お花見行った?行く?【投稿で現金1万円が当たる!】
ブログネタ:お花見行った?行く?【投稿で現金1万円が当たる!】
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もう東京では、桜が咲いたみたいですね!!こちらは数日前に謎の寒さがあったような。。。雪


私、桜が花の中で一番好きなのでわくわくしていますブーケ2


高校のとき、授業中に窓の外を桜の花びらが舞い上がってみんな思わず歓声をあげたのが懐かしい黄色い花


しかし・・・私ここしばらくお花見してなくないか(・・;)


・・・考えた限り高校の弓道部のお花見が最後のような・・・あれ?大学のサークルどうした・・・


・・・二年くらい連続でこの時期に入院&震災(((( ;°Д°))))






・・・ま、まぁでもあれですよね。桜の下でお昼食べたりしたし・・・今いるこの図書室の下も桜並木だし・・・寂しくなんかしょぼん


そういや家の近くの桜でコスプレをするという暴挙も・・・(;^_^A


そんな私ですが、今年はちゃーんとお花見の予定がありますぅ!!笑


関わっている精神障がい者の当事者会でお花見コスモスがしたいという話がでてめちゃ張り切っています合格・・・たまに私がセーブをかけられ申し訳ない←


安定期の方々ですがお酒はタブーだったり少し制約はありますが、私はそれでもみんなと桜が見れるのが楽しみです音譜なによりみなさん知識人だからいろんな経験談や豆知識きけるんですよね(o^-')b毎回日本人度が上がりますアップ

桜といえば、桜のアクセサリーを路上で売っているお兄さんもそろそろ北上の準備を始めたのかなはてなマーク


毎年可愛い桜のアクセサリーが見れて、偶然発見注意できるとなぜか花見気分になります桜


桜を追って旅をするって大変だろうけど羨ましいなぁ(‐^▽^‐)




あとあと、毎年恒例プチ花見桜


山形の啓翁桜は冬に咲く桜。早く咲くので毎年とりよせたり帰りに花屋さんで花束になっているのを買います!!


今年もばっちり、一足速く食卓を春にしてくれましたラブラブ




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それから、今年はマジック桜なるものも購入音譜もこもこ育って可愛いですよ!!




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・・・上のは、私が目を離したら悲劇が起こりこんなことになりましたがシラー


大きいサイズを注文したので週末にもう一度チャレンジして、見事に咲かせて見せますひらめき電球


贈り物にも人気ですよねラブラブ


それにしても、こんなに人の心を掴んでやまない桜が羨ましかったり星空


散り際の儚さすらきれいですからね・・・キラキラ


今年は、いつもより余裕を持って桜を見たいなと思っています桜


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春になると気分は上がる?下がる?【投稿で現金1万円が当たる!】ブログネタ:春になると気分は上がる?下がる?【投稿で現金1万円が当たる!】 参加中


昨日…研究所の年度内の研究員としての仕事が終わりましたキラキラキラキラ
年明けあたりからは色々制度の変更やら予算やら大人の事情(笑)でとにかく入れるだけ入って!!と…まさか統計処理専門のはずが…宛名書きにひたすらDVDむいてやいてパッケージしたり、名簿作ったり、ファックを1日ひたすら送ったり…事務職を極めたねと言われましたガーンあせるあせる
この春の変化の時期は毎年報告書が忙しくなるので…先輩と色々話ながらそんな春キラキラ桜キラキラを感じていました(笑)真面目に就活も始めたいし、終わりが遅くて動きようがないと不安しょぼんハートブレイクになったり春…憂鬱すぎるダウンダウンと少しテンション下がっていました((((;゜Д゜)))
元々季節としては桜桜も咲いて大好きな春ですが…変化が大嫌いな私にとって辛い季節でもありますしょぼんしょぼん

そして…締め括りに最大のボケを!!と約束した私は…パーカーの下にふなごろーTシャツを着ていきましたワンピース
これが…最先端ふなごろーファッションだキラキラ晴れキラキラ


