ねねこ★ふぁんたじー★ -4ページ目

中国の大学で教授になれるのか…？

昨年くらいからかな…大学院の博士課程の留学生の先輩に(中国の大学で日本語の教授をしています)
「自分の勤めている大学で日本語の教授をしてほしい」
と誘われています(._.)
それ自身は大変、ありがたいお話しなんですが…毎回お断りしています

苦笑
確かに私は昔、日本語の先生になりたかったこともあるのですが…うーん(-_-)゛
いざ、中国に住み込んで、自分が話せない言語の国で働けるかと聞かれると…自信がありません

むしろ、私に人に教えられるような力量はないと

それに私はワガママでも福島、仙台で働きたい。

相手の学生さんは日本語が出来るので、とにかく若くて、サブカルチャーにも強い(←ここでコスプレがくるかΣ(￣□￣;)泣)弁論が得意な、日本的な人がいいと…かなり良い条件は出されています(ヾ(´・ω・｀)
しかも、断れたと思ったらまたさらに条件は良くなって交渉が来ます

嬉しい話なんですけどね…せめて日本に来ている学生さんに日本語を教えるなら(今までみたいに論文の文法直すとか…)ならなんとかなるんだけどなぁ

今回は両親にも交渉するとなってきて話が大きくなっています(;´д｀)
チャンスではあっても、飛び込めない

……これは、もういよいよ就職決めよう…研究室勤務が本格化する前に…でも、今さら、今さら、と言われますが…私のなりたいものが分からない

ずっと病気になってから、自分の夢は叶わないとすぐに諦めてきたから、いざ貴女はここで何をしたい？なにができる？と問われると履歴書が書けなくなってしまう…ダメダメです

唯一、ふなっしーみたいにはなりたいのは変わりませんが

誰か一人でも幸せにできる仕事…私は人よりも決断も踏み込むことにも時間がかかるので…本当に、頭痛が(ノд<。)゜。
でも、これは歩み出す一歩目かもしれない…真剣に考えていきたいと思います。

～水無月流モテる技術授けます？～

まだ、涼風の団員の多くが受験などを控えたお年頃であり…年長者が自分の得意分野を年少組に教えていくという制度がしっかりとしていた頃…唐突に
『水無月流男を磨く講座』なるものが開かれたことがありました。
まぁ、題名にもある通り…先生役は我らが水無月咲也お兄さん。受講者は男性陣、プラス何故か一番楽しげな七海ちゃん。
何故か開催場所は…仙台のアーケードから飲み屋街へとむかう間にある最近なくなってしまったのが寂しいゲームセンター。
キャッチの波をくぐり抜けゲーム機器の並ぶフロアへとやってまいりました。

「いいか、クレーンゲームは見極めることだ！例えば、はい、七海！」

「えっと…きゃー、このにゃんこのぬいぐるみさん可愛い～！」

すぐに辺りをキョロキョロしたあとに気に入ったらしいぬいぐるみの前に飛び付く七海ちゃん。

「…ということが、女の子と歩いていると起こると思います。その時、相手が負担を感じない…できるなら両替は一度くらいでスマートにとって渡す！これぞゲーセンを使った効果的なすごーぃ！と言わせる方法！」

「あっと…なんだろ…俺今までそういう機会に対面したことないんだけど。」

「…同じく。」

「俺はたまに飲み会の帰りとかにあるっすかね？」

「黒崎はまず女の子と歩いていない、信也は女の子が周りを見れる速度より早く歩く、太陽はそのままでいい！」

すでに何か別なレクチャーが始まってしまっている…そんな気がしてならないのですが…考えてみたら確かにいつも六法全書と歩いてる！？と図星をつかれて早速黒崎さんの心が折れた瞬間でした。

「あんま、ゲームにムキになったり、女の子ほっぽって夢中になって熱くなってもひかれる。ここはあくまでクールに余裕を見せつつスマートにとるのがポイントだな。」

とかなり無茶苦茶な条件を口にすると、五百円を取りだし、スッと機械に投入すると正面と横からの角度だけを確かめて…振り返ってにっこりと微笑む。

「七海、何色が気に入ったんだ？」

「えーと、あのお耳の曲がった緑の子！」

やや大きめで、奥側にある「これは店員さんに位置をなおしてもらうべきだろ！？」なラインを嬉しそうに指差すのを確認すると、ヨシッと正面に立ってクレーンを操作していく。
ちなみに二百円で一回、五百円だと三回できるタイプ。

