昨日、9月29日は久しぶりに、ごまと休みが合う日だったので、以前から2人で相談して決めていた
「マウリッツハイス美術館展」と「ティークルーズ」に出掛けることにしました。


まずは、芸術の秋として美術館展のお話しから音譜

お昼過ぎに三宮に到着。駅から徒歩で神戸市立博物館へ。この展覧会は今日から観覧が始まるということで、多くの人が訪れていました。



フェルメールの有名な「真珠の耳飾りの少女」が来日ということもあり、外観はこんな感じに”おめかし”していました



館内で展覧会の「公式図録」を購入。
こんな感じで記念撮影もできます(笑)



マウリッツハイス美術館の歴史から始まり、ライスダール、ホーイエンを中心とした風景画。

さらに歴史画ではルーベンスの「聖母被昇天(下絵)」やレンブラントの「スザンナ」を観賞。

そして、注目のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」。

やはり、この画の前では行列ができていて、他の画のように、ゆっくりかつ至近距離で観賞することはできません。


そのあとは、肖像画、静物画、風俗画へと続いたのですが、当初予想していたより長い時間を過ごし、とても楽しく充実したものでした。

「風景画がとてもよかったね」なんて話をしながら博物館を後にする2人。

個人的な感想としては、ホーイエンの「ホーホエルテン近郊のライン川の眺望」やライスダールの「帆船の浮かぶ湖」の広々とした空間の使い方が印象的でした。

またレンブラントの「スザンナ」や「シメオンの賛歌」に見られる美しいほどのコントラストに感銘を受けました。



下の写真は、ライスダールの「帆船の浮かぶ湖」。

雲の描写に暖色を用いているところや、雲の間から差し込む光を映し出す湖のコントラスト、作品全体から伝わる穏やかな印象がとても素晴らしく、お気に入りの作品です。


次は10月から始まる「エル・グレコ展」に行こうかな音譜

9月29日(食欲の秋編)に続く。