心のうるおい。
気づいたときには
けっこう手遅れなもの。
どんどんどんどん
好きになっているわけです。
怖いですね。恐ろしいですね。
あたりまえのように
片時も肌身離さず、
その気持ちを大切にしまいこんで、
自分の中で美化して、
膨らませて磨いていく。
僕らの想像なんて、
いつもほとんどが外れてるはずなのに、
そんな現実さえも横目に、
妄想への一途をたどってしまうわけですね。
そりゃ、盲目、猛進。
理想に近い、ひとかけらひとかけらを摘むんで、
その人らしさとか、その人自身が見えなくなる。
本当のその人の魅力なり素質なりを見ずに、
体裁とか、対面のためだけに選ぶようになったりして、
自ずと自分もひからびていくんです。
うるおいたっぷりの気持ちを、
自分に、大切な人に、与えなければ。
注がなければ、枯れちゃいますよ。明日にでも。
もしかしたら、美化してるかもしれまてん
ちゃんと本物のその人を見たいな。