昨日は先生に抗議が終わったあとに「小説の調子はどうだい?」と聞かれましたニコニコ「力になれるかはわからないけど今度見せてみて」と言われてしまい今自分が書いているものはとても見せられないと冷や汗汗ヤンデレは楽しいのだけどこれはあくまで筆ならし…そろそろまともなものを書かなくちゃガーンガーントリック久し振りにテレビで見ました…そしたらつい面白くて更新が遅くなりましたあせるあせるそれでもめげずに「見習いサンタのプレゼント⑦」↓なにが少女をそこまで追い込んでしまったのか…取り戻したいのは純粋な微笑みにゃー



「ねぇ?ちづるのお手紙じゃ足りなかったの?もっともっともっともっともっともっともっともっと…お願いしなかったから叶えてくれないの?」
腕を握る力がどんどん強くなっていく。悪気がないのはわかる…ちづるちゃんは純粋にただひたすらに何かにすがろうとしているのだ。俺はゆっくりと視線を合わせると子どもに語りかけるようにゆっくりと言葉を発した。

「ちづるちゃん…ちづるちゃんの思いはちゃんと届いているよ。だから俺はここに来たんだ。」

その言葉に嘘はなかった。たくさん届いた手紙の中でもちづるちゃんの手紙には群を抜いた思いが詰まっていた。

「じゃぁ…なんで?なんでサンタさんはちづるを病気にしてくれないの?」

「それはな…病気になることは幸せじゃないからだよ。」

俺の言葉にちづるちゃんは不思議そうに首を傾げた。

「…どーしてそんなこと言うの?ちづるが病気になったらまさ兄ちゃんが戻ってきてくれるのに。」

まさ兄ちゃん?そう言えばさっきもそんなことを呟いていたのを俺は思い出していた。まさ兄ちゃんとやらがちづるちゃんが病気になりたい理由をなにかを握っているに違いない。

「…まさ兄ちゃんって?」

ちづるちゃんの表情が一気に明るくなった。そして幸せそうに目を細める。

「まさ兄ちゃんは、ちづるのお兄ちゃんなの。すごく優しくて何でも知ってて…素敵な人なの。」
このぬいぐるみもまさ兄ちゃんがくれた宝物なんだよっとぼろぼろになったぬいぐるみを自慢げに見せてくれた。先ほどの光景がよみがえってくる…大切なものならどうしてこんなにしてしまったのだろう?

「でもね…もうすぐまさ兄ちゃんいなくなっちゃうんだ。」

再び…瞳からかすかについたはずの色が消えていく。

「…ちづるのこと…おいていなくなっちゃうんだ……………どーしてかな?ちづるが悪い子だったからかな?」

ぬいぐるみがぐにゃりと形を変える。それと同時にちづるちゃんの顔から表情が消えた。

「だから…ちづるは病気になるの。まさ兄ちゃんとずっと一緒にいるために。」

願いの意味が…俺にもようやく伝わってきた…それでも…俺にはその願いはどうしてもかなえられなかった…かなえるわけにはいかなかった。
俺は幸せを祈るサンタクロースだから…