「えっと、涼風主催のゲームがなんとーなうおんせーるです!」
「わー・・・いらねえ・・・。」
「あ、亜水弥ちゃん、だめだよ、ちゃんと紹介しなきゃ・・・ね、ね?」
「・・・私もいらないと思います・・・。」
「と言うわけで全国のお兄ちゃん、宜しくねん!」
無理矢理しめた。ちなみに上から七海ちゃん、亜水弥さん、藍音さん、渚さん、再び七海ちゃんの順です。おそらくカンペを読んでいるだけの七海ちゃんは特に空気を読まずに閉めました。
カメラをまわしていた往人さんがつぶやきます。
「・・・萌えない・・・ごみだな・・・。」
女の子組の目がつり上がります。とっても空気が重いです。なんだか負のオーラが漂っています。じめじめとした空気はキノコが生えてきそうです。
「・・・往人・・・今なんて言ったのかな?」
亜水弥さんが手をぽきぽき鳴らしながら笑っています・・・イヤ、正確には目は笑っていません。仮にも萌えをお仕事にしている彼女はそうとう怒っています。
「・・・私はこんなことしたくないんですが、そちらがそう言うのでしたら帰らせていただきます。」
渚さんは手にどこからか鈍器を手にしています。男は嫌い。特に往人さんは嫌いな渚さんですから爆発しなかっただけよいはずです。
「・・・往人さんも萌えないゴミだよ、だよ。」
可愛らしく天使の笑顔を浮かべてはいますが、藍音さんも可愛くない男には興味がありませんからいつになく冷たいです。
「この服・・・なんか意味あるのかな?」
七海ちゃんはもはや言われなれているのでどちらかといえば今きているひらひらな服の方に興味がある見たいです。
「・・・これだから・・・おばさんは・・・」
往人さんの中での女の子は12才まで・・・それからしたら確かに、確かに彼女たちは女の子とは言えない年齢ではありますが・・・一気に空気が固まりました。
「エターナルフォースウィザード・・・。」
「ぐはぁ!」
ぼそっとつぶやいた藍音さんのつぶやきに反応できるのはさすがニチャンネラーですな。ちなみにエターナルフォースウィザードとは某巨大掲示板の中で生まれた「一瞬で相手の周囲の空気ごと氷結させる魔法。致死性です。」と言うのはのちに藍音さんの言葉でした。
「だいたい呼ばれたからきたけど、これなんなわけ?」
明らかに不機嫌な亜水弥さんが壁を蹴りながら口を開きます。なんとかエターナルフォースウィザードから回復した往人さんがニヤリと笑いました。
「・・・気色悪っ。」
今日の亜水弥さんは、仕事の疲れがマックスなので不機嫌です。毒舌度マックスなんです。
「これなんに使うんですか?・・・10秒以内で答えてください。」
渚さんも早く帰りたいらしくちょっと睨みつけています。
「・・・宣伝だ。」
意外に短くまとまりました。
「なんの宣伝なのかな?かな?」
「・・・ゲーム。」
空気が固まりました。
まさに今のがエターナルフォースウィザードなみの威力でした。さすが往人さんびっくりです。
「・・・まだ作ってたの?」
確かに体験版はできていたがあれからバタバタしたためにその後の連絡はなかったのでした。往人さんがパソコンのモニターを見せます。
「!?すごっ!!」
亜水弥さんが思わずつぶやきます。ちょっとはゲーム会社でのお仕事をしていたために、それがどれほど出来がよいのかは亜水弥さんが一番わかっていました。
「わわ~!なんか本格的だー!」
ぽかんとしたまま七海ちゃんも必死に画面を見つめています。自分の分身がいるのだから不思議な気分です。
「はぅ!咲也君と太陽君がかわいいょぉ~。」
たまにちびキャラになる二人の姿はとても可愛らしいのでした。
「よく・・・できてますね。」
まさかの出来栄えにゲームになんて興味がなかった渚さんまで画面を見つめています。
「すごいだろ。これからまだまだレベルアップしていく!!」
まだこれでも満足していなかったらしく、往人さんはどれだけ苦労をしてきたのかを饒舌に語っていきました。女の子組は、話を無視して「試しにやってみよー」とかってなっています。
2時間経過。
「そこでだな、アニメーションを利用してそこにさらに・・・」
不意に七海ちゃんが立ち上がりました。目にはなんだか冷たい炎が宿っています。他の人たちはまだパソコンから目を離していません。
「許せないし、有り得ない・・・このぼけなすー☆」
アッパー!
しかしちゃんと某キャラのまねはしています。
「ぐふぉ・・・痛い。」
今回は本当に痛かったらしく可哀想に往人さんは二度目の違う世界を見ることになりました。
「なんで、なんで私が・・・男の娘なんですかー!?意味不明です。大問題です。まだ貧乳なのとか腹黒いのとか言動がおかしいのは認めます・・・それ以上になんで、男の娘なんですか!?」
いろいろと問題はあったのにとりあえず七海ちゃんは自分が男の娘なのが気に入らないらしいのでした。
「・・・需要だ。」
往人さんに促されてパソコンを見てみるとそこには・・・
「めちゃくちゃ可愛くない?」
「はぅ~新境地だよー!」
「むしろ・・・七海ちゃんを攻略したいです。」
みんな、実は男だったと言う七海ちゃんの姿にメロメロでした。声をかけても聞こえないらしく、七海ちゃんは力が抜けたように座り込みました。
「兄さん・・・世界がわからないよ。」
七海ちゃんは泣きませんでしたが、泣きませんでしたが言葉がつながりませんでした。
横で往人さんは一人ガッツポーズをしていたのでした。
結局、このあとこのゲームは七海ちゃんによって粉砕されたとか、されなかったとか・・・。
可愛い男の子は好きですか?
