潜在意識にまでアクセスしているような感覚におちいり 次元酔い?のように意識がとびまわり 酔ってるみたいな感覚になってしまう本でした。
※個人的感覚です(´ω`)
☆「わたしのすきなもの」福岡伸一
大好きな福岡伸一さんの「わたしのすきなもの」
福岡ハカセのすきなもの。昆虫や化石や文房具などが写真と一緒に語られているエッセイ。数々の著書の中でも出てくる福岡ハカセの好きなものが並べられています。
☕とともに。
☆「かばいばあちゃん えがおで生きんしゃい」
島田洋七
「佐賀のがばいばあちゃん」の続編。
島田洋七さんのかばいばあちゃん 前向きで元気で愛情深くたくましいかばいばあちゃん。
☆「桐島、部活やめるってよ」朝井リョウ
映画にもなった作品。オムニバス形式でそれぞれの登場人物を通してものがが進められる。
なんでもそこそこできる野球部の宏樹
ヒーロー的存在のバスケ部のキャプテン桐島が部活をやめた
そして、映画部の前田くん
10代のころの浮遊感、焦り、ヒーローにもなりきれず、ただただ何かに熱中も出来ていない。なんでも上手くできるけれども、どこかに空虚感と焦りをもつ宏樹が
前田くんの笑顔に 光をみる。。