なみだのわけ。 | サヨナラノサキ

サヨナラノサキ

2014年4月1日エイプリルフール仏滅に乳がん手術をしました。抗がん剤治療を経てホルモン治療中の2018年3月、乳房再建のためのエキスパンダー挿入、同年11月インプラントに入れ替え。乳がんのことや愛猫、日常のアレコレをブログに綴りたいと思います。

麻央ちゃんの訃報を聞いたのは、

お昼休みでした。

麻央ちゃん亡くなったと聞いて、
ぽろぽろ泣けてくる。

別にファンというわけではないけど、
前向きに頑張ってる姿に心惹かれてた。

同病の方なら皆そう思っただろうけど…

入院したことを知り、
呼吸が苦しくて痛みがあり、
食事も食べられない様子を見て、

退院して自宅療養になった時、

もう旅立ちが近いのだろうな、
と察しましたよね。

だけど、いざ亡くなってしまわれたニュースを見たら、

悲しいです。

痩せた麻央ちゃんの写真、
浮腫んだ麻央ちゃんの足、

でも、ちっとも不幸に見えませんでした。

麻央ちゃんは、
ゆっくりと大好きな人達とのお別れの時間を過ごしていたと思います。

乳ガンは、残酷に麻央ちゃんと家族を引き裂いてしまいましたが、
1日、また1日、
苦しみはあったかも知れないけど、
サヨナラをする時間を与えてくれました。

ひとりの母だった麻央ちゃん、
妻だった麻央ちゃん、
大事な娘で、妹だった麻央ちゃん。

そして、同じ病気と戦う私たちの仲間だった麻央ちゃん。

神様は、人として生きる麻央ちゃんを、
もうひとつ上の世界へ呼び、
導く人という役目を与えたのかも知れない。

大切な家族を、
同じ病の私たちを、

見守るだけじゃなく、
明るい方へ導く人になったのかも知れない。

母を失った幼い子ども達、
母のかわりは誰にも出来ないけれど、
母をいつも近くに感じていられますように。

共に妻の病気と闘った海老蔵さん、

時が経てば、もっと悲しみは深くなるでしょう。

その時は子どもたちの存在が大きな救いになる。
芸の道がきっと助けてくれる。

小林麻央さんの御冥福を心よりお祈りいたします。

同じ病を闘う多くの人が、
明日を信じて、希望を持てますように。

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私が急に泣いたから、
周りの人はビックリしたよね。

変に思ったよね。

だけど、仲良しの相方のコンドーさん(所属が変わってしまったので正確には元相方)
何も言わず、ただただそばにいてくれた。
優しい気持ちが伝わってきて、余計泣けてきました。

ゴメンね、心配かけて。
ゴメンね、話せなくて。

もう、大丈夫だよ。