10年近く前だと思いますが、ケンカ加害者の小学生が「あいつは“ショウガイ”だから(殴ってもいい)」と言っていたのを聞いたのは衝撃でした。その当人こそ情緒的に明らかに不安定だったので尚更違和感を覚えました。
数年経って今度は“ガイジ”というスラングを知ったのはTwitterだったか2ちゃんねるだったか。でもその頃のニコニコ大百科には「あからさまに差別的な意味を示すので公共の場では使用しないように」と書いてあった様に覚えている。
最近、今度は“ハッタショ”という言葉を目にした。はじめはわからなかったが、数秒経って発達障害なんだなとわかった。自分と相容れない人を侮蔑する言葉は無限と出てくるんだなと思った反面、世間に「発達障害っぽい」とい概念が出来たということはある意味世の中に発達障害という言葉が良くも悪くも根付いてきたんだなと素朴に思った。
さて、自分は現在「障害者」なわけです。手帳を取る前もフルタイム常勤で働いています。
まぁ結婚はしておらず今後も子どもは作らないでしょうから「生産性」はないですけどね。
で、“ショウガイ”、“ガイジ”に自分は当てはまるのか。まぁ障害“児”ではないので後者はちがうとは思いますが、前者について「じゃあ俺はどうなんだ」と障害者手帳を見せたとしたらどうなるんでしょうね。
何が言いたいか。あなたの他人への嫌悪感に対するレッテル貼りに障害者を利用しないで欲しいということ。
まあ、福祉制度上の「障害者」の範囲と、世間が感じている「障害者」の概念との間に開きがあるのは確かだと思います。
全然関係ないけど、ADHDっぽいという疑念は高校生の頃から思っていて一時は自殺未遂するくらい相当悩みましたが、今は完全にそれより大きな病気にかき消されましたね。
困り感はめっちゃあるけどまあまあ対策できてますからね。