木曜日は疲れるけど、最後の授業が文章の書き方の授業だからそれだけがすごく楽しいです
なんでも書いたのを持って行けば添削してくれるらしいのでこれからは毎週はりきって持って行きたいと思います
笑
やっぱり人に指摘してもらうのがすごく身になりますしね。厳しい先生だけど頑張るぞ

それではなかなか上達しないまま続いておりますがちづるちゃんと見習いサンタさんの過去ぱーと2です。今回もヤンデレはなしです(笑)スイマセン「見習いサンタのプレゼント⑯」↓幸せだった…本当に。俺たちは…望みすぎてしまったのかな…。
母さんが死んでから、俺たちは二人っきりで生きていくことになった。幸いお金の心配はすることがなかったので、俺は高校を辞めずにすんだ。
それでも俺は部活をやめて、今まで何となく避けてきてしまった分もちづると一緒にいられる時間を増やした。
俺たちは今までふれあわなかった時間を埋めあうように、仲良くなっていった。
…俺にはもうちづるしかいなかったし、ちづるにも俺しかいなかった。
それでも漠然と…ちづるもいなくなってしまい一人残されるのではないかという不安があった。
そしてその不安は…的中した。
「…ちづるの命があと1ヶ月ってどういうことですか!?」
ちづると二人で過ごす三回目のクリスマスが目前に迫った定期診察の日、俺はちづるの主治医に呼び出された。
「残念ですが…このまま手術をしなかったらちづるさんは来年を迎えられないと思います。とにかく今から入院してください。」
主治医はたんたんと信じられないことを…信じたくないことを口にした。
「じゃあ、手術をしてください!」
今にもつかみかかりそうになりながら俺は主治医に詰め寄った。しかし主治医は悲しそうに眉をひそめるだけだった。
「手術をしても…今の体力では…おそらく助かる確率は5パーセント程度です。」
5パーセント…それは命を懸けて望むには…あまりにも…あまりにも少なすぎる確率だった。
俺は目の前が真っ暗になるのを感じた。暗闇の中で主治医の声だけが聞こえてきた。
「あとは…お二人で決めてください。」
俺は呆然としたままちづるの病室へと向かった。ちづるは体を起こし、今にも雪が降り出しそうな灰色の空を見上げていた。
「あ、お兄ちゃん。先生、なんだって言ってたの?」
俺に気がついたちづるは微笑みながら問いかけてきた…俺にちづるがもうすぐいなくなってしまうなんてそんな残酷なこと…言える訳なかった。
「…寒くなってきたから、しばらく入院して様子をみようってさ。」
必死になって嘘をついた。
なぁ…ちづる…俺はうまく笑えてたのかな?
「…そうなんだ…クリスマスまでには帰れるかなぁ~。ちづるね、サンタさんにお願いしたいことがあるの。ねぇ、お兄ちゃん、サンタさんはいるんだよね?」
もうふつうなら高校生のはずなのにまだちづるはサンタを信じていた。
「そうだな…サンタはいるよ。お兄ちゃんも…お願いがあるんだ。」
俺も…サンタを信じたかった。

なんでも書いたのを持って行けば添削してくれるらしいのでこれからは毎週はりきって持って行きたいと思います
笑やっぱり人に指摘してもらうのがすごく身になりますしね。厳しい先生だけど頑張るぞ


それではなかなか上達しないまま続いておりますがちづるちゃんと見習いサンタさんの過去ぱーと2です。今回もヤンデレはなしです(笑)スイマセン「見習いサンタのプレゼント⑯」↓幸せだった…本当に。俺たちは…望みすぎてしまったのかな…。
母さんが死んでから、俺たちは二人っきりで生きていくことになった。幸いお金の心配はすることがなかったので、俺は高校を辞めずにすんだ。
それでも俺は部活をやめて、今まで何となく避けてきてしまった分もちづると一緒にいられる時間を増やした。
俺たちは今までふれあわなかった時間を埋めあうように、仲良くなっていった。
…俺にはもうちづるしかいなかったし、ちづるにも俺しかいなかった。
それでも漠然と…ちづるもいなくなってしまい一人残されるのではないかという不安があった。
そしてその不安は…的中した。
「…ちづるの命があと1ヶ月ってどういうことですか!?」
ちづると二人で過ごす三回目のクリスマスが目前に迫った定期診察の日、俺はちづるの主治医に呼び出された。
「残念ですが…このまま手術をしなかったらちづるさんは来年を迎えられないと思います。とにかく今から入院してください。」
主治医はたんたんと信じられないことを…信じたくないことを口にした。
「じゃあ、手術をしてください!」
今にもつかみかかりそうになりながら俺は主治医に詰め寄った。しかし主治医は悲しそうに眉をひそめるだけだった。
「手術をしても…今の体力では…おそらく助かる確率は5パーセント程度です。」
5パーセント…それは命を懸けて望むには…あまりにも…あまりにも少なすぎる確率だった。
俺は目の前が真っ暗になるのを感じた。暗闇の中で主治医の声だけが聞こえてきた。
「あとは…お二人で決めてください。」
俺は呆然としたままちづるの病室へと向かった。ちづるは体を起こし、今にも雪が降り出しそうな灰色の空を見上げていた。
「あ、お兄ちゃん。先生、なんだって言ってたの?」
俺に気がついたちづるは微笑みながら問いかけてきた…俺にちづるがもうすぐいなくなってしまうなんてそんな残酷なこと…言える訳なかった。
「…寒くなってきたから、しばらく入院して様子をみようってさ。」
必死になって嘘をついた。
なぁ…ちづる…俺はうまく笑えてたのかな?
「…そうなんだ…クリスマスまでには帰れるかなぁ~。ちづるね、サンタさんにお願いしたいことがあるの。ねぇ、お兄ちゃん、サンタさんはいるんだよね?」
もうふつうなら高校生のはずなのにまだちづるはサンタを信じていた。
「そうだな…サンタはいるよ。お兄ちゃんも…お願いがあるんだ。」
俺も…サンタを信じたかった。