「わー・・・いらねえ・・・。」
「あ、亜水弥ちゃん、だめだよ、ちゃんと紹介しなきゃ・・・ね、ね?」
「・・・私もいらないと思います・・・。」
「と言うわけで全国のお兄ちゃん、宜しくねん!」
無理矢理しめた。ちなみに上から七海ちゃん、亜水弥さん、藍音さん、渚さん、再び七海ちゃんの順です。おそらくカンペを読んでいるだけの七海ちゃんは特に空気を読まずに閉めました。
カメラをまわしていた往人さんがつぶやきます。
「・・・萌えない・・・ごみだな・・・。」
女の子組の目がつり上がります。とっても空気が重いです。なんだか負のオーラが漂っています。じめじめとした空気はキノコが生えてきそうです。
「・・・往人・・・今なんて言ったのかな?」
亜水弥さんが手をぽきぽき鳴らしながら笑っています・・・イヤ、正確には目は笑っていません。仮にも萌えをお仕事にしている彼女はそうとう怒っています。
「・・・私はこんなことしたくないんですが、そちらがそう言うのでしたら帰らせていただきます。」
渚さんは手にどこからか鈍器を手にしています。男は嫌い。特に往人さんは嫌いな渚さんですから爆発しなかっただけよいはずです。
「・・・往人さんも萌えないゴミだよ、だよ。」
可愛らしく天使の笑顔を浮かべてはいますが、藍音さんも可愛くない男には興味がありませんからいつになく冷たいです。
「この服・・・なんか意味あるのかな?」
七海ちゃんはもはや言われなれているのでどちらかといえば今きているひらひらな服の方に興味がある見たいです。
「・・・これだから・・・おばさんは・・・」
往人さんの中での女の子は12才まで・・・それからしたら確かに、確かに彼女たちは女の子とは言えない年齢ではありますが・・・一気に空気が固まりました。
「エターナルフォースウィザード・・・。」
「ぐはぁ!」
ぼそっとつぶやいた藍音さんのつぶやきに反応できるのはさすがニチャンネラーですな。ちなみにエターナルフォースウィザードとは某巨大掲示板の中で生まれた「一瞬で相手の周囲の空気ごと氷結させる魔法。致死性です。」と言うのはのちに藍音さんの言葉でした。
「だいたい呼ばれたからきたけど、これなんなわけ?」
明らかに不機嫌な亜水弥さんが壁を蹴りながら口を開きます。なんとかエターナルフォースウィザードから回復した往人さんがニヤリと笑いました。
「・・・気色悪っ。」
今日の亜水弥さんは、仕事の疲れがマックスなので不機嫌です。毒舌度マックスなんです。
「これなんに使うんですか?・・・10秒以内で答えてください。」
渚さんも早く帰りたいらしくちょっと睨みつけています。
「・・・宣伝だ。」
意外に短くまとまりました。
「なんの宣伝なのかな?かな?」
「・・・ゲーム。」
空気が固まりました。
まさに今のがエターナルフォースウィザードなみの威力でした。さすが往人さんびっくりです。
「・・・まだ作ってたの?」
確かに体験版はできていたがあれからバタバタしたためにその後の連絡はなかったのでした。往人さんがパソコンのモニターを見せます。
「!?すごっ!!」
亜水弥さんが思わずつぶやきます。ちょっとはゲーム会社でのお仕事をしていたために、それがどれほど出来がよいのかは亜水弥さんが一番わかっていました。
「わわ~!なんか本格的だー!」
ぽかんとしたまま七海ちゃんも必死に画面を見つめています。自分の分身がいるのだから不思議な気分です。
「はぅ!咲也君と太陽君がかわいいょぉ~。」
たまにちびキャラになる二人の姿はとても可愛らしいのでした。
「よく・・・できてますね。」
まさかの出来栄えにゲームになんて興味がなかった渚さんまで画面を見つめています。
「すごいだろ。これからまだまだレベルアップしていく!!」
まだこれでも満足していなかったらしく、往人さんはどれだけ苦労をしてきたのかを饒舌に語っていきました。女の子組は、話を無視して「試しにやってみよー」とかってなっています。
2時間経過。
「そこでだな、アニメーションを利用してそこにさらに・・・」
不意に七海ちゃんが立ち上がりました。目にはなんだか冷たい炎が宿っています。他の人たちはまだパソコンから目を離していません。
「許せないし、有り得ない・・・このぼけなすー☆」
アッパー!
しかしちゃんと某キャラのまねはしています。
「ぐふぉ・・・痛い。」
今回は本当に痛かったらしく可哀想に往人さんは二度目の違う世界を見ることになりました。
「なんで、なんで私が・・・男の娘なんですかー!?意味不明です。大問題です。まだ貧乳なのとか腹黒いのとか言動がおかしいのは認めます・・・それ以上になんで、男の娘なんですか!?」
いろいろと問題はあったのにとりあえず七海ちゃんは自分が男の娘なのが気に入らないらしいのでした。
「・・・需要だ。」
往人さんに促されてパソコンを見てみるとそこには・・・
「めちゃくちゃ可愛くない?」
「はぅ~新境地だよー!」
「むしろ・・・七海ちゃんを攻略したいです。」
みんな、実は男だったと言う七海ちゃんの姿にメロメロでした。声をかけても聞こえないらしく、七海ちゃんは力が抜けたように座り込みました。
「兄さん・・・世界がわからないよ。」
七海ちゃんは泣きませんでしたが、泣きませんでしたが言葉がつながりませんでした。
横で往人さんは一人ガッツポーズをしていたのでした。
結局、このあとこのゲームは七海ちゃんによって粉砕されたとか、されなかったとか・・・。
可愛い男の子は好きですか?
