実家にいる間はネットが二階にしかない。しかし二階が寒すぎて、ネットをパソコンにつなげない°・(ノД`)・°・んで、調べてみた音符どうにもうちのルーターはNTTからレンタルしないとダメらしいあせるあせるそこで無線LANをつなぐためにNTTに電話しましたキラキラキラキラ回線がこみあってて5分間も放置された(笑)とりあえず18日に届くらしいキラキラうまくつながるといいなニコニコ
それから成人式のアルバムをカメラ屋さんにもらいにいきましたシラーひどい顔すぎて笑えたガーンガーンそしてこれ昨日下書きのままだった(>_<。)
んで、問題はなんだかカオスになってきた訳なこの小説。実はヤンデたのは違う人だった(笑)私にもわからない展開…男がヤンジャウ?「乙女戦争!八人目」↓怖い夢を見た…夢から覚めて、あれは夢だったんだって…ほっと息をはいた。でも…現実はもっと…クルッテイタ…。






私はミリア、今のこの時代よりもずっと昔…ヨーロッパの今はもうなくなってしまった小さな小さな国のお姫様として産まれた。そばにはいつも太陽みたいに明るい髪のナイト、リーガがついていてくれた。
幸せだった。
戦争とか、侵略とか…そんなのは遠い世界の出来事で私たちは毎日きれいなお花に囲まれて、歌を歌いながら過ごした。

そんなある日…アイツがやってきた。黒い髪に血のように赤い瞳。

黒い髪は太陽に愛されなかった証。

私たちは、言い知れぬ不安に襲われた。そして彼がきて三日後…2月14日に世界は終わった。
私とリーガは最後まで抵抗した。
でも、すべてが遅かった。

ー…次の世界では…必ず…ー

最後の言葉はどこかに消えていった。



「どうしました?我が姫。そのように悲しそうな顔をして…。」

立場は完璧に逆転した。私には逃げ道がなかった。幸いまだ私の体は自由で、思考も確かな物だった。

「リーガ…リーガはどこ?」

私とジョセフ…どちらも転生したのなら、リーガも一緒に転生しているはずだから…きっとリーガもここにいる。

「…リーガ…あの使えないナイトの話ですか…。…会いたいのですか?」

下品な微笑み。
…嫌だ…こんなやつ…嫌だ!リーガ、リーガ!どこなの?どこにいるの?私はドアへとむかって駆け出した。
ドアが開かない!

「…無駄ですよ?だいたい特殊な鍵をかけたのはあなたでしょ?」

笑い声が響く。
どうして…どうしてこんなことになってしまったの?

「…騙したのね。」

「騙してなんかいませんよ…あなたが勝手に私をリーガと勘違いしただけでしよ?」

勘違い?だって、だって、だって、潤君はリーガだった。リーガだったのに…。

「それなら教えてあげましよう。本当のリーガは、小日向陽向…あなたが私だと思った相手です。」

言葉にならなかった。
リーガ…は陽向君?
そんなことって…私はリーガを…リーガにあんなひどいことを?

吐き気に襲われて、私は床にぺたんと座り込んだ。

「…そんな…そんなこと…。」

頭の中で、陽向君が笑っている。太陽みたいな笑顔。
どうして間違ったの?
あんなに、リーガだったのに。陽向君はリーガそのものだったのに。

「まんまと、作戦に乗ってくれて助かったよ。常にあいつのそばにいたかいがあった。」

「どういう…?」

目が赤く光った。
私は体が動かなかった。
「リーガの隣に常にいて、あなたとリーガ双方の心を少し動かしただけです。…簡単に言えば、認識をコンマでずらしたのです。あなたがリーガだと思ってみていた潤は私で、魔女だと思ってみていた陽向はリーガだったんですよ。」

私は私の過ちにやっと気がついた。なんてことだろう…私の見ていた世界はすべてがフェイクだったってこと?
すべてが作られたもので、すべてが優しい嘘だった?

「フェイクの世界は…いかがでした?優しい毒は心を緩やかに蝕むのです。」

私は、震える手を必死にもう片方の手で押さえた。ふいにジョセフが、私の頭に手を押いた。
なぜか、その手を拒むことはできず…私は焦点の合わない目で見つめていた。

「あぁ…愛しの姫君。すみません、苦しめてしまって、あなたには、毒が少し足りなかったようですね。」

遅効性の毒は優しく、心を満たしていく…。
もしかしたら、あのまま気がつかなければ、私は永遠に幸せな世界を生きていられたのかもしれない。

「さぁ…もう一度、夢の世界へ…。」

優しい声が私を蝕む。
現実で幸せになれないのなら、せめて夢の中で…


幸せになりたい。



決戦の日まであと二日…。