放射線を知ろう③としまして半減期の説明をしてみたいと思います!
注意注意は今までと同じです。


☆放射能をもつ放射性同位体はたくさんの原子核の集まりは、『安定したい!』と思って、より『安定した原子核』へと崩壊しています。崩壊は偶然だったりするのですが、どの同位体の原子核がどのくらいの時間で崩壊するかは、だいたい分かっていますキラキラ

ひらめき電球半減期というのは簡単に言ってしまえば放射能をだす原子核が半分になるまでにかかる時間です時計

☆考えてみてください。元々、ウランなどは地球にありましたよねガーン
それは、地球ができた時にあった放射能をだすものが何回も『半減期』を繰り返してきて残ったものなのです。(もちろん、原爆や宇宙からの放射能はまた別です)

☆半分になっていくのですから、『時間がたてば、かぎりなく0に近づいていきます』
一回目で二分の一。
二回目で四分の一。
半減期をへれば、へるほどに減る量は少なくなりますが、最初の減り方が大きいのですキラキラキラキラ

ひらめき電球ちなみに、公式があります!!一回目なら

N(残る原子核の数)=N0(初めの原子核の数)×二分の一

です。
これに時間を加えれば、二回目以降も計算ができますグッド!(恐らく物理Ⅱででてきます)


ひらめき電球そして、原子核の種類によっても半減期がおこる時間はかわります注意

主なものをあげます晴れ
・ヨウ素は約八日でキセノンへなります(ヨウ素が減ってキセノンが増えるってことです)
・セシウムは三十年でバリウムへ
・プルトニウムは2400年でウランへ
こんな風に、半減期をへて違うものになっていきます。

【余談】
ルジジウムはなんと半減期に488億年なんて途方もない時間がかかります。そのため、これを利用して時代を推測したりできるわけです注意


【まとめ】
ニュースでは、何回も数値が下がったり上がったり・・・なんだか不安しょぼんハートブレイクになりますよね(-_-;)風も雨もなかったのに急に測定値が『増えた!』『減った!』と感じたときには、振り替えって考えてみて、原発でなにかがあった時から何日たったかを、考えてみるといいかもしれません。
とりあえず、今よく言われる『ヨウ素』など体に直接関わると心配されているようなものはだいたい八日で半分になる。と言う感じだと思います。