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…最後にパーカーを開いて挨拶に回ったのですが…なんだろ受け入れられた(爆)と言うか
「や、シャル(とある教授は私をシャルと呼ぶパー)普通に似合っててネタかわからんかったひらめき電球笑」
あ…(-ロ-;)
どうやら、これ…私の通常運営だったみたいと気がついてしまった瞬間でしたショック!汗
でも忙しく毎日辛かった職員さんに少しでも笑ってい
ただけたのは嬉しかったですニコニコキラキラキラキラ

それから研究室の掃除に当事者会の引っ越しと三ヶ所バタバタと回った昨日でしたが…終わってしまったら本当に寂しい雪ダウン
まだ私は研究生を選んだので、来年度も変わらず関わるところはあるのですが…感慨深いです(>_<)
すぐにハローワークに行くと決めていた今日ですが…少しぽけっとして…引っ越しの音やらを聞きながら春を感じていました(m'□'m)
春だなぁ…
何人見送ったろ←
また何人くるかなぁ…
今年の後輩にしてあげられなかった後悔だけは繰り返さないようにしなきゃ!!

少しセンチメンタルダウン
でも…ちょっと気分をあげていきたいと思いますアップアップ笑顔でにひひ
今年の流行りは大好きなふなっしーカラーらしいしキラキラふなっしーみたいに←
新しい春キラキラ桜キラキラに宜しくお願いしますアップアップ






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終わってほ<br />しくないドラマブログネタ:終わってほしくないドラマ 参加中


自他共に認める?ドラマハンターな私だったのですが…最近、生活時間が微妙にズレていてすっかりドラマを見逃していて…クールが変わったことすら気がついてなかったΩÅΩ;
え??
気がついたら…なんだか最終回の嵐!!!!!!
なんたる不覚…と思いながらも所々見ながら面白いキラキラと思ったのも多かったですクローバーニコニコクローバー

デートは、本当にうつらうつらしながら見て…最初なんだこの長台詞!?と驚いたのですが…面白いことに気がついてしまったニコニコラブラブ
この恋愛観って新しいNEWそして不器用さが可愛いブーケ1と思ってしまい…これは終わって欲しくないです!!

残念な夫もどうなる!?と気になるとこ&あー、ありそう!!という展開で面白いですねヒヨコ意外と考えさせられています(。・ω・。)

そしてゴーストライター…すでに終わってしまったのですが、大事な部分を見逃しつつ最終回はしっかりニコニコチョキ久しぶりにスゴく綺麗にまとまって…スッキリした気分になりました!!(作家になりたかった私は最初は見る気満々だったのですよガーンあせるあせる)この状況を産み出した編集を二人が無視してパーティー会場へと入るシーンはかっこよかったキラキラキラキラで…そこで終わらずに、「私が読んで感想が一番欲しいのはあなた」となって…あぁ、全員がまとまって終わったと思うと面白かったですね(>_<)

で…これまたさっき終わったセカンド・ラブ…亀梨くんファンドキドキハートドキドキの私が見ないはずかない注意と思いきや実は二話目あたりで挫折しましたガーンあせる
何故なら…亀梨くんちょっとイチャイチャシーン多すぎで( ̄ロ ̄;)羨ましい←そして途中また抜けて先ほどの
「10ヶ月思い続けた」
にきゅんドキドキとしました(笑)で、多分これ配属先で出会うと思ったら当たった(笑)うーん(-_-)゛
カッコいいでも…ある意味ファンには辛いしょぼん波

でもこれらはいつかまとめて見たいですねニコニコ
そして時間がズレた私が見れていて終わってほしくないツボ一番が…最近ネタにしていた「お兄ちゃん、ガチャ」ですニコニコラブラブ
ブラコンな私には理想の世界(m'□'m)ガチャガチャしたいードキドキドキドキ
ちょっとメイちゃんの執事チックな部分もありますが…イケメンだけじゃなく吹き出すようなお兄ちゃんが出てきたり、シビアにバイバイパーしょぼんされたり…毎回笑わせていただいています!!挿入歌もツボなんですが…着メロ携帯音符にはならないのか!?
最後お兄ちゃんとなるのかとか色々気になりますが…まだ色々なパターンのお兄ちゃんが見たいので、続いて欲しいドラマですニコニコラブラブ

