最終話を見逃して…消化不良だったテレビ
『Another』
の感想をチラホラ(ネタバレしまくりなので…何かあったらすぐに回れ右⇔してください!あと、間違った解釈もあるかもですパー)

テイストはひぐらしに似ているのですが…(閉鎖された空間、疑心暗鬼、オキテ)最終話のあたりは最早バトルロワイヤル!!
最初から妙な気味の悪さはあるのですが…血が流れ出してからは…加速しだして止まらない(°Д°)
設定がやや昔のため呪いが受け入れやすく…錆びた柵や風景がまた恐怖をさそいます注意
人形や眼帯を外した鳴ちゃんの目が怪しく世界をうつしています。
原作の本本は読んでいないのですが…一体、最大のトリックのあたりがどうなっているのか気になるので、読んでみたいような…怖いような(((・・;)


~あらすじ~
とある学校に伝わる話し。三年三組に生徒からも先生からも人気のあるみさきという生徒がいました。
しかしその生徒は不幸にも亡くなってしまい…悲しみにくれたクラスメートは亡くなった生徒がいるかのように振舞い卒業しました。ところがその翌年から…ぴったりのはずの机が足りなくなる年がでてきました。机が足りないときは『ある年』
ぴったりのときは『ない年』
そして『ある年』には、なぜか三組の生徒とその二親等にあたる人が亡くなるケースが多発したのです。
それも多いときには月に10人以上も…。

そのクラスに転校することになった主人公は、早々に気胸を患い入院し…そこで眼帯をした少女『みさき』鳴と出会います。
さらにはお見舞いに来た新しいクラスメート赤沢は『対策係』と名乗り、不思議な行動をします。
無事に学校に通い始めた主人公。
なにかを隠し、怯えるクラスメート。
いるはずなのにいないように扱われる鳴。
不自然としか言えないクラスメートの死。
そうして…彼らは、恐ろしい呪いとの戦いに巻き込まれていくことに…。
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私の絵じゃ、伝わらないけど…キーになるのは眼帯をした少女鳴とツインテールの赤沢さん。
…実は、最大のポイントは予想だにしないとこにいますが(-_-;)
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はっきりと幽霊はでてこないのですが…人間の強い思いの怖さ…死に近い三組…止まらない惨劇…コープス・パーティとは違った意味での恐怖を…。
呪いを防ぐおまじないで
『いないことにする』
って残酷ですよねパー
男子の学級委員長が若干コープスのメガネさんに見えるのは…私だけ?


それで…最大のネタバレ。始まってしまった呪いを止めるために、鳴に続いて主人公をいないことにしたり町の外に出たり(町の中で死亡フラグがたってたら無意味しょぼん)過去のケースを調べたり、合宿をしたりしますが…だんだんみんな悲惨なことに。

そしてある年でありながら途中で惨劇を止めた人物によりカセットテープに吹き込まれた後輩へのヒント…
『死人を死の世界へ』

…机が足りなくなるのは、この呪いで死んだ生徒がさも当然のようにクラスにはいりこみ、本人もまわりも記憶が改変されて…同じように怯えるただのクラスメートになるから。
だから…増えた生徒が死ぬことにより足し引きゼロになり、増えた生徒の記憶は消えていく…。

そして今回増えたのは実は、生徒ではなかったんですよパー
他のクラスにはない
『副担任』
足りなかったのは職員室の机で…担任が亡くなってから副担任が
『合宿』
を提案します。
勿論、副担任も怯えているんですが…騙されました。赤沢さんと主人公のくだりや、疑心暗鬼で死人を鳴として襲いあう生徒で忘れ去った頃に…副担任。

…副担任は主人公の伯母さんでした。
学校学校と家家では、まったく違うキャラの様に書かれていたから気がつきませんでした(ちなみに主人公の亡くなった母も呪いの関係者)
はじめに、主人公にこの町で暮らす心得を話すシーンがあるのですが意図的に
『4、公私混同しない。学校では先生と呼ぶこと』
が省かれているので…まさかまさか←
実は、一年半前に通り魔により亡くなっていて(しかも鳴ちゃんが目撃してる)…そのお葬式の時に赤沢さんと会っていたのに死んだことが改変されていて気がつけなかったという。
最後に、主人公は大切な大切な伯母さんを殺めることにより呪いは止まったのですが…8月の犠牲者だけで10人こえてます(-_-;)

血とか、悲惨な死とか…そんなもの忘れ去るくらいに『伯母さん=副担任=増えた人』
に気がついた瞬間にやられた!!っと思いました…。
このあたり、本当に計算され尽くされててビックリしました。

…ただ、救いがあったかは微妙です。亡くなった生徒は生き返りませんし…呪いがなくなったわけでもなく…彼らも次にむけて、メッセージを残したのみ。
どうするかは『友だちとよく話し合って』…自分のしたことなどを抱えて生きていくのも…残酷ですね。
最後は本当に驚いたので、
じっくり考えたいけど…見直す勇気はない…そんな作品でしたパー
…私は、はたして生きているの?