という本を買いました~
あたしの大好きな吉井春樹さんと、
内藤みかさんとのコラボ詩集です★★
吉井さんの詩集は全部持ってます
彼の書く言葉はいつもあたしの心に突き刺さります。
吉井さん独特の言い回しとか。。。。。
気に入った詩をいくつか紹介
◆負われ終われ。
始めるためには、
終わらせなきゃ
なりません。
泣き叫んで
泣き疲れて
泣き止んで
君を終える。
悔しいけど、
悲しいけど、
淋しいけど。
君をちゃんと
終わらせなきゃ。
さて。
◆感謝したいけど。
別れを、
悲しむより、
出会いに
感謝したい。
・・・、
おもて向きでは、
そう振る舞えるのに、
ココロの奥で葛藤を。
こんなに
苦しいくらいなら、
こんなに
切なくなるのなら。
出会わせてくれた
運命なんて、
捨ててしまえば
よかった。
◆大丈夫でも、じゃなくても。
大丈夫って
強がる必要も
今はなくなったので
大丈夫じゃないことを
まざまざと自分に
言い聞かせて
そのまま眠る。
◆探してしまう。
視線がいく。
君かと思って。
こんな場所に
いるはずもないのに、
もしかしてって、
また振り返って
確認したら
違う誰かで。
変にドギマギした
気持ちになって
その場から逃げたくなる。
◆≦現在。
あの頃より、
今がいい。
そんな風に
思える今を、
いつになったら
手にできるだろ。
◆呼んでいます。
心の中で君を
呼んでしまう。
かなしいときも、
たのしいときも。
もしかしたら
届くかもしれない、
ささやかな
思いを秘めつつ。
◆会いたくない。
もう会えないから、
また会いたくなる。
でも会いたくない。
どっちも真実。
◆please take more
もういちど
チャンスがほしい
もういじわるをしない
もうジラしたりしない
だから
かみさま
あれは
リハーサルだったんだよ
って言って
ハイ本番いきますよ
って言って
大丈夫ですよ、
何度でも
撮り直しできますよ
って言って
そしたら私
「もう一度おねがいしまーす」
って、
彼に笑いかけるから。
今度は
ちゃんとあなたと笑える
あなたにありがとう
って伝える
あなたにごめんね
って言える
まわりくどい言葉を
全部捨てたかった
ほんとに大切なコトバだけを
あなたに届けたかった
私はドジだから
失敗ばかり
もう取り返しのつかない
失敗ばかり
ほんとに言いたいことは
一度も言えなかった
あなたを
ほんとに
好きだった
のに。
◆未来にいない、君と僕と。
人を好きになる。
そんな
あたり前のことが
こんなにも
難しくて
苦しいなんて。
強がっては
見せられるけど
人を好きになるのが
すこし怖いのです。
本気になれば
本気になるほど
失ったときの
虚しさや淋しさを
知ってしまったから。
◆次にいけない
他の男の人に
なんでも
好きなものを食べて
と言われました。
あなたと一緒だったら
もっとおいしいのに
なんでも歌いたい曲を
リクエストして
と言われました
あなたと一緒に
カラオケできたら
もっと楽しいのに
なんでも言ってよ、と
その人は私を
気に入ってくれています
好きになっちゃいそうだ
もう好きに
なっちゃってるんだと思う
そう言われました
素直じゃないんだね
もっと
くっついていいんだよ
彼が私に近づいてきます
こんなに
愛してくれる人が
こんなに
尽くしてくれる人が
あなたじゃないなんて
◆手放さなければ。
なかなか
身動きとれません。
なぜ、
先に進めないのか。
それは、
終わってない
からなのですね。
新しいものを
始めるまえに、
古いものを
終わらせなければ、
つくづく、
どうにもこうにも
ならないのです。
きれいに
言うなら一途。
でもまあ、
単なる不器用。
あれこれ
同時に進めるのは、
そのあれこれを
続けざまに
つぶしちゃう原因。
選択肢を
増やしたつもりが、
限りなく
逃げ道すらも
行き止まりに
させちゃうのですね。
やっぱり、
時間がかかってもいい。
少しずつ
ゆっくりと
ひとつひとつ、
終わらせてから、
始めたいものです
◆ひとりのままです
なんどもなんども
恋というクルマに
のりそびれて
ひとりであるいています
ちがうだれかを
すきになれませんでした
じぶんにうそを
つけませんでした
ちがうだれかを
すきになれませんでした
あなたを
好きなままで
いるのでしょうか
◆君という傷。
逃げてばかりも
かっこわるい。
傷つかない
人生なんて、
ありっこないから。
小さな傷から、
学べることは
たくさんあります。
大きな傷に
なるまえに、
たとえ少し
傷ついたとしても、
今は受け入れて
みるべきじゃないかな。
君という傷を。
いくつか、どころじゃなく、気に入ったの全部載せました。