最近、薬を飲み忘れかけることが増えてきました。
常に予備薬を3日分、仕事用と休日用のカバンそれぞれに携帯していることと、服薬管理アプリの通知のおかげでいずれも未遂に終わっていますが。
それだけHIVと服薬が自分にとってイレギュラーなものじゃなくなってきたということなのでしょう。
ここまでくるといっそいろんな人に自分のHIVのことを知っておいてもらいたいとも思うのですが。
俗に言う「薬害エイズ事件(正確には薬害HIV感染)」を知らない若い世代は分かりませんが、HIVやエイズという言葉を知らない人は少ないのではないかと思います。周知の成果ですね。
ただ、病名の認知度と、その実態の認知度には現状大きな開きがあると思っています。
(きちんと服薬すれば)伝染しないこと。死なないこと。日常生活に概ね支障はないこと。エイズとHIVはイコールでないこと。思ったよりも身の回りにいること。身体障害者手帳を持っていること。私の困り感はHIVの症状そのものではなく、世の中がHIV患者を過剰に恐れているんじゃないかという不安であること。
そういうことを知ってほしい。