さてさて…次のクールはどうなるのか…そして、誰か私にKAT-TUN全員でのドラマを書かせてください(爆)前のCMの愛はKAT-TUNみたいなテイストでもちょっとブラッディ・マンディとか推理ものでも…なんでも対応しますので、是非!!←どこに頼んでるんだか( ̄ロ ̄;)

~もしも「お兄ちゃん、ガチャ」から涼風メンバーがでてきたら~

月曜日深夜(火曜日というべきなのかな?)に放送されている「お兄ちゃん、ガチャ」を見ていて…ガチャガチャしたぃ、したぃと叫んでおります涼風女性陣一同が…真夜中のテンションで妄想しただけのお話しです。
本編ドラマとはなんの関係もありませんので、ファンの方々どうか怒らないでくださいね…しかしこのドラマ面白いので是非とも興味の沸いた方は見ていただきたい作品です。
ガチャガチャ!

「あぁ…いいなぁ…お兄ちゃんガチャ、ひきたいよぉ~!記憶がないってことは私の長年にわたる野望の亀梨和也様がお兄ちゃんになるの展開があり得る設定じゃないですか!」

「あ、その野望、今年も貫いてたんだ~しかし、それは最早全財産注ぎ込んでも無理じゃない?」

「そうですね…七海ちゃんがガチャを回した場合…。」

~想像~

「わ、私のお兄ちゃんになってくれませんか!?」

「なってくれませんか?…違うだろ?お前はずっと前から、俺の妹だ。」

上半身裸の長身お兄ちゃんによるいきなりの壁ドン。更に、とりあえずと出した食事を美味しいと食べる姿や強引かと思えば、優しく頭を撫でたりする押しに流されそのまま契約するも…。

「宿題がわからない?わかるまでお兄ちゃんが手取り足取り教えてやるよ…分かるまで罰ゲーム付きで。」「洋服はもっとふりふりの方が似合うな…お兄ちゃんが買ってきてやるよ。」
「具合悪いんじゃないのか…誤魔化しても分かる、すぐ行くから。遠い?どんなに遠くても行く。」
「なな…17分もゲーセンで何してるのかな?」
「…ふむ、いいか?嫌いでも肉も食べような、はい、あーん。」
「ほら、お風呂入るぞ、ばんざーぃ…何抵抗してんの?」

