早いもので…
2月もあっという間に終わり…
ボランティア仲間の Hさんから頂いた
この2月最後の日に
Teamニャンちゅう チュール祭りを開催しました
もちろん うさクンもお口から食べました
うさクンを 初めてみた時
誰もいない家の前で
座ってごはんを待ってるこの子が
誰にも気づかれる事なく
人知れず消えてしまう事がないように…
そんな思いでうさクンを保護しました
その日のうちに
病院へ行き
エイズ陽性 もしかして発症しているかも…
と言われ
それでも できる限り
できる全ての事をしてあげよう
どんな事があっても 最期まで一緒にいよう…
…そう思いました
先週
金曜日 夕方 うさクンの病院へいきました
先生からは 糖を入れても血糖値が上がってきません
栄養が吸収されてなく
あとはうさクンが どれだけ頑張れるか…
…と言われ
うさクンを 連れてかえりました
うちに帰ってきた うさクン
もう 歩きまわる力はなかったけど
呼びかけには答え
食べる事ができました
チューブで直接 胃に流し込んでいるのに
口がモグモグ動いてて…
シリンジで大好きな牛乳を口からあげると
痛がることなく 美味しそうに飲みました
ごはんタイムが終わると
チューブの掃除をします
土曜日は娘が休みだったので
ニャンちゅうがいない間
うさクンのお世話をお願いして
日曜日は 早退し午後からは
ずっと 一緒に過ごしました
日曜日の夜
うさクンは みんなに囲まれて
静かに 長い長い旅にでました
2月4日にうちにきて
まだ1ヶ月も経たないうちに…
旅に出てしまいました
持病のある子や状態のよくない子を保護して
迎えたとき
その子に自分ができる最大限の事を…
できる全ての事をしてあげて
それでも 報われない結果になってしまう事もある
そして
その子のためにしてあげた事が
正しかったのか 間違ってたのか…
それすらもわからないまま…
そんな事
今まで何回も経験してるのに…
もっと早くPEGチューブを設置していたら…
いや…そもそもPEGチューブを設置しない方が
よかったんじゃないか…
PEGチューブを設置して帰ってきた日
うさクン
帰って来れた嬉しさからなのか
興奮してました
術後1日目ということもあり
ケージで過ごした方がいいと思い
ケージに入ってもらったんですが…
出たいばかりで
すごく暴れました
今まで 動き回る活力もなかった子が
お腹が満たされ 動き回る事ができるようになり
その運動量が栄養吸収率をはるかに上回り
低血糖症を起こしてしまったのではないか…
あの時
ケージから出してあげてたら
うさクンも少し落ち着いて
低血糖症にならなかったかもしれません
何を思っても
うさクンはもちろん
誰も答えてはくれません
ただ
ほんの少しの間だけど
PEGチューブを設置して
薬もちゃんと摂れてるから
お口の痛みもおさまって…
「お腹いっぱい」も味わって…
…くれた事が
ニャンちゅうにとっての
せめてもの救い…
いや
ニャンちゅうにとっての救いなんて
どうでもよくて…
うさクンを救ってあげられなかったのは
事実で…
うさクン
助けてあげられなくて ごめんなさい
あと 何回 こんな想いをすればいいんだろう
たくさんの子を抱えてる他のボランティアさん達は
どうやって乗り越えているんだろう…
どうやって気持ちの整理をつけているんだろう…
こんな事があっても
律の薬をとりに 今日もまた病院へ…
うさクンとニャンちゅうに
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本当にありがとうございました
「うさクン」