ファイナルファンタジーシリーズが大好きなんですよ
特に7のクラウドはかっこよすぎです
しかし私の友人はクラウドをエロウドと呼びます
…確かにたまにエロウドだけど…(笑)そんなこんなで「見習いサンタのプレゼント⑥」↓一途すぎる思いは時として凶器となる
見習いサンタはヤンデレを救えるのか??
まるで光を反射しない深い悲しみの色に染まった瞳に俺の心は打ち抜かれてしまった…この子の心からの笑顔が見たい。笑顔にしてあげたい。なぜだか急にそんな欲求が沸き起こってきた。
俺は打ち抜かれてしまった少女に向かって微笑みかけると、陽気に自己紹介をしてみせた。
「驚かせてごめんな!俺の名前は星夜、まだ見習いだけど…一応サンタクロースなんだ。君の願いを叶えにきたよ。」
少女は嬉しそうに手を合わせると恍惚とした表情で俺を見つめてきた。
「サンタさん…ちづるのお手紙届いたのね。そうだよね!ちづる一生懸命書いたんだもの。」
少女…いやちづるちゃんはそう言うと俺の手をとってくすりと全く瞳を変えずに笑って見せた。ゾクリと冷たいものが背中を流れた。ちづるちゃんの表情には一切の色を感じなかった。
「さぁ…早くちづるのこと…病気にして。」
そう言って俺に体を預けるようにして瞳を閉じる。その動作にドキッとしてしまうがすぐに俺は頭を振ってやましい考えを投げ捨てた。
「どうしたの?…サンタさん?」
俺は困ってしまった。病気になんてできるはずがない!そんなの幸せなはずがないからだ。
期待に満ちた瞳で上目遣いに見つめるちづるちゃんの顔を見ることができなかった。
「…それはできないんだ。もっと幸せがあるはずだから、それをさが…っつ!」
腕に走る鈍い痛みに顔を歪める。見るとちづるちゃんの細い指が俺の腕に食い込んでいた。うつむいたちづるちゃんの表情からはなにか重いオーラが放たれていた。
「どうして…どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして…」
まるで壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返すちづるちゃんの姿に、俺は圧倒されていた。なんの言葉も返せずにちづるちゃんを見つめたまま心臓の音だけがやけに大きく聞こえてきた。
そして…これはまだまだ始まりでしかなかったことに俺は気がつけずにいたのだった。

特に7のクラウドはかっこよすぎです
しかし私の友人はクラウドをエロウドと呼びます
…確かにたまにエロウドだけど…(笑)そんなこんなで「見習いサンタのプレゼント⑥」↓一途すぎる思いは時として凶器となる
見習いサンタはヤンデレを救えるのか??まるで光を反射しない深い悲しみの色に染まった瞳に俺の心は打ち抜かれてしまった…この子の心からの笑顔が見たい。笑顔にしてあげたい。なぜだか急にそんな欲求が沸き起こってきた。
俺は打ち抜かれてしまった少女に向かって微笑みかけると、陽気に自己紹介をしてみせた。
「驚かせてごめんな!俺の名前は星夜、まだ見習いだけど…一応サンタクロースなんだ。君の願いを叶えにきたよ。」
少女は嬉しそうに手を合わせると恍惚とした表情で俺を見つめてきた。
「サンタさん…ちづるのお手紙届いたのね。そうだよね!ちづる一生懸命書いたんだもの。」
少女…いやちづるちゃんはそう言うと俺の手をとってくすりと全く瞳を変えずに笑って見せた。ゾクリと冷たいものが背中を流れた。ちづるちゃんの表情には一切の色を感じなかった。
「さぁ…早くちづるのこと…病気にして。」
そう言って俺に体を預けるようにして瞳を閉じる。その動作にドキッとしてしまうがすぐに俺は頭を振ってやましい考えを投げ捨てた。
「どうしたの?…サンタさん?」
俺は困ってしまった。病気になんてできるはずがない!そんなの幸せなはずがないからだ。
期待に満ちた瞳で上目遣いに見つめるちづるちゃんの顔を見ることができなかった。
「…それはできないんだ。もっと幸せがあるはずだから、それをさが…っつ!」
腕に走る鈍い痛みに顔を歪める。見るとちづるちゃんの細い指が俺の腕に食い込んでいた。うつむいたちづるちゃんの表情からはなにか重いオーラが放たれていた。
「どうして…どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして…」
まるで壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返すちづるちゃんの姿に、俺は圧倒されていた。なんの言葉も返せずにちづるちゃんを見つめたまま心臓の音だけがやけに大きく聞こえてきた。
そして…これはまだまだ始まりでしかなかったことに俺は気がつけずにいたのだった。