~~

「と言った感じじゃないでしょうか…あら?なんででしょうか…七海ちゃんが震えてます?」

「デジャブ!?スッゴィ何かを思い出しますよ!というかそれ初期の咲也兄さんそのままじゃないですか!?」

「つーまーり、七海はとっくの昔にガチャっていたわけよ。ちなみに契約まで済みなわけ!」

「くっ…なら亜水弥お姉ちゃんならきっとこうですよ!」

~想像~

「…あんたがあたしのお兄ちゃんなわけ?」

「…僕と契約して、最高の幼女妹キャラになってよ!」

白衣に手にパペット人形をはめた男が、無表情のままにパクパクと人形の口を動かす。

「…あたし…幼女じゃないんだけど?」

「…ツンデレもまた良し!…妹とは、時にはツンツンであるべきだ!!」

「だ~か~らぁ、話を聞け!」

「次は、デレる瞬間…ふ…妹の記念すべき初デレ…萌え!」

~~

「待て、七海…どうして往人を出してきた?そしてどうしてあたしが契約を迫られてる?」

「いえいえ、全て想像、イマジナリーですよ…それになんだかんだ亜水弥お姉ちゃんのツンデレは往人さん評価してますし!」

「…往人さんに…デレているところは見ていませんが…確かにそうですね。」

「その情報嬉しくない!ツンデレじゃない!即デリートするわ!」

「レアなのに?」

「確かにレアっぽぃけどね!!…こうなったら渚さんなら…」

~想像~

「君が…呼んでくれたのかな?」

「…呼んでません。大体お兄ちゃんなんていりません…お帰りください。」

「ちょ!?遥々沖縄から来たのにこの扱い!?さ…寒い…」

ヨロヨロと湯船に沈んでいく男性。

「…すいません…男性は苦手なので…」

と言いつつせめてもに、暖かいお湯をいれてあげる。
「優しい…やっぱり君が妹なんだね!!」

「…違います。」

お湯を水にチェンジして最大水圧まで蛇口をひねる。
「さ…寒い…寒い寒い寒いー!」

~~

「は…春樹さんがぁー!?まさかのお風呂で凍えてエンド!?」

「まず…私は、このガチャを回さないので大体あってますね…。」

「…や、何て言うかさ…自分達の身近?と言うかパートナーベースで考えてしまったのがそのものの間違いだったかも…なんて。」

確かに、トキメクはずの初対面なのに普段の関係性と何らかわりなかったのでした。

「えっと…なら誰ともパートナーを組んでいない人で…」
~想像~

「あなたが、私たちのお兄ちゃん?」

「せやで~、あ、出会いの記念写真撮らないあかんな!ほら、近寄って近寄って!これが兄妹の一歩や!スマイル、スマイル!これからはあんちゃんが、毎日可愛い妹たちの成長記録を撮っていくさかいな~!」
~~

「…暁羅さん…うーん、悪くないけど…悪くないけど暑苦しい初対面…。」

「そして…ルックスは年齢不詳プラス定番の和服に一眼レフ!」

「…それは改めて踏まえてみたら紛れもなく…変質者だわ。いつもそばにいたから忘れてたけど。」

「…でしたら…。」

~想像~

「あなたが、私たちのお兄ちゃん?」

「…興味…ない。」

「え?だって…」

「…関係…ない。」

~~

「会話終わった!?まさかのクール気取り時代の信也兄さん!…ただ一部の層には受けそうかも…。」

「これはなんと言うか…ここからいかに攻略するかは…萌えるね…。」

「でも、待って!そうなったら…」

~想像~

「あなたが、私たちのお兄ちゃん?」

「えっと…はじめましてっす!君たちが嫌じゃなかったら家族の一員にしてくれたら嬉しい…なんてはじめっから図々しいっすよね?認めてもらえるように、頑張るっすから!!」

捨てられた子犬のような目で見上げる。

「あ、あれ?もしかしてすでにテンション高すぎてウザかったっすか!」

水に濡れた髪の毛をぶるぶると振りながら、小首を傾げて…さらに見上げる。

~~

「…太陽さんは…反則なような気がしました…私でも無下にはしにくいです…。」

「これ、即藍音お姉ちゃんにお持ち帰りされそうなパターンだね。あ、でもこのパターンは?」

~想像~

「あなたたちが、私たちのお兄ちゃん?」

「へ、俺様たちが兄貴になってやるんだから光栄に思えよな、意地悪されたら助けてやる!」

「ひ…聖…あの、僕で良かったらたくさん頼ってくださってかまわないので…僕皆さんが大好きですから…なんでも頑張ります!」

「あ、雅人抜け駆けすんなよ!?俺だってお前らと雅人のこと…その、好きなんだからな!」

~~

「まさかの弟キャラ二人コンビのタッグキター!!いい、可愛い、このなんとも正反対な凸凹感もナイス!そして一歩下がっていると思いきや出し抜く雅人君!」

「まさかの…パック戦略ですか…ただ…兄妹というより、兄同士の仲の方がよくなりそうですね。」


それからもあれやこれやと色んなバージョンが生まれましたが…。
ちなみに私たちの頭の中には、これ元々兄キャラっぽい知り合いとかでやるんじゃなくって…もっと現実にはあり得ないシチュエーションを想像するからこそ意味があるんじゃないの?という疑問が結構早くから芽生えてはいたけど…なんとなくとまらなくなっていたのです。

