今日は雨、ザーザー雨。見ているとこっちまでなんだか憂鬱な気分になってしまう。ぐだぐだしながら、転がっていたら、いつの間にか黒崎さんが立っていた。
「黒崎さん・・・兄さん元気だって言ってた?」
勢いに任せて飛び起きたら、テーブルに肩をぶつけて泣きたくなった。痛いよぉ~。
黒崎さんが頭をぽんぽんと叩いてくれた。
「元気だってさ・・・意地張ってないで、電話でたらどうだ?」
「・・・別に意地張ってない・・・もん。」
ぷんぷん!だって悪いのは兄さんだもの。兄さんがなぜか私に電話をかけてこないのが悪いんだもん!
「じゃぁ、電話かかってきたときに大人しく話せばいいだろ?」
・・・黒崎さんにかかってきたんだから私なんかと話したくないんだよ。しょせん兄さんは、私より黒崎さんがラブなんだから。
なんてことは言わない。とりあえず背中を向けてまた転がる。
「・・・いいもん・・・別にいいんだもん・・・あんな人、知らんのさ。」
半分本気。
だってだって、普通は私に電話をかけるでしょ??もう妹なんかいらないの??
やっぱりジョブチェンジしなきゃなの?
「咲也、かなり疲れてるぞ。寂しがってたし、電話に出てやれよ。」
「知ーらないもん。」
そんなに気になるんならメールなり、電話なりを私にかけてくればいいんじゃん・・・だから嫌い。許せない。
「せめて、着信拒否はやめてやれよ。」
「知らな・・・ほぇ?」
着信拒否??
誰が??
誰を??
「メールも、そのまま返ってくるって泣いてたぞ。」
メール??
誰が??
いつ私に送ったの??
「とりあえず、声だけでも聞かせてやれな。」
ぽかーん・・・。
そろそろ行かないと。
黒崎さんは背広を羽織って出て行ってしまった。
私はあわてて携帯を確認した。
「・・・まずぃ。」
確かに、なぜか咲也兄さんを着信拒否&メール拒否設定にしていた。
試しにパソコンのメアドも開いてみたらやっぱりメールがたまっていた。・・・迷惑メールのフォルダに・・・。
「にゃー・・・やっちゃった。」
てへっ。
どうしようかな。
とりあえず、謝らないといけないよな。
なんて謝ろう。
・・・とりあえず、連絡しないと。
「・・・だめだわさ。」
電話をかけてみたけど、コール音がなんかいかした時点で切ってしまった。
たぶん電話じゃ素直に謝れない。
「メールにしないと・・・。」
カチカチ・・・なんて書こうかな?困ったなぁ。
「・・・一言でいいか。」
メールには「ごめんなさい。」とだけ書いた。
「・・・なんか私らしくないなぁ。」
ちょっと考えたあげくに私は「ごめんなさい」を100回くらいコピペして送信した。
「愛だよね~。」
私は満足して、まだ真っ白な時間割と向かい合った。
その直後に電話がなった。
「へーぃ、黒崎さん!どしたのさ?」
「咲也・・・泣いてるぞ!?おまえなにしたんだ?」
およよ??あんなに愛を積めたのに??
あ、着信拒否を解除するのを忘れてました。
「ひぐ○しモードになってみたの!」
「心臓に悪いことはやめなさい!」
怒られた°・(ノД`)・°・往人さんに時にはヤンデレにならなきゃいけないって言われたのに。
「とりあえず、着信拒否をかいじょー・・・おゎっ!!」
解除した瞬間に電話が鳴り響いた。もちろん、ディスプレイには兄さんの名前。
えっと、なんて出たらいいかな??
・・・謝らないと、だよね?
えーぃ!出るしかない!
「あははははは…あははははは…。」
とりあえず笑っておいた。ありゃ??兄さんの反応がなっしんぐ?
「今すぐ・・・病院に行きなさい!」
おりょりょ?
