ＫＡＧＥＲＯＵの感想を・・・。

水嶋ヒロさん・・・や、斎藤智裕さんの処女作となりますねおそらく、今年最も話題となったのではないでしょうか？？(もちろん、村上春樹さんもですが・・・)
予約してなかったので買うのが遅くなり、その間に自分も小説書いてて読むのも遅くなりました
ポプラ社小説大賞受賞作ですね・・・私も、応募しようと思っていたのは内緒です苦笑
私は、ライトノベルが主なので何て言いますか、こう言った小説！との区分がよくわかりません(-_-;)
ただ、一言。読んだのが今日でよかった。もっと前だったら確実に今の自分の『見習いサンタ』と書いてた小説に影響してました


それはさておき、感想です
あくまで私の感想ですからあまり気にしないでください
ネタバレもあります
注意して読んでくださいね(-_-;)




うーーん(-_-;)
やゃ、名前負けですかね予想はしていたのですが、出版者さんの都合もありそうな予感です
普段、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』やら『戯言シリーズ』に慣れてしまった私からしますと『宿題』にされた部分がすぐにわかってしまったんですね(-_-;)あれは、惜しかったなぁ。確認してみると、ちゃんと本自体にも工夫されてたんですが・・・できたら、もう一工夫！
掴みはよかったんですが、伏線が分かりやすすぎましたそこに遊園地でのエピソードを足して欲しかったかなそうなったら、男がどうしてそこを選んだかがもう少し意味がでたかと・・・。
そして、もったいないのがギャグの使い方と茜ちゃんとのやりとりですかね？
個人的にはあのあたりにはもう少し、エピソードが欲しかったです。
『命』について、正面から立ち向かっているのはわかるのでとにかくもったいないと感じましたただ、少し綺麗すぎたのかもしれません一面ばかりが見えてしまうために、やや登場人物のキャラクターが弱いような特にキョウヤ、彼の立場についてや私たちの見ていない部分が気になりましたもう一章くらいあったらよかったです。
少なくとも、私にはAmazonのレビューまでは酷くないと思います
さらっと読んでしまうと、ひっかかりますが、時間をおいて読めば、また変わりそうな気がします(´д｀)だいたい、私には書けないです
書き上げて、本になったのですからその『意味』はあると思います。
もしも、水嶋ヒロという名とポプラ社小説大賞がなかったなら・・・厳しかったでしょうね。 その分の、期待も大きすぎましたしだからこそ、二作目も楽しみにしていますこの評価をいかに覆すかが、ポイントになりそうですね


作品を産み出すことは大変なことです。だからこそ、頑張ってほしいですね
いつか、私もライバルになれるようになってみせます(^-^)b