「ドリトル先生航海記 」訳 福岡伸一 | ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

ஐLa vie‪ஐ‬とはフランス語で命・人生 の意味です。

✧*。この世界で出逢ってくれて、ありがとう大好きだよ✧*

日々の“ありがとう”と“”大好き”を綴るブログです。


*私の本棚〜絵本・児童書〜* 

「ドリトル先生航海記」
             ヒュー・ロフティング(作)
                福岡伸一 (訳)

懐かしのドリトル先生航海記の福岡伸一訳です。



動物の言葉が話せる博物学者ドリトル先生とスタビンズ少年の冒険物語

登場人物 
ドリトル先生
スタビンズ少年
オウムのポリネシア
犬のジップ
家政婦のアヒルのダブダブ
チンパンジーのチーチー

バンポ王子


       
福岡伸一といえば“動的平衡”を提唱している生物学者 そしてフェルメールオタクが高じて本まで出しちゃった奇特な方

そしてこちらなんと
少年の頃この本と出会って以来、ずっとスタビンズ少年になりたかった。そしてドリトル先生のような博物学者(ナチュラリスト)になろうと決めた
そんなヒュー・ロフティングを拝してやまない福岡博士が新訳した「ドリトル先生航海記」です。





ドリトル先生を追って舞台となったであろう場所を探しイギリス西部のブリストルでスタビンズ君の描かれた挿絵そっくりの場所を見つけ
スタビンズくんと同じように足をぶらぶらさせる福岡博士
(写真は「ナチュラリスト〜生命を愛でる人〜」   福岡伸一著より)


もちろん小学生の時に自分をヒュー・ロフティングの世界へ誘ってくれた 偉大な井伏鱒二さんの名訳がある以上これはとても無謀な試みであるとわかった上での新訳であるのですが(あとがきより)

ドリトル先生の物語は、後に、黒人やインディアンに対する差別的な文言が含まれるとされ、改変や削除が加えられました。
しかし動物たちによる風刺や軽口のたぐいはあっても、ドリトル先生の物語の通奏低音にあるのは、すべての物事に対するドリトル先生の公平さであり、通読すればそれはおのずとわかることです。


出来るだけヒュー・ロフティングの原作に忠実であることを期すため、底本として初版と言ってよい1922年発行のジョナサン・キイプ版を基に翻訳を進め 可能な限り平明に、自然な流れを保って、端正に、やさしく訳すことを心がけたそうです。
(あとがきより)




自身を今に導いてくれた本に
一緒に名前を連ねる

なんとも幸福な運命を手にされた方!

そんな福岡博士による新訳
「ドリトル先生航海記」

子供にも大人にも大切なものが優しく詰め込まれた物語。


子供のころにドリトル先生のような大人にたくさん出会えますように
もちろん大人も💛