2014年に秩父札所巡りをした時のお話です
1番から順番に載せさせて頂きます
札所22番 童子堂(どうじどう)さん
秩父市寺尾にあります
ご本尊様は
聖観世音菩薩さま
21番 観音寺さんから約1.5㎞のところにあります
童子堂さんは永福寺さんとも言います
向かっていくと途中入り口の角に
お地蔵さんがいらっしゃいます
安政4年(1857年)と記されています
パンフレットとかにも良く載っています
このとき写真は撮りそびれてしまったのです
次回行ったら撮って来たいと思います
進んでいくと
珍しい茅葺の仁王門が見えてきます
中にはつぶらな瞳の仁王様がいらっしゃいます
童子堂の名前がピッタリなカンジです
童子堂は正方形のお堂です
外側に多くの彫刻があります
風神・雷神・迦陵頻伽などが彫られています
極彩色に彩られた江戸中期の建築です
内部も色取りされていて
中央の須弥壇に宮殿厨子があって
弘法大師さま作のご本尊さま
聖観世音菩薩さまがいらっしゃいます
寺伝によると
淳和天皇の弟伊予親王の菩提を弔うために
大同2年(807年)遍照僧正が
この地の領主に堂宇を建立させて
聖観世音菩薩さまを安置したのが始まりと言われています
その後、延喜15年(915年)天然痘が流行したときに
山奥にあったお堂を北川に移して
病気平癒を祈願したらご利益があったそうです
それ以降
病気の子はこちらにお参りして救われるようになり
童子堂と呼ばれるようになりました
元禄14年(1701年)に建立された堂宇が
明治43年北川の地から荒川西岸の風坂へ移され
大正の末に現在の場所に移築されたそうです
秩父昔話~
昔、讃岐の国に金持ちの農民がいました
そこへお腹の空いた旅の僧がやって来て
食べ物の施しを頼みました
その金持ちの農民は
施しをしないで口汚く罵ったそうです
(一体なんて言ったのですかね)
旅の僧はお米を買って器に入れて犬を呼びました
すると
農民の子どもが出てきて犬の姿に変わって
器のごはんを食べ始めました
驚いた農民は僧にすがって謝ったのですが
僧は「因果応報」を説いて姿を消してしまいました
困った農民は
犬になった我が子を連れて
百観音巡礼の旅に出ました
この童子堂にたどり着いて祈願していると
子どもは人間の姿に戻ったそうです
童子堂さんのご詠歌はこちら
ごくらくを ここにみつけて わらうだう
のとのよまでも たのもしきかな
御朱印です
童子堂
〒368-0056
秩父市寺尾3600
TEL0494-23-9989
こちらもご覧いただくと分かりやすいと思います
併せて秩父のご紹介
黒澤様ありがとうございます
このブログを書くにあたって
やさしいみんなの秩父学
秩父観音巡礼
を参照させて頂いています
詳しく知りたい方はこちらも読んでみてはいかがでしょう
御朱印帳はこちら
1番13番でも購入できますよ
今回もご覧いただきありがとうございます
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カミュくんも福ちゃんも
生んでないけど私の子だよ
次にお参りするときは
一緒に行こうね
幸せな犬と猫と動物と家族が増えますように
このシリーズのお話はこちらです↓
12.秩父札所巡り2014(野坂寺)
13.秩父札所巡り2014(慈眼寺)
16.秩父札所巡り2014(西光寺)
17.秩父札所巡り2014(定林寺)
19.秩父札所巡り2014(竜石寺)
20.秩父札所巡り2014(岩之上堂)
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