待ってましたキラキラキラキラ亀梨和也様主演のヤマトナデシコ七変化豪華キャストで一月からスタートだそうです(*´д`*)今回はうまく視聴率とれてほしいですニコニコめちゃくちゃ応援してますパンチ!それにしてもこの漫画懐かしいなぁ…まだやってるんですかね??亀ちゃんは恭平(字あってるかな?)役ですね…ちょっと似合わないかも(笑)今回のクールのドラマは東京DOGSが面白いですキラキラキラキラ水嶋ヒロ君面白い&かっこいいですラブラブさて話はまったく変わりますが仲良くしようぜ!な妹、二人が戦ってます「見習いサンタのプレゼント⑭」↓本当のことが知りたいの?あはは…ヤダよ…誰が教えてやるものですか。





「ふふふ…可愛い。そんな声あげちゃって。でもだーめ。にーにはもう私のにーになんだから。」
聖羅は不敵な微笑みを絶やさぬまま、一度ちづるに目線をやるとまた俺の瞳を見つめた。ちづるは苦痛と恐怖に顔を歪めながらなんとか立ち上がろうとしている。信じられなかった…あの優しかった聖羅がこんなことをするなんて。


「俺に…なにを…する気だ?」

やっとの思いで口を動かすと、俺は聖羅を睨みつけた。いくら妹だからといってやっていいことと悪いことがある。

「にーにには…全てを忘れてもらうの。去年のクリスマスにしたみたいにね。」

去年の…クリスマス?
去年のクリスマス、俺はサンタの試験を受けた…ちづるとサンタに願いをかけた…なにかがおかしい。ありえるはずのない二つの記憶が混在している。

「いやだぁ…サンタさんお兄ちゃんを返して…」
俺はちづるの兄。
でも俺は聖羅の兄?
なにが正しくて、なにが嘘なんだ?
頭が痛い。


「にーに…可愛そうに苦しいのね。わかったわ…どうせ記憶を消すんだしすべてを教えてあげる。私はサンタのスカウトマン。ずっと探してたんだ…信じられないくらい真摯な願いを持った人間のことを…にーに、あなたは合格だったの。」

真摯な…願い?
俺がずっと探し求めていたもの…。

「あんなにおいしい願い、初めてだった。…だから私あなたが欲しくなっちゃったの。」

つまり、聖羅は俺の記憶を消して…ちづると俺を引き離したってことか?なんでそんなことを…ふつふつと怒りがこみ上げてくる。今の俺の顔はきっとそうとうひどいものだろう。

「やだなぁにーに、そんな怖い顔しないで、もちろん私はサンタだからにーにの願いちゃんと叶えてあげたのよ。記憶を消したのはその代償…にーにも納得してたのよ。」
「俺も…納得していた?」

じゃあこうなることを俺は望んでいたというのか?
ちづるを一人残していなくなるようなことをしてまで叶えたかった願いがあったというのか?

「でも皮肉よね。せっかくにーにが全てを捨ててまでちづるちゃんの病気治してあげたのに…恩知らずにもまた病気になりたいなんてね。」