「んー、こんなもんか。」
「え…？咲、それピンクじゃ…ってえぇ!?」

「…持ち上がった…」

「綺麗に…落ちたっす…」

「ほぃ、ちょっと抱えててここいてな」

「おぉ、兄さんすごっ！」
簡単に手前にあった一つのぬいぐるみを取り出し口に落とすと何事もなかったかのように七海ちゃんに手渡して、あまりの展開の早さと呆気なさに周囲のついていけてなさを無視して店員さんを呼びに行ってしまいました。

「え…これってそんな簡単にとれるものなのか？」

「いや、確かにやらないととれないしお金をかければとれないことはないっすけど…この大きさを一発はすごいっすね。」

「ふか～ふかふか～！」

そんな話をしているうちに女性の店員さんと親しげに会話をしながら咲也君が帰ってきます。

「おめでとうございます～残りどうしますかぁ？」

「えっと、同じ台でいいんで…あの緑の前に出してもらえますか、すいませんお手数かけて。」

…デタよ…王子スマイル。
そして店員との距離近すぎだろとやや離れた位置で、全員が思っていたとか。
さらに、そのままさほど苦労することもなく、同じような要領で二つ目もしっかり残りの回数で落として見せたのでした。

「今回は重心の位置も探りやすかったし、アームも強かったからいけたけど…時には、部が悪かったら早めに店員とのコミュニケーションも大事な？」

「…色仕掛けだろ…」

気持ち信也君の目が冷たかった。

「いや、コツ聞くんだってそうすると意外と位置もなおしてくれるから…あとは結構頑張った感をだすかな…そうするとより楽な方向に移動してくれるし。」

「はいはーぃ、兄さん、ななは、ななはどうしたらいいの？」

ぬいぐるみ二つを抱き締めて満足げな七海ちゃんが手を挙げました。
所謂色仕掛けからは程遠いタイプ。

「ん？ななだったら店員さんがおじさんでもお兄さん助けて下さい！って頼んであとは上目遣いに欲しいぬいぐるみを見ていればいいかな。とにかく無邪気に！」

「にゃるほど…学んだのよ！」

二人でヘイヨー、ブラザー！と拳を付き合わせる。

「いやいや、お前たち兄妹たち悪いな！？」

「努力は惜しむな！いつか手に入ると逃すと次はないケースも多いぞ！」

「格言ぽいこと言い出したけど、ゲーセンだからな！？」

その後、他のぬいぐるみを使っての三点つかみやら、押し方、時には、物理学の授業か！？と思うような解説を挟みながら水無月咲也流スマートなゲーセンでの勝利の法則講座が行われ…最終的にゲーセン側から睨まれそうなぬいぐるみを担いだ集団ができあがりましたとさ。

「しかし簡単にとっているみたいに見えてかなり計算してるっすね～。」

因みに、大学の学部の先輩である太陽は流石は物理学については詳しいらしく、重心のコツやらアームの角度の話を聞いたとたんに、咲也先生から
『免許皆伝！』
と言われるまでの上達を見せました。
一番向いていなかった信也君が最後の方は最早近寄りすぎて、ぶつかっていこうとしたのを押し留める黒崎さんは人知れず苦労していました。

「…んで、これを七海に教える必要性はあったのか？」

「大いにある！将来クレーンゲームが少しうまいくらいの男にひょっこりついていくような女に育ったら困るだろ！？」

「将来…ゲーセンの店員さんになりそうっすね。」

視線の先には、好きなキャラが同じだったらしい店員さんと意気投合してフィギュアを前に語り合っている七海ちゃんがいました。

「これ…絶対に役にはたたないよな？」

「自分の力で欲しいものを勝ち取るのは大切な経験だぜ？」

「また格言ぽいこと言い出したけど、繰り返すけどゲーセンだからな！」

と言いつつも一度とれてしまうと、その魅力に魅了されるのも事実でこの日を栄えに信也君以外のメンバーはゲーセンマスターへの道を歩み始めたとか。

その日のレクチャーは決してモテる技術ではない…ゲーセンとの戦いだったということは確かでした。

その結果…自力でとることに快感を覚えた妹は果てしない投資をゲームセンターにおこなうようになり、街のゲームセンターで見かけた兄たちが一定時間以上クレーンゲームにとどまり続けた場合強制的に首根っこを掴んで、退場処分をくださなくてはならない未来が来るのはそう遠くないことなのでした。

