甲状腺穿刺吸引細胞診検査から1週間後。
再び病院へ。

ちなみに甲状腺に関しては自分で触ってみてもよく分からなかったし、これといった自覚症状はなく。

ただ、ちょうど年齢的に更年期でもおかしくない頃合なのもあるのか、半年くらい前から生理不順だったり、生理なのか不正出血なのか?というくらいの微量の出血があっていたり。
去年3月くらいに子宮がん検診とか受けたときは異常なしだったけど、この甲状腺の検査落ち着いたら婦人科も行ってみようかなとか、ちょっと腸も調子わるいかなぁとか、そんなに食べる量も増えてないのに体重がじわじわ増えてたりとか。

甲状腺の検査をしたので、甲状腺の病気とかも調べてみて、甲状腺の病気の症状って更年期の症状と似てるぽいていうのを見て、あれ?もしかしてこれって橋本病とかなのかしらんとか…

そんなこと考えつつ耳鼻咽喉科で待って、呼ばれて、あー、どうも!こんにちわ〜と
先生あいかわらず快活だね!
すこし和みつつよろしくお願いしますーと診察室へ。

「早速なんだけどこの前採ったやつなんだけどね、うーん、あれ、悪性だったよー」

ん?
悪性?

「悪性っていうと……もしや、癌ってやつですか?」
「そうだねぇー」

んん?Σ( ´・ω・`)癌ですと!?

「あー…そうでしたかぁ。そういえばうちの祖母も私が子供のころに甲状腺がんで手術してました…」

そう、我が家系にいました。甲状腺がん。ちなみに祖母が手術したとき自分小学生くらいだったのですが、有名な先生のとこで手術受けに行くからってので一族総出で着いてった記憶が残ってました。

「ただね、悪性だけど、これ乳頭がんといってとてもおとなしい癌だし、偶然早く見つかったから焦らなくてもいいし手術すればほぼほぼ助かるから心配しなあでいいからね!」

「あっ、はい。うちの祖母も手術後めっちゃ長生きしましたし」

人生初のがん告知。こんな感じでした。

細胞診うけたあとに色々調べて甲状腺がんは比較的予後がよくて生存率高い癌だってのを見ていたのと、実際甲状腺がん手術うけた祖母も80過ぎまで元気に長生きしたのを見ていたのと、さらに先生があまり重くない感じで言ってくれたのが良かったのか、思いのほか落ち着いて、あ〜、癌だったかぁ、の感じでした。

急がなくても大丈夫だけど、ほっといても大きくなってどうせとらなきゃだから手術しようね。ということで、ただ今現在がコロナの影響で病室の空きの問題ですぐには出来ないということで一応は予定は4月頃に…という話に。

そして、この前は心配ないって言ったけど左、悪性だだったし、一応右も細胞診しようねと。今度は右も針刺して採りました。2回目だったのですこし慣れたぞ!

また1週間後にということで、検査結果を聞きに1週間後に再び病院へ。

「この前の検査のなんだけど…検体不良だったよ〜」

先生が申し訳無さそうに頭をかいてました。

「なので、ごめんけどもう1回だけ針刺させて〜」

いいですとも。もう細胞診は慣れたから大丈夫ですとも!

「まあ、良性腫瘍の時に検体不良よくでるんだよ、見たかんじも採ったかんじも良性だとは思うけど一応もう1回ね」

言われるままに右側2度目の細胞診。

「あとPET検査予約いれるから来週検査うけようね、で、今回の細胞診の結果でる頃にPET検査の結果も一緒に説明するから」

とのことで、診察を終えて、PET検査の説明を受けて予約日を確認してその日は帰宅しました。