12月13日(土)は、3人で今年20回目を迎える「神戸ルミナリエ」に行きました。
毎年訪れているわけではなく、過去に5回程度だったと記憶しています。

イルミネーションやプロジェクション・マッピングなど、”光のイベント”は、近年そこかしこで見かけますが、
神戸ルミナリエは、その経緯と開催主旨からも特別なものを感じます。


会場までの道程には混雑を緩和するため、迂回ルートが設定されていて、土日はそれが一段と長く伸びるようです。

JR元町駅東口から西へ数百メートル歩き、折り返し地点を通過、今度は反対方向へと歩を進めます。

「暗い闇の中で寒さを凌ぎながら、希望の光を待ち焦がれる。」

約1時間後にようやく光が見えてきました。




今年のテーマは「神戸 夢と光」




▶ フロントーネ「新生」

高さ約22m、幅約35mの巨大な光の扉は、信号機をはるかに凌駕する。
その扉に続いて、昼間のように明るいガレリアを進んでいきます。




▶ ガレリア「夢の回廊」

23基連ねられたガレリアでは、レクイエムがながれ、ブロックごとに鎮魂と希望の音楽が聞こえてきます。




ガレリアを抜けると、東遊園地の広場が見えてきます。

▶ スパッリエーラ「アラベスク」

壮観な光の芸術。
色鮮やかな模様を目にして、ふとミラノ大聖堂のステンドグラスを思い出す。




▶ カッサ・アルモニカ

スパッリエーラの中にある光の記念堂。
ひと際、明るく光り輝いています。




数年ぶりのルミナリエにご機嫌の妻と、あまりの人混みにご機嫌斜めの息子。
光と影のように対照的な表情。

ベビーカーで行くと周囲に迷惑をかけると思い、この日も交代で抱っこしながら行動しました。
おかげでふたりとも、翌日筋肉痛。




「訪れたすべての人を明るく照らすこの光に
誰もが夢と希望を抱くことのできる、明るい未来を重ねる。」

節目の20年を過ぎても、この温かい光が人々を照らし、そして励まし続けることを願い、
微力ながら100円募金に協力して、会場をあとにしました。

それにしても、寒かった!