地震多いですね・・・チリで大きな地震があったんですね(´・ω・`)この間もあったばかりなのに・・・。

大丈夫なのかな??現地の人たちが心配ですあせる一人でも多くの人たちの無事をお祈りしています。

地球上の人たちが、幸せになれたらいいのに・・・・(´_`。)


そんな中でも、今日もヤンデレさんです。「ヤンデレさんの欲しいもの・5」↓消さないで・・・消さないで・・・私はココニイルノ!!お願い・・・お願いだよ・・・誰か、気がついて・・・私だけを見て・・・。





ちゃくちゃくと・・・ほかの子たちはマスターアップをされていった。みんな笑ってる。

楽しそう・・・・すごく、楽しそう。ねぇ・・・どうして私だけを残していなくなっちゃうの??

湊先生は、毎日少しずつ周りの目から隠れて私を作り上げてくれた。

存在しない13人目のヒロイン。


「くそ!!・・・・駄目だ・・・。このままじゃ、ゆゆは・・・。」


夜中の会社にひとり残って、湊先生は必死になって私のことを築いていってくれた。

表面上にデータを残すことは、どうしても難しいらしく・・・・それでも私のことをどこかに残してくれるために湊先生はずっと試行錯誤していた。

私は・・・もうよかった。だって湊先生が、こんなに頑張ってくれたことが・・・嬉しかったから。

ゲームには出られなくても、湊先生が私を愛してくれたから・・・それだけで十分だった。


「・・・湊先生、私もういいですよ。私は・・・失敗作だったんです。ゲームには、そんな失敗作なんてでちゃいけないんです。」


先生はうなだれていた。誰の目から見ても・・・無理しているのは明らかだった。

嬉しかったんです。こんなに私のこと考えてもらえて・・・。

先生は、小さく言葉を紡いだ。


「・・・どうやら、私はこの会社を辞めさせられるらしい・・・。」


当たり前だ・・・いらないと判断された私を作り続けたのだから・・・・

これは、立派な・・・契約違反だ。でも、私をデリートしたら・・・先生は助かるかもしれない。


「先生、私のことをデリートしてください!!大丈夫です、私はしょせんプログラムなんですから・・・痛くも、苦しくもありません・・・。」


本当は・・・すごく痛かった。苦しかった。・・・でも、これはすべてプログラムなのだ。

私には人間のような感情なんて・・・あるはずがないのだから。

だから、私は笑って見せた。先生の心が痛まないように・・・・精一杯の笑顔を向けた。


「できないよ・・・・ゆゆは・・私の大切な娘だ・・・・幸せになってほしい。娘の幸せを・・・・祈らない親はいないだろ?」


「・・・湊・・先生・・・。」


それだけで・・・私は幸せです。

できそこないの私を娘だって・・・言ってくれただけで・・・幸せです。

私は、先生の中で生きられるのなら・・・それだけで・・・もう、なにもいらないんです。


伝えたかったのに・・・・

言葉は出なかった。

そして・・・・悲劇が起った・・・。