「…あ!!デス・パレード始まってますよ~!今回は憧れのアイドルとまさかのゲーム…良いなぁ!」

「お亡くなりになってますが…それでも?」

「や、これは初めは気がついてないから…」

こうして、次の番組が始まってくれたおかげで、何とか涼風メンバーしかでてこない妄想お兄ちゃんガチャは終了したのでした。

~~一方その頃~~

「はぁ、ジャニーズのイケメンでさらにお兄ちゃんガチャかぁ…なんかこれを回し続けて破産しそうな妹がいるな。」

「確かにっす。それにしても執事さんにしろ、お兄ちゃんにしろランク付けられる時代なのはツラいっすね。」

「まぁ、おれはSSだけどな。」

「…そうっすね…主に態度が。」

「なんか余計なこと言ったよな?…なぁ、妹ガチャはないわけかな?」

「いやいや、それこそ犯罪に巻き込まれるから当局とやらが許さないっすよ…と言うより、兄姉は無理でも妹は親に頼めって言われるんじゃないっすか?」

「アラサー男が…いきなり健気な妹が欲しいのですが…なんて言い出したら、それこそ親倒れるだろうが。」

「…間違いなく家族会議っすね…いろんな意味で…。」

「分かる、分かるぞ…咲也、その願い!必ずや俺が…叶えてみせよう!」

「やったっすね、咲也仲間ができたっすよ!しかも願い叶えてくれるなんてお得っす!」

「同類にするなー!」

「…妹は十二人じゃ…足りない!」

そっちはそっちで、なんだかそれなりに盛り上がっていたらしいのでした。
家族のあり方とか、多様化してきた現在において…しかもそこから外れた涼風メンバーにとっては問えば問うほどに難しく変化していく問題ですが往人さん曰く「少子化による姉、妹キャラの現象」は見逃すことができない社会問題だそうでした。

何が出てくるのか分からない、不思議なガチャガチャ…もしもあった…あなたはガチャしますか?
もしかしたら、もしかするかもですよ…。
震災から四年目となりましたが涼風団員と震災のお話しです。
あれから多くのことが変わり、また先が見えない復興の課題もあちこちで目にすることがありますが、皆様のお力添えに非常に感謝しております。私は自分が被災者と言われるとたまに驚いてしまうのですが…確かに私はあの震災を経験しています。変わってしまった福島のこと、目にした津波の傷痕…黒い袋に包まれた土…色々なことがありました。きっとまだこれからもあります。
私にできることはなんだろう…そう思いながら黙祷の時間がきました。
でも伝えたいのは、やはり感謝です。ここまで戻れたのは皆様のお力添えがあったからです。
ありがとうございます。

それでは震災のお話しということで不快な思いをする可能性もありますので読む場合には、気をつけてください。



~"Memento Mori."~

あれから四年…語らなかったもう一つの私たちの3・11からの物語を、お話ししましょうか。
前向性健忘と言うものをご存じですか?言ってしまえば…それは未来の記憶喪失。
今、こうしてあなたに話していることを数分後には忘れてしまい…また話し出したり、顕著な例をだしますと症状が進むと自分で鍵をかけトイレに入ったことを忘れ、閉じ込められたと騒いだりする等「今」を覚えていられなくなってしまうのです。よくドラマなどで過去の記憶を失ってしまう逆行性健忘症については取り上げられますが…実は本当に起こりやすいのはこちらとも言われています。また、同時に二つの記憶障害が起こることも多くあります。
博士の愛した数式やメメント…最近だと一週間フレンズ等はこちらをモチーフにした映画ですね。

現在、有効な治療法はなく過去の記憶は残るので今のうちから前向性健忘症というものを知り、自分なりになってしまった場合の対策を考えておけば、その記憶は残るためもしかしたら…少しは役に立つかもしれません。

でも…この記憶障害の本当の辛さは…『発症したことに気づくこと』を繰り返されること…。


街の花屋には早咲きの桜が並び始めているのに、この時期はいつも強い風と寒さが身を縛るような気がします。

「…ここに、暁羅を連れてくるのは二年ぶりかな。」
「そうだね、二年…早かったのかな…分からないけど…今年はみんなでこられてよかったね。」

「みんなとは言いましても、もうあなたはどなた?と聞かれるくらい変わってしまった方もいますがね。」
四年…四年もあれば学校を卒業する人も結婚する人も子どもが産まれる人だっている。それが過ぎたなんて少し不思議な気分でした。ここは何も変わっていないように見えるから…。
3月11日…私たちにとって決して忘れることのできない日が、今年も巡ってきました。多くのものを一瞬にして失い…立ち尽くすしかなかったあの日から四年。小高い丘の上にある小さな墓地に私たちはやって来ました。
そこには…私たちの大切なお母さんと大切な甥っ子が眠っています。

