行ってきました!
『辻井伸行特別追加公演』
大宮ソニックシティでの『ラフマニノフ2番と3番』
テレビで聴く音とは全く違ったわ!
1音目から『何?これ?何?これ?』の衝撃。
音が生きているのよ!本当に生きているの!
弾き始めに見えたのは(←危)
1音1音が金魚になって会場の空間を泳ぎ回る感じ。
ピアノから次々と金魚と丸い光の音の粒が
コロコロころころあふれ出てくるの(←幻覚)(←危)
とにかく音が綺麗。
語弊と先入観の塊のような言い方になりますが
見えない分、余計なイメージが音に入っていない。
奏者の映像のイメージが無い分
音が研ぎ澄まされ研ぎ澄まされ
純粋に音のみを美しい音のみを追求した音。
波打ち際の砂浜に波が染み込んでいく様に
心のなかに音が音楽が染み込んでいくような・・・
共に奏でる
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団も
桁違いに素晴らしい柔らかな包み込む様な音を奏で
フィルハーモニーが奏でる音が雲海となって
辻井伸行(敬意を込めて敬称略)のピアノの音は
太陽の光を浴びて輝きながら雲海と青空の間を飛ぶジェット機
ワタクシはそれに乗って雲海と青空と
浮遊感を堪能し続けましたわ(←幻覚)(←危)
アンコールは3曲。
軽快な短いジャズと
2曲目は自作の曲なのかな?
静かで静かで綺麗な曲。
このあたりでこらえていた涙腺崩壊。
ピアノの音だけで泣いたのは初めてだわ。
あまりにも綺麗すぎたのよ。
そして3曲目は『熊ん蜂の飛行』
あれだけ早引き超絶技巧ばかりを長時間引きまくった後に
『熊ん蜂の飛行』って・・・(^^;)
会場も軽い笑いが出ておりました。
皆ココロの中で、まだ指軽やかに動くんかい!と
突っ込んでいたんだろうな。
1階の一番奥の席だったのですが
音がくっきりはっきり
ピアニッシモまではっきり聞こえた!
とダンナが感動しておりました。
で、共通の感想が
これまでCDなどで聴いていたラフマニノフとは
印象がまるで違う!でした。
なんて魅力的なラフマニノフ!
彼は天才だ。神から遣わされた天才だわ。
天才の偉業を目の当たりにできて
最高に極上の体験でした!
チケットが高い( ̄- ̄)
などとケチくさい事をグズグズ言ってたワタクシの背中を
コメント欄で後押してくれた
momoさん
Nobu♡♡♡翻訳家さん
ありがとうございました!!!ヽ(≧▽≦)ノ
おかげさまで素晴らしい音楽を聴く事ができました!
会場で辻井伸行のCDを買ったわ!
もうすっかり虜よ!
あ!そだそだ!d(^^〃)
アンコールの時、管弦楽団のメンバーが
嬉しそうにニコニコしながら身を乗り出して
アンコール曲に聴き入っていたわ。
彼らも辻井伸行のピアノの音の虜なのね(^^〃)
≪※敬意を込めて敬称略≫