「ヤンデナイデスヨ?」
「カタカナ的に発音するなぁー!!」
良かった。兄さん元気でたみたい。そんくらい元気じゃないと、兄さんらしくないよ。
「兄さ~ん、頑張ってね。」
「・・・おまえもな。」
それから笑いあって電話を切った。・・・これも私なりの愛なんだよ。
みんなわかんないと思うけどね。
「黒崎さん・・・兄さん元気だって言ってた?」
勢いに任せて飛び起きたら、テーブルに肩をぶつけて泣きたくなった。痛いよぉ~。
黒崎さんが頭をぽんぽんと叩いてくれた。
「元気だってさ・・・意地張ってないで、電話でたらどうだ?」
「・・・別に意地張ってない・・・もん。」
ぷんぷん!だって悪いのは兄さんだもの。兄さんがなぜか私に電話をかけてこないのが悪いんだもん!
「じゃぁ、電話かかってきたときに大人しく話せばいいだろ?」
・・・黒崎さんにかかってきたんだから私なんかと話したくないんだよ。しょせん兄さんは、私より黒崎さんがラブなんだから。
なんてことは言わない。とりあえず背中を向けてまた転がる。
「・・・いいもん・・・別にいいんだもん・・・あんな人、知らんのさ。」
半分本気。
だってだって、普通は私に電話をかけるでしょ??もう妹なんかいらないの??
やっぱりジョブチェンジしなきゃなの?
「咲也、かなり疲れてるぞ。寂しがってたし、電話に出てやれよ。」
「知ーらないもん。」
そんなに気になるんならメールなり、電話なりを私にかけてくればいいんじゃん・・・だから嫌い。許せない。
「せめて、着信拒否はやめてやれよ。」
「知らな・・・ほぇ?」
着信拒否??
誰が??
誰を??
「メールも、そのまま返ってくるって泣いてたぞ。」
メール??
誰が??
いつ私に送ったの??
「とりあえず、声だけでも聞かせてやれな。」
ぽかーん・・・。
そろそろ行かないと。
黒崎さんは背広を羽織って出て行ってしまった。
私はあわてて携帯を確認した。
「・・・まずぃ。」
確かに、なぜか咲也兄さんを着信拒否&メール拒否設定にしていた。
試しにパソコンのメアドも開いてみたらやっぱりメールがたまっていた。・・・迷惑メールのフォルダに・・・。
「にゃー・・・やっちゃった。」
てへっ。
どうしようかな。
とりあえず、謝らないといけないよな。
なんて謝ろう。
・・・とりあえず、連絡しないと。
「・・・だめだわさ。」
電話をかけてみたけど、コール音がなんかいかした時点で切ってしまった。
たぶん電話じゃ素直に謝れない。
「メールにしないと・・・。」
カチカチ・・・なんて書こうかな?困ったなぁ。
「・・・一言でいいか。」
メールには「ごめんなさい。」とだけ書いた。
「・・・なんか私らしくないなぁ。」
ちょっと考えたあげくに私は「ごめんなさい」を100回くらいコピペして送信した。
「愛だよね~。」
私は満足して、まだ真っ白な時間割と向かい合った。
その直後に電話がなった。
「へーぃ、黒崎さん!どしたのさ?」
「咲也・・・泣いてるぞ!?おまえなにしたんだ?」
およよ??あんなに愛を積めたのに??
あ、着信拒否を解除するのを忘れてました。
「ひぐ○しモードになってみたの!」
「心臓に悪いことはやめなさい!」
怒られた°・(ノД`)・°・往人さんに時にはヤンデレにならなきゃいけないって言われたのに。
「とりあえず、着信拒否をかいじょー・・・おゎっ!!」
解除した瞬間に電話が鳴り響いた。もちろん、ディスプレイには兄さんの名前。
えっと、なんて出たらいいかな??
・・・謝らないと、だよね?
えーぃ!出るしかない!
「あははははは…あははははは…。」
とりあえず笑っておいた。ありゃ??兄さんの反応がなっしんぐ?
「今すぐ・・・病院に行きなさい!」
おりょりょ?
「ヤンデナイデスヨ?」
「カタカナ的に発音するなぁー!!」
良かった。兄さん元気でたみたい。そんくらい元気じゃないと、兄さんらしくないよ。
「兄さ~ん、頑張ってね。」
「・・・おまえもな。」
それから笑いあって電話を切った。・・・これも私なりの愛なんだよ。
みんなわかんないと思うけどね。