「あ、最初の一回であまりにもアームの設定が悪かったりしたら引き際も肝心だからな！」

…それは、なんというか早く教えておこうよ。

ダイハツオーヴォを観てきました！

ずっと観たいねと話していたシルク・ドゥ・ソレイユの仙台講演、オーヴォを観てきました(>_<)
ゴンザレスワイヤレス(ふなっしーによるGWの呼び名)に何にもできなかったのですが…しほりゅんがチケット

をとってくれたり、いろいろ手配してくれました

びっくりしたけど、いつも支えてもらっています

本当にありがとう

あまり行かないあすと長町(m'□'m)
姉のオススメのKOMO'S CAFEでパンケーキを食べながら最近の悩み

_<)
聞いてくれて嬉しかったですΩÅΩ;

因みに久しぶりに飲んだマンゴージュース…血圧安定、貧血防止に効くらしく最近の私の体調やらの乱れを癒してくれることを願ってます(>_<)

仙台のバスケ

チームの旗

とバスケのコーチにときめかざるおえない

←実はバスケ好き

ですから(笑)

そして…オーヴォのたまごがありましたよ(m'□'m)

防犯カメラの文字にあえて戦闘を挑みにいく!!

そんなこんなで入場したら物販に『出演者さんに直接渡せる花束

』が１０束売られていて…渡したい

と自らハプニングを増やすのが得意なのを発動してしまいました…

３０分位前には席に座っていたんですが、オチャメな蟻さんのお兄さんが客席に遊びに来てくださったり、虫取？の人がパフォーマンスをしたり…おじ様が頭を撫でられて背後に怯えていたり

子どもと触れあったり、ポップコーン投げてもらったり

開演前から楽しませてもらいました

開演してからは、スゴィ身体能力に本当に虫に見えてくる不思議な衣装と動き、目まぐるしく変わるセットに驚きの連続でした

たまにお客様も巻き込まれて、エンターテイナーにされていて…常に自分も一体感がありました

(途中でポップコーンを頭からかけられてた方はどうなったのだろう(笑))
はじの方の席ですが、音響さんがピアノをひいているのや影から役者さんがいきなりジーッと視線を向けてきたりどこにいても楽しめるすごい舞台だと思いました( ; ゜Д゜)ビックリ
最後にはバーっと蝶々がたくさん舞ってみんなのキュート

なダンスo(^-^o)(o^-^)oの中…しほりゅんを無理やり引っ張って係員さんに誘導されて舞台下でしゃがんで花束

を渡す準備をしました

『なるべく目の前にきたかたに渡してくださいね

』と言われたのですが…私としほりゅんが花束

を渡そうと立ったら青い最初の虫さん(しほりゅんが後から調べてくれた

)と団長さん？的虫さんの丁度真ん中にいたΩÅΩ;笑
瞬間的に二人で役者もビックリなアイコンタクトを行う…え？これは主役さん的な団長さんに渡すべきだよね？でも青い虫さんと先に目があったよね

汗
結果、どちらにもとれるくらいに花束

をさしだしたら青い虫さんに花束

をもらっていただけ、『ありがとう

』と握手、団長さんともハイタッチ

をしました(m'□'m)
すごく嬉しかった…こんな経験できないよなと思うと花束

を準備するってナイス

な物販だと思いました

実は、第一部のしめ？空中ブランコで役者さんがネットに落ちる事故がありました(;_;)
はじめは演出かと思ったのですが…起き上がらず、スタッフさんたちが様子を見て首を横にふる動作にどきっとしました…。
舞台の華々しさの影で、命懸けで役者さんたちは演じているんだよな…と痛感させられ、自分の仕事へ対しての思いを考え直さないといけないと思いました

一瞬のミスで…観客を喜ばせるために頑張ってきたことができなくなる可能性のある世界…私の憧れてきた世界でもありますが…私にはできない世界。
一時、会場から退場してくださいとの指示が出たのですが雨が降ってきてロビーでは客がはいりきらないためか…また会場で待ってもいいと言われました。
ただ、救急車

のサイレンがしていて、席に戻った時も役者さんはネットの上で動かないまま…衝撃でした…なんとか担架に固定されて運ばれていくときに、会場からは拍手。
もう私たちには、頑張ってくれていた役者さんが無事であることを祈るしかできませんから…せめて拍手が聞こえてくれていてほしいと思いました(;_;)
どうか無事に、また舞台に復帰できることを祈っています

グリザイアの楽園で『世界はこんなにも美しいのになんて残酷なんだ！』のようなセリフがありましたが…正しくこの世界だなと思います

そして昨日からのKAT-TUNコンサートも無事を祈らざるおえません(彼らも身体を酷使したパフォーマンスをするので)

初めて見たサーカスは本当に忘れられないものになりました

また機会があったら絶対に見に行きたいです

そして、側転くらいできるようになりたいと思いました←

震災で中止になったため五年ぶりだったという仙台講演、シルク・ドゥ・ソレイユの世界に魅力されました

これからまだまだ続く講演の成功と、安全をお祈りしております(._.)

