入学シーズンと言うわけで、新たなヤンデレさんに移行します(笑)新入生のみなさんおめでとうございます
新しい世界が楽しい世界であることを祈っています
と書いていたらまさかの放置でもはや一年生もなれてしまいましたね(-_-;)せっかくなのでアップします(笑)
んでは、新ネタいきます「ついて来ちゃった。」↓そんなに驚かないで、嬉しいのはわかるけど~。また一緒だよ…楽しいね。二人だと…タノシイヨネ??
入学式。俺は生徒会長だから代表の挨拶がある。若干緊張するが…大丈夫。この学校での俺は、みんなが憧れる立派な生徒会長なんだから。
「それでは、生徒代表の挨拶を…会長お願いします。」
「はい。」
俺は短く返事をするとステージへと上がった。新入生たちの緊張した顔を見たら、なんだか落ち着いた。俺は、先輩なんだから多少の失敗やムチャは許される。
それに、俺がステージに立てば女の子たちは隣の子と微笑みあいたくなる。あはは…これだからモテる男は辛いんだ。
「新入生のみなさん。ご入学…」
「あおちゃーーん!」
誰かの声によって、俺の挨拶は強制的にストップさせられた。体育館がざわついた。
…あおちゃん?
まさか…まさかな?
俺は気を取り直して、祝辞を続けようとした。
「あおちゃんーなんで無視するのぉ?あおちゃん!あーおーちゃーん!」
小さな女の子がぴょんぴょんと手を挙げて存在をアピールしている。
このアニメ声。
さらにこんなハチャメチャなことをするやつを…俺は一人だけ知っていた。
「あおちゃん、みなみだよー!」
伏見みなみ。
俺の幼なじみにして…二度と会いたくない奴。
どうしてここにいる?
俺はおまえから離れるために全寮制のこの学校へきたのに。
学校名は言わなかった。さよならも言わずに引っ越してきた。
なのに…なぜおまえがここにいる!?
「あおちゃん!」
必死に止めようとする教師たちをもろともせずに、いつの間にかみなみは俺の隣でニコニコと笑っていた。
「おま…なんで…?」
おまえなんでここに?
と言いたかったんだけど、パニクりすぎて言葉にならなかった。
「ついて来ちゃった。」
「はっ?」
「ついて来ちゃった!またずーっと…一緒だよ。」
「あはははは…冗談?」
「本気だよ?」
くりくりとした瞳が、俺を見つめていた。普通にしてれば可愛いんだ…普通にしてれば…。
こいつは普通じゃない。
「…私に言わずにいなくなるから…さがしたんだよ…すごく…さがしたんだよ…。」
もはやそれはストーカー並みなんだって!
おまえの日記に俺の様子だけが綴られていたのを見たときは死ぬかと思った。
「でも…見ーつけた。」
そういや、小さい頃からこいつにはかくれんぼで勝てたことがなかった。こいつには俺の匂いがわかるらしい。
「…また…一緒だよ。」
ステージの上で、俺はみなみに抱きしめられた。ざわめきが大きくなる。やはりここでも誰もが…みなみを止められなかった。
「明日から、楽しみだね!あおちゃん!」
泣きたくなって空を見たら、すでに空が泣いていた。
楽しいはずの学校生活は…また地獄へと向かっていく。
次の日から俺は生徒会長をおろされた。
あんなに騒いでいた女子たちも近寄らなくなった。
次の日から俺たちははれて「全校生徒公認」の「恋人」となったのだから…。
さようなら…楽しかった日々。
お帰りなさい…地獄の日々。

新しい世界が楽しい世界であることを祈っています
と書いていたらまさかの放置でもはや一年生もなれてしまいましたね(-_-;)せっかくなのでアップします(笑)
んでは、新ネタいきます「ついて来ちゃった。」↓そんなに驚かないで、嬉しいのはわかるけど~。また一緒だよ…楽しいね。二人だと…タノシイヨネ??
入学式。俺は生徒会長だから代表の挨拶がある。若干緊張するが…大丈夫。この学校での俺は、みんなが憧れる立派な生徒会長なんだから。
「それでは、生徒代表の挨拶を…会長お願いします。」
「はい。」
俺は短く返事をするとステージへと上がった。新入生たちの緊張した顔を見たら、なんだか落ち着いた。俺は、先輩なんだから多少の失敗やムチャは許される。
それに、俺がステージに立てば女の子たちは隣の子と微笑みあいたくなる。あはは…これだからモテる男は辛いんだ。
「新入生のみなさん。ご入学…」
「あおちゃーーん!」
誰かの声によって、俺の挨拶は強制的にストップさせられた。体育館がざわついた。
…あおちゃん?
まさか…まさかな?
俺は気を取り直して、祝辞を続けようとした。
「あおちゃんーなんで無視するのぉ?あおちゃん!あーおーちゃーん!」
小さな女の子がぴょんぴょんと手を挙げて存在をアピールしている。
このアニメ声。
さらにこんなハチャメチャなことをするやつを…俺は一人だけ知っていた。
「あおちゃん、みなみだよー!」
伏見みなみ。
俺の幼なじみにして…二度と会いたくない奴。
どうしてここにいる?
俺はおまえから離れるために全寮制のこの学校へきたのに。
学校名は言わなかった。さよならも言わずに引っ越してきた。
なのに…なぜおまえがここにいる!?
「あおちゃん!」
必死に止めようとする教師たちをもろともせずに、いつの間にかみなみは俺の隣でニコニコと笑っていた。
「おま…なんで…?」
おまえなんでここに?
と言いたかったんだけど、パニクりすぎて言葉にならなかった。
「ついて来ちゃった。」
「はっ?」
「ついて来ちゃった!またずーっと…一緒だよ。」
「あはははは…冗談?」
「本気だよ?」
くりくりとした瞳が、俺を見つめていた。普通にしてれば可愛いんだ…普通にしてれば…。
こいつは普通じゃない。
「…私に言わずにいなくなるから…さがしたんだよ…すごく…さがしたんだよ…。」
もはやそれはストーカー並みなんだって!
おまえの日記に俺の様子だけが綴られていたのを見たときは死ぬかと思った。
「でも…見ーつけた。」
そういや、小さい頃からこいつにはかくれんぼで勝てたことがなかった。こいつには俺の匂いがわかるらしい。
「…また…一緒だよ。」
ステージの上で、俺はみなみに抱きしめられた。ざわめきが大きくなる。やはりここでも誰もが…みなみを止められなかった。
「明日から、楽しみだね!あおちゃん!」
泣きたくなって空を見たら、すでに空が泣いていた。
楽しいはずの学校生活は…また地獄へと向かっていく。
次の日から俺は生徒会長をおろされた。
あんなに騒いでいた女子たちも近寄らなくなった。
次の日から俺たちははれて「全校生徒公認」の「恋人」となったのだから…。
さようなら…楽しかった日々。
お帰りなさい…地獄の日々。