「…あの時と同じように…雪がふっていますね。」

渚さんが、澄んだ空気の中を舞う白い小さな雪を見つめています。

お母さん…私たちの劇団の副団長であり、暁羅さんの妹さんの暁那さんは…発達障害を抱えた息子さんと自然に触れあいながら生きる道を選び、豊かな自然のあるこの地へと引っ越し…そして運命の日を迎えました。誰もが必死で…がむしゃらに生きようとしている中…離れた地で仕事をしていた暁羅さんは私たちを励ますために
『みんなの無事は確認がとれているから、各自自分にできるベストを尽くせ。』とメッセージを送りました…本当は連絡がとれていた団員など少なく…そして誰よりも被災地にいる妹を心配していたにも関わらず、私たちを励ましてくれました。

そして…暁那さんたちが津波により行方不明となり、必死に被災地の避難所や警察、病院を探し続けようやく対面できたのはすでに一ヶ月を過ぎたあたりでした。
それでも暁羅さんは、気丈に振る舞っていました。
『帰ってきてくれただけでも、良かったんや。』
…私たちが同じ被災地にいながら生き残ったことに罪を感じないように…決してぬぐいされない気持ちを震災や私たちのせいにはしませんでした。

それが…暁羅さんの心を限界まですり減らしていたことに気がついたのは…さらに時間がたってからのことでした。
少しずつ…彼の記憶は、先へ進むことをやめていきました。
東京の大学院へと編入した咲也兄さんを何度も探したり、太ってしまって体格の変わった私を見る度に驚いたり、修繕された道の意味がわからず何度も迷ったり…極めつけは
『暁那たちは次、いつ帰ってくるんやったっけ?』
私たちは凍りつきました。暁羅さんは、ふざけることも多い方でしたが…決してこういったことをふざけては言わない方でした。
はじめのうちは、咲也兄さんや他の団員がうまく何を言ってるんですか?と聞き返せば、本人もハッとして気がついていました。しかし、それが…日に何度にもなっていったのです。
心理学を専攻していた私は授業で習った前向性健忘症のことを思い出し、医者である珱稚先生や往人さんと相談し…そしてほぼ間違いがないだろうという結論に達しました。
問題は、原因が頭部打撲や所謂若年性認知症の一種となるような脳の損傷によるものなのか…または、眠れないと飲むことのあった薬や強い精神的ショックによるものなのかでした。記憶が戻ることは脳の損傷によるものならば…残念ながら非常に難しいものです。
日々、覚えている時間が短くなっていき繰り返される質問。忘れないようにと常に身につけていたカメラを使用するようにもなった。…それでも…サラサラと記憶が零れていってしまう。

そして…何よりも辛かったのは、何度も暁那さんの死を伝えなくてはならなかったこと。
暁羅さんは何度も何度も…大切な人の死を繰り返し体験しなくてはならなくなったのです。
その時の絶望に満ちた表情は伝える側にとってもひどく痛みを伴うものでした。
いつからか…私たちは正直に伝えることをやめようとまでしました。
それでも暁羅さんは忘れて繰り返すことによる一時的な解放ではなく…文字通り体に刻み込む形をとってまで…その事実を受け止めるように忘れないように足掻きました。

「久しぶりやな…暁那、玲那。」

「二年っすからね~、今頃ハリセン振り回して怒る準備してたかもしれないっすよ?」

「それは参るなぁ…あれを今くらったら今度こそ思い出せなくなってしまいそうや。」

そう…二年…暁羅さんは戦い続け、ただ時を待つのではなく自分の力で記憶の歪みから抜け出したのです。
「様々な原因を考えて…正直、暁羅さんがまた思い出を重ねていけるようになるとは思っていませんでしたよ。」

「はじめこそなんとかせなあかんと必死に動き回って現実から目を背けていたんやろな…気がついたら、心にすっぽりと隙間ができとった。それについて考えれば、考えるほど…隙間が広がって…二年…そこに飲み込まれとったんやな。」

