6月18日(土)
神戸倶楽部の月例会に出席するため、夕方神戸三宮へ出向く。
高齢の会員が多いため、和食(日本料理)のお店の割合が高い本会ですが、今月は珍しくトルコ料理。
その名も名探偵コナン…ではなく、トルコ料理店「ケナン(Kenan)」。
三宮といっても駅からは少し距離があり、山側に向かって坂を上った、割と閑静な住宅街の中にお店はあります。

店先に掲げられている大きな国旗が、道に迷いそうなところを救ってくれました。

まずは「エフェス(Efes)・ピルスナー」というトルコビールで乾杯。
一般的なビールに比べると、少し辛口で苦みが強く感じられます。

前菜として出てきた3種の料理。(料理名は紹介してもらったが忘却の彼方 ← 持病)
一番右のペースト状のものは、奥の"ナン"のようにもっちりとした食感のパンと一緒にいただきます。

こちらは赤レンズ豆のスープ。素材の食感が活かされた優しいお味のスープです。

一転、こちらはお酒のお供にぴったりな塩の利いた白チーズ。
両端を同じく白チーズを包んだ春巻きと、トルコの家庭料理、白ネギのオーブン焼きに挟まれ、お皿の上は”白”尽くしです。

トルコの焼酎はアルコール度数45度と高めです。
調子に乗って飲み干して、2ヶ月前のように帰りに階段を踏み外してもいけないので、他の会員がオーダーしたものを撮影させていただきました。(少し成長!?)
この”ラク”という無色透明の蒸留酒は、水で割ると白く濁るというのが特徴のひとつです。
変色してカルピスのようになったそのお酒は、「ライオンのミルク」という異名をもつそうです。

串に刺さったお肉が異国風でワイルドだろ~。(酩酊中)
お肉料理は3種類。鶏、子羊、牛肉をつくね風にしたもの。
下にはトルコのパスタ入りのピラフが敷き詰められています。
適度に歯応えがあってジューシーな(迷える)子羊のお肉が、特に美味でした。

この日は赤ワインのボトルを2本、空にしました。

デザートは選択制。
トルコアイス、お米のプディング、カカオのプディング、バクラヴァの4種類の中からひとつをチョイス。
写真は注文したのが僕ひとりだけだったバクラヴァ。これはトルコの名物スイーツらしく、濃厚な甘さです。
チャイとともにいただきました。
品数は多くありませんが、前菜から重量感のあるパンが出てくるなど、それぞれの料理が食べ応えがあり、最後は甘いデザートでお腹いっぱいになりました。
トルコの家庭料理を存分に味わうことができました。
ごちそうさまでした。
この日は、幹事の方が飼っている「オカメインコ」について紹介いただきました。
インコとありますが実はオウムなのだそうで、
(尾を除いた)実際の大きさはヒヨドリと同じくらいの、オウムの中では最も小さい種類です。
驚きや緊張を感じたり、危険を察知すると頭頂部の冠羽が立つそうです。
妖気に反応して逆立つ、鬼太郎の髪の毛のようですね。
可愛らしい頬の橙色(チークパッチ)の辺りに耳があります。
トルコ家庭料理「ケナン(Kenan)」
神戸市中央区山本通2-14-18
神戸マンション1F
078-271-2930