先週は見られなかったので、まさかこんな展開になっていたとは思いませんでした(-_-;)誘拐事件が再び、今度は教授(藤木直人さん)も巻き込まれたのですか・・・パー
不謹慎ですが、少し息抜きをかねて、私もまた心理捜査に参加してみたいと思います。
まず、南雲先生が一度結婚していたなんて(°Д°)
地味にビックリいたしました。それからここにきて、あの生徒さんが関わってくるなんてガーンあせる
ただでは終わらない?そういう駒だったんですねパー
お金持ち・・・ひっかかりますね。あの父親の態度、もう一人との温度差がありすぎですね。リストラされた黒岩さんは無関係かと・・・しかし、発見されたときにはすでに。
何にもないまま見ると、秘書の山根さん(袴田吉彦)の一人芝居に感じます。わざわざ携帯で外に出るあたりからして・・・一番は嘘かなぁと。写真や電話でのちぐはぐさ・・・それに緊張しているにも関わらず、それが見えない写真。
千尋さん(奥村佳恵)と、黒岩さんは確かに嘘の誘拐だったけど、さらに黒幕が。
『かまってもらえなくて、寂しかった』
だからお父さんと教授を困らせて、心配させたかった。ここに『カウンセラーや精神科医』のジレンマが。明らかに千尋さんは、教授に『転移感情』を抱いてましたね。
『転移』とは、満たされなかった思いを、話を聞いてもらうことによりその相手に無意識に依存してしまうことです。精神科医だけではなく、教師や様々な職業でおこりえることです。
ここでは『父親』にしてもらいたかったことを『教授』にしてもらって満足したかったんでしょう。きっと『教授』はゼミか講義で彼女の理想の『父親』に見えたことがあったのかなっと。(ちなみに『逆転移』といって心理師などが患者さんに昔の自分を重ねたりしてしまい『◯◯してあげたい!』と干渉しすぎてしまうこともあります。)

『ないと思っていたところにあった』驚き。
そして秘書が語ること。
彼は、誰よりも本当は会社や社員を愛していたのですね。そして社長自身も『お金にとらわれた自分』に気がつけなかった。『会社を守りたい』という思いが、強すぎてしまった。お金に囚われると、人は離れていく。たまりにたまった愚直が、爆発してしまったんですね。
しかし、一人じゃない。
社長には、誰よりも彼を心配してくれる娘がいたことが救いですね。


そして、教授も瀬川刑事(松下奈緒)も認められ、彼女の父親の事件も捜査できることに。感情的になりすぎる瀬川刑事の不安を教授が背中をおしてくれた。
これで瀬川刑事が『バーンアウト(燃え尽き症候群)』するんじゃないかと、ほのめかしましたが・・・確かに瀬川刑事は『心理学のロジック』なんてこえていましたね。
彼女は、正義感で動いてる。恨みではなく、だからその心配はいらなかったわけですね。


なによりも千尋さんに対しての教授の言葉
『少しずつ日常に戻していくことが大切』
これは、今の私たちにあてられているように感じましたしょぼん心に受けた傷が大きければ、大きいほどに『日常』を取り戻すことは困難です。だから、少しずつ・・・心にもリハビリが必要なんですよね。私もそれができるように勉強しなきゃです。
もう一週あるかなぁ・・・と期待していましたが、どうやら最終回でした(;_;)/私には、すごく興味深いドラマでしたから私も日常に帰って落ち着いたら、またケースの勉強をするためにもDVDが欲しいかもです。
心理学としてこんなに、わかりやすいドラマは私からしたら初でした!またこんなドラマを、ぜひ宜しくお願いしますm(__)m