埋もれていたわけがわかりました。
それはとても強い感情で、とてもとても・・・消してしまいたいものでした。

埋もれていたわけがわかりました。
それはほんの少しの羨ましいと言う妬みでした。
見捨てないでほしいから、作り上げた自分を『ワタシ』は許せませんでした。
それは非常に汚い部分。

楽しくなくても笑い
怒りたくても笑い
なにをされても平気だよ?ずっと待ってるから・・・

嘘つきな『私』を『ワタシ』が許せないのです。そうしたら、誰がワタシを、そして私を認めてくれるのでしょうか?

ボタンをひとつかけ違えたら、世界は真っ暗になりました。


自分で作った自分を見つめ馬鹿馬鹿しいと笑いました。
連絡の来ない携帯を見つめて平気な不利をして、握りしめました。
平気だよ。
そんな言葉を繰り返し、周囲からの汚い言葉も聞こえないふりをしました。
聞こえないけど、同調しました。
勝手に作り上げた世界のなかで居場所がないと泣きました。


迎えに来てよ。
もう、迎えに来てよ。
お願いだから、迎えに来て。


さけんでも・・・誰もきてくれるはずはないんです。
知っていました。
迎えに来てほしいのなら、私は価値のある人間にならなくてはいけない。

閉ざされた世界を、変えましょうか?
少し光が入ったなら、私はまたワタシでありあなたになれるから。

踏み出す一歩をためらわないで。


世界は、自分の手で変えられて
未来は、自分の手で作り上げるものだから