今日でなんだかんだでテスト&レポートが終了しますニコニコニコニコいやぁ…勉強しなかったなぁ…っていうかまだ二個残っていますがねガーンガーンいや、これをアップする頃にはさすがに終わってますよね。終わっててほしいあせるあせるというか今これ書いちゃダメジャネ…勉強してきます。アパート契約完了キラキラということでちょっと休憩して書きます(苦笑)「乙女戦争!五人目」↓ちょっと亀裂を与えれば…すぐに絆なんて言葉は意味をなくす。私は、それの手助けをしただけ…ねぇ?もっと強いもの…私があげる。






「陽向君…実は…潤君とのことで無理していたみたいなの…。」

私は顔を伏せながら呟いた。ちらっと見えた潤君の顔には絶望の色が浮かんでいた。今にも泣き出してしまいそうな目が、可愛くて可愛くて…私はいつになく饒舌になっていた。

「せんせ…俺、陽向に頼り切ってて、それが普通になってて…なんて謝ったらいいか…わかんないよ。」

苦しそうに、切なそうに声を詰まらせる。
ごめんね…潤君。あなたを泣かせたいわけじゃないの。ただ…早く気がついてほしいだけなの。
私は静かに潤君の瞳に自分の瞳を重ねた。

「大丈夫よ。先生は潤君の味方だから!なにがあっても潤君のこと守るから。」

そう…すべての人間から守ってみせる。
誰にも触らせない。
私だけの可愛い、可愛い潤君。
大丈夫。怖がらないでいいの。ずっとそばにいるから。
世界は私と潤君二人っきりになる…それはきっととても心地いい世界。

「…先生…ありがとうございます。」

潤君の唇からはきつくかみしめていたせいか、血がにじんでいた。大変!拭ってあげないと…私が手を向けると潤君はその手を振り払った。
なにが起こったのか…分からなかった。
私は呆然として自分の手を見ていた。

「じゅ…潤君?」

おびえた子犬のような目をして、潤君は私を必死に威嚇していた。

どうして…どうして…どうして…どうして…どうして…どうして…どうして…ドウシテ!!

「すいません…俺…そういってもらえて嬉しいけど…やっぱり…陽向のそばにいたいから…。」

目の前の何かが音を立てて崩れ落ちていくのを感じた。

…遅かったんだ…。

「…もぅ…魔女の呪いに…かかってしまったのね…。」

私がつぶやくと潤君は首を傾げた。
私は理解していた。

「やっぱり…やっぱり陽向が魔女だったのね!」
「先生!?なに言ってるんですか!!」

怯える潤君に私は冷たい視線を送った。そしてゆっくりと立ち上がり、静かに保健室のドアに鍵をかけた。

「…先生?…どうしたんですか?」

私は微笑んだ。

「大丈夫よ。今すぐに…呪いをといてあげるから…。」

そして、ベットを隠すように閉めていたカーテンを開ける。
そこには…憎い魔女が眠っている。

「!ひ、陽向!」

駆け寄ろうとする潤君に声をかける。

「…無駄だよ。あと二時間は起きないから。」

「陽向に…なにをしたんですか!!」

キャンキャン…子犬が吠えている。あぁ…可愛い。

「なんにも…しないよ…潤君がなんにもしなかったらね…。」



決戦の日まであと六日…。