沖縄生まれの寒さが苦手な霊媒体質の男。気がつけばけっこういい年齢で実家にきた女の子はみな「嫁」にするという母親を持つ彼のまだ、高校生だったころに起こってしまったという純情初kissについての真面目にあったというあまりにもショッキングなストーリーでございます。
それはまだ、パートナー制度がしっかりとしていて朝はパートナーが起こしにくるなどのラブラブイベントがあった時期のお話です。
もちろん彼には渚さんという可愛い可愛いパートナーさんがいらっしゃいました。初めてあった時に彼は渚さんに一目惚れをしたそうです。
そしてこの話を聞いたときには思わずガッツポーズをして喜んだそうです。
「は・・・春樹さん・・・起きてください。」
男が嫌いな渚さんだったらもしかしたらこんな感じで起こされるんじゃないかとドキドキしながら待っていました。
しかも渚さんは長い黒髪に白い肌。彼が大好きな巫女さんに完璧な感じの人でした。
もはやドキドキしながら実はかなり前から起きていました。
世間では幼なじみが甲斐甲斐しく起こしにきてくれるのが流行っていました。
それこそ起きなきゃちゅーしちゃうよ?みたいなこってこての王道のやつです。
ドアが開く音がしました。
春樹さんは思わず息をのみました。
「・・・・起きてください。」
可愛い!これは幸せすぎる!思わず春樹さんは寝たふりを続けてしまったのでした。渚さんの声はどんどん小さくなっていき、距離はどんどん縮まってきました。
「・・・起きて・・・。」
これは、かなり近い。
もしかして・・・これは「お目覚めのkiss?」なんてドキドキしながら春樹さんはその瞬間を待っていました。
「・・・これだから男の方は。」
その一言と同時に唇になま暖かい感覚を感じました。まさか・・・まさか本当に!?
春樹君は何ともいえない感覚に襲われながらその感覚をじっくりと感じていました。
「ぬめり」・・・?
すっかり頭の中がおめでたくなっていたために彼はその違和感に気がつかなかったのでした。
それはあきらかに「唇」の感触ではなかったのです。
「・・・もう知りません。」
渚さんが部屋を出ていって・・・彼は恐る恐る瞳を開けて、そのぬめりの正体を目にしてしまったのです。
言葉になりきれないような叫びが響きました。
「な、渚さん!なんで・・・うー・・・」
彼は思わず涙を流していました。
しかし彼は冷たく言い放ちます。
「・・・三メートル以内にはいらないでください。」
命の危険を感じ取った春樹君はその場で足を止めました。それは正しい選択でした。そのまま動いていたら・・・きっと大変なことになっていました。
「いくらなんでも・・・こんな・・・なめ、なめ・・・」
もはや口にもしたくないような単語でした。憧れていた初kissの味はまさかの「なめくじ」とのものでした。
「・・・起きなかったあなたが悪いんです。」
渚さんの微笑みは、天使のようでした。まさかこの子がなめくじを普通にさわっていたなんて・・・にわかには信じられませんでした。
しかし、春樹君になくなることのないトラウマを植え付けたのも確かでした。
彼はそれ以後、絶対に寝坊をしないようになったとのことでした。
それはまだ、パートナー制度がしっかりとしていて朝はパートナーが起こしにくるなどのラブラブイベントがあった時期のお話です。
もちろん彼には渚さんという可愛い可愛いパートナーさんがいらっしゃいました。初めてあった時に彼は渚さんに一目惚れをしたそうです。
そしてこの話を聞いたときには思わずガッツポーズをして喜んだそうです。
「は・・・春樹さん・・・起きてください。」
男が嫌いな渚さんだったらもしかしたらこんな感じで起こされるんじゃないかとドキドキしながら待っていました。
しかも渚さんは長い黒髪に白い肌。彼が大好きな巫女さんに完璧な感じの人でした。
もはやドキドキしながら実はかなり前から起きていました。
世間では幼なじみが甲斐甲斐しく起こしにきてくれるのが流行っていました。
それこそ起きなきゃちゅーしちゃうよ?みたいなこってこての王道のやつです。
ドアが開く音がしました。
春樹さんは思わず息をのみました。
「・・・・起きてください。」
可愛い!これは幸せすぎる!思わず春樹さんは寝たふりを続けてしまったのでした。渚さんの声はどんどん小さくなっていき、距離はどんどん縮まってきました。
「・・・起きて・・・。」
これは、かなり近い。
もしかして・・・これは「お目覚めのkiss?」なんてドキドキしながら春樹さんはその瞬間を待っていました。
「・・・これだから男の方は。」
その一言と同時に唇になま暖かい感覚を感じました。まさか・・・まさか本当に!?
春樹君は何ともいえない感覚に襲われながらその感覚をじっくりと感じていました。
「ぬめり」・・・?
すっかり頭の中がおめでたくなっていたために彼はその違和感に気がつかなかったのでした。
それはあきらかに「唇」の感触ではなかったのです。
「・・・もう知りません。」
渚さんが部屋を出ていって・・・彼は恐る恐る瞳を開けて、そのぬめりの正体を目にしてしまったのです。
言葉になりきれないような叫びが響きました。
「な、渚さん!なんで・・・うー・・・」
彼は思わず涙を流していました。
しかし彼は冷たく言い放ちます。
「・・・三メートル以内にはいらないでください。」
命の危険を感じ取った春樹君はその場で足を止めました。それは正しい選択でした。そのまま動いていたら・・・きっと大変なことになっていました。
「いくらなんでも・・・こんな・・・なめ、なめ・・・」
もはや口にもしたくないような単語でした。憧れていた初kissの味はまさかの「なめくじ」とのものでした。
「・・・起きなかったあなたが悪いんです。」
渚さんの微笑みは、天使のようでした。まさかこの子がなめくじを普通にさわっていたなんて・・・にわかには信じられませんでした。
しかし、春樹君になくなることのないトラウマを植え付けたのも確かでした。
彼はそれ以後、絶対に寝坊をしないようになったとのことでした。