………しかし、演出に魅力され続けた私としほりゅんが最後に共通で抱いた謎…『…オーヴォの卵とは結局なんだったのだろう』
…理解力不足と言わないで

笑

あいわなびー…くらい。

昔から私は、嫌になるくらい泣き虫でした。悔しくても、悲しくても、感動しても、嬉しくても…本当に少しのことで涙が溢れてきて…それが恥ずかしくて仕方がありませんでした。

ある時、咲也兄さんが聞いていた曲の一節が頭から離れなくなりました。
「あいわなびー」
英語で書くなら
「I wanna be.」
カッコいいなって思いました。そして、私は思ったのです。
そうだ、この言葉をおまじないにして唱えよう。きっと誰も意味分からないから!!
そうすれば
『ななちゃん、また泣かせちゃったよ』
『泣いちゃった？』
『いつまでも泣いてちゃダメだよ！』
そんな言葉かけられなくなるから。

私は…小さく唱えました。『あいわなびー…くらい。』
私は…泣きたくない。
大きな間違いを犯していることには気がつかないままに、小さく口にしたらきっと下唇をかんで、前を見据えるようにしました。
おまじないの効果か、私はどんなに口論になっても前みたいにただ泣くだけでいることはなくなりました。

…それでも、力が抜けたら、涙がこぼれました…そんな時には小さくまた
『あいわなびーくらい』
と唱えました。
一人で帰る帰り道、おうちには誰もいない。失敗したテストで鞄がやけに重たくて、怒られた部活の内容を考えると座ってしまいそうで…私はそっと唱えました。

『あいわなびー…くらい』
目の前が滲むのを感じました。でも唱えたから大丈夫、私は歩き出しました。

するとポスッとなにか大きなものにあたりました。
暖かくて、太陽みたいなにおいがして…そっと頭に手を置かれました。

「…ごめんなさい。前をちゃんと見ていませんでした。」

「うん、前は見ないと危ないな…で、さっきのもう一回言ってみ？」

「…あいわなびー…くらぃ」

「もう一回…」

「…あいわなびーくらい？」

「ちゃんと発音して。」

「…I wanna be cry.」

「All　right!どうぞ…ほら。」

そのまま、鞄が地面に落ちる音と同時に、優しくて大きな腕が私を包み込んでくれました。
瞬間に、私の呪文は効果を失って…いえ…本当の効果をあらわしてしまいました。

「あーぁ、こんなにぐしゃぐしゃに泣きやがって。」
乱暴に頭を撫でられるのが心地よくて…まるで大きな揺りかごであやされているような気分でした。
だから、涙がとまらなくなりました。
必死に、必死に、唱えました。
『あいわなびーくらい』

「I wanna be.って言うのは…want　toをネイティブに発音したものだから…意味は私は…なりたいだよ。だから、お前は泣きたかった。ほら、誰も見てないから思いっきり泣きやがれ。」

恥ずかしかったです。
だって私は
『私は泣きたくない』
と呟いているつもりで本当は
『私は泣きたい』
と呟いていたなんて…最初にバレたのが咲也兄さんだったから良かったけれど…他の人に言われたらきっと逃げ出してしまうか、穴に埋まるしかなかったと思うから…。

それから…何年も過ぎました。
流石にもうI wanna be.を間違って使ったりすることはなくなりました。
それでも…私は唱えてしまうのです。

『あいわなびーくらい』

泣きたくないという思いと同時に…また、あの時のように乱暴に泣かせてくれる優しい声が聞こえてくるんじゃないかと思って…。
私の間違いが生んだ間違いだらけのおまじない。
それは…恥ずかしいけど、忘れられない大事なおまじない。

そんな懐かしいことを…ふと微睡みのような曖昧な夢のなかで見て思い出してしまった私は少しだけ…瞳をこすりました。

『…あいわなびー…くらい…。』

それは、強くなるための魔法だから。