とのが亡くなって、20日。やっと母が落ち着いてきた先日、突然電話が鳴りました。
うんちょすするのは当たり前ですが、聞けばトイレじゃなくて母のベッドや座敷にしてしまうとのこと……
母は生活が安定しきった大人猫としか生活したことがなく、イレギュラーなことが起こると何でも私に聞いてくるようになっていました。今回も『どうゆうことかな。かえでは何て訴えてるの?』と聞いてきたのでした。
普段かえでは外を闊歩してるため、用も外で済ませてしまうことが多く、なるべく家でしてもらうようにトイレも増設してありました。が、いざ帰宅すれば完全に室内生活のとのの匂いが染み付いているわけで……
かえでなりに尊重と遠慮があったようです。
それはとのが亡くなった今もまだ続いていたようで……
うっかりしていました。環境整備してあげることを『当たり前のこと』と丸投げしてしまった私にも責任があります。
季節は夏。パトロールするにも酷暑の日中はさすがのかえでも外に出る気になれず、家にいることが増えたお陰で、必然としてトイレの使用回数も増えます。
おしっこはしても、どうしてもうんちょすは抵抗があるようで、母のベッドの上で失礼してしまうらしいのです。
翌日、ちゃんとトイレで用を足してくれたと連絡が入りました。
かえでの『とのロス』のダメージも、少しづつ癒えていき、愛される喜びを味わってくれたらいいな……。