先日 新しいおうちへ行った子
里親様からこんなご連絡をいただきました
「病院へ健診に行ってきました。お腹に回虫がみつかりました」
この文章と病院での領収書が写メって送られてきました…
一応 譲渡が決まるとお届けの前に最後の健診にいきます。(もちろん それまでも定期的に病院で診てもらってます)
視診、聴診、触診、検温、検便…
そこで異常があれば薬をもらったり注射をしてもらったり…
今回の子の場合 お届けの2日前に病院へいきました。
その時は目が怪しかったので目薬をもらい 検便はマイナスでした。
お届けの日に目薬も一緒に渡し引き続き様子をみてもらうようにしたんです
…で…その送られてきた領収書が…
初診料、カルテ作成料、診察料、検査代…
たくさんの項目に分かれていて合計6000円超えでした
この写メが送られてきたということは
もしかしたら こちらで負担してくれということなんだな…
そう思い ムシがみつかりましたか、すみませんでした。2日前の検査ではマイナスだったので…この医療費はこちらで負担しましょうか…
と送ったところ
お願いします…
…ときました
丸投げかぁ…
そりゃあ 払いますよ うちの子だったんですから…
私は譲渡の際に オリジナルの誓約書を作ってそれを読んで各項目にチェックを入れていただきサインをもらってます
その中に
年に1度のワクチン接種(生後1年間は2回)時期がきたら避妊手術、その他適切な医療にかかります。
という項目もあります。
そこにチェックを入れてもらったにもかかわらず…
なので
1度 迎えに行って治るまでこちらの病院で治療します
その方が治療費も保護猫やボランティアに優しい良心的な費用でやっていただけるので…
と伝えると
え?ボランティアさんって補助がでてるんじゃないの…
…そんなもん あるわけないやん
あと、ボランティアっていえばただで診てもらえるんじゃないかとか…
↑そんな神様がやってるような病院があったなら他の病院は完全終了ですよね(笑)
あまりにも 自分勝手に解釈してみえて(まぁ、知らないってこともありますが…)
なので 無料で診てもらえるのは保健所から出してきて最初に診てもらう1回だけ…
その時に異常があれば薬代や注射代はちゃんと支払ってます
2回目、3回目と診てもらう時はちゃんと診察料も払っています
…と懇々と説明をしました
今回は うちの子の事なので治療費をお支払いさせていただきます
次回からは お宅の子として治療をしてあげてください
…とお願いしました
どうなんでしょう…
多分 前からいたんだろうけどムシがこっちでみつからなかったから…
みつからなかった以上は先生も薬を出せないだろうし…
里親様は私達 預かりボランティアにどこまでを望んでみえるんでしょうか
保護猫の ノミ、ダニはもちろん お腹のムシ、耳ダニ 、皮膚炎、結膜炎、鼻水…
全てのものを治療し完璧な状態で譲渡してほしい…
そりゃあ 誰だってそうですよね…
もちろん 保護した子達にムシがいれば次の検査でマイナスになるまで薬を飲ませます。
耳ダニが見つかればいなくなるまで、皮膚炎になれば綺麗に治るまで、結膜炎になればもう大丈夫と言われるまで治療をしています
できるかぎりのことをしているつもりだったのに…
なんだか ちょっと…スッキリしない気分です
そうそう
先日 引き出した子達
とっても元気です