「でも、暁羅さんはそんな中でも俺たちのことばかり心配していましたよ。」

オレンジ色の花束を抱えた暁羅さんが墓前に立っています。毎年、私たちはカーネーションをそなえにきていましたが、今年は本当の現実と向かい合った暁羅さんが花束を選んできたのです。

「お、綺麗だな、暁羅にしては良いセンスじゃん!なんて花だよ?」

咲也兄さんがわざと少しふざけながらといかけると、暁羅さんはその花束をそっと置きながら答えました。
「花菱草…花言葉は、私の希望を入れてくださいや。オレンジ色の希望の花…ピッタリやろ?暁那。何があっても…最後まで希望だけは消えないって言っとったもんな。」

「だね、だね、どんなにピンチな時でも…希望を持ちなさいって言われたんだよ、だよ!」

「…俺も…何度も起こられてやっと最悪を避けるのではなく…最善を目指すようになれた…。」

「ずっと、必ず良い方向へ迎えるって希望を持ってこの地を選んだんだもんな。」

たまたま震災の年に引っ越した。それは不幸なことだったと私たちは思ってしまう…でも暁那さんはきっとそうとは言わないだろう。誰よりも強く、みんなを思い、諭してきた彼女だから。
暫くの黙祷の後…振り返った暁羅さんの目には涙が浮かんでいた。
手にはまだ、忘れないためにと、自らに刻み込んだ傷痕が残っていた。

「…そばにいてくれて、ありがとう。お前らがいなかったらきっと…もう前に進もうなんて思わなかったよ。」

ずっと…心に寄り添おうとすることしかできなかった私たちは無力さを嘆いていた…それを許された気分でした。

「…当たり前だろ、父さん?例え本気であぁダメだなこいつ…こんなに痴呆が進んで…なんてなってもずっとついているに決まってんだろ!」

「咲也…おまえ…。」

「あ、年に数度やってくる暁羅さんへのデレ咲也っす。」

「うるせー、太陽だって心配して夜中何回も見に行っていたくせに!」

咲也兄さんは、はじめ…父親と慕う暁羅さんの変化に憤りを感じていた。なにもできないことへと、まるで現実から逃げたかのようにも見えてしまう暁羅さんの様子が耐えられなくて…それでもずっとそばにいた。寄り添い、支え続け…心の隙間になんとかして声を届けようとし続けた。

「はは、まだまだお前らには見せなくちゃならない世界がたくさんあるからな…暁那や玲那の分まで…繋げなくちゃならないからな。」

時には…私たちには『時を待つ』ことしかできないこともある。
そんな時に一人だったらきっと耐えることは難しいだろう。だからそっと隣にいてくれたなら…それだけで思いはきっと繋がっていくんだ。
時はなかなかやってこないかもしれない…でも『希望』さえ忘れずに信じていれば、きっとその時はやってくるから…だから、私たちはそれを胸に今日からも未来を…この花菱草のように明るく染めていけると信じて前をむいて生きていきたい。

「空、綺麗ですね。」

「本当…どこまでも、ずっと続いているんだね。」

その声に顔をあげるといつの間にか雪は止み、透き通るような青空が顔をのぞかせていた。

「ほな、みんな撮るでー!」

恒例となった暁羅さんのみんなの成長の様子と思い出を刻むための記念撮影。
自然と並ぶ位置は決まっていて…そこには空白もできてしまったけど…私たちはそこに今は亡きともに戦い抜いた戦友の存在を感じることができる。
走りよってくる暁羅さんを茶化す声が…四年前の頃に私たちを戻すような気がした。
でも、私たちはもう四年前の私たちではない。それは故郷が地震や津波、原発事故で変わってしまったのと同じこと。
…だけど、私たちは傷ついた故郷に寄り添い続けることを決めている。きっと故郷にも『時を待つ』ことが必要なんだと思うから…小さなことでもできることをしながら『希望』を信じて…前へと。

カメラのシャッター音がなる。

笑顔で肩を並べながらそれぞれの空を強く願う未来を胸に描きながら見つめる私たちの新たな今日が刻まれていく。


大好きだよ。
みんなが。
大好きだよ。
この地が。
大好きだよ。
…あなたのことが。
だからずっと…そばにいさせてください。