第56回多摩独酌会 一蔵堪能-而今蔵-の巻 | さらりーまんニャン吉R

第56回多摩独酌会 一蔵堪能-而今蔵-の巻

6/15に行った、第56回の多摩独酌会。

今回は而今のブラインド飲み比べ。




まずは生酒を6種。
大吟醸 斗瓶取り出品酒(生原酒)山田錦40% 自社保存9号酵母
純吟  無濾過生原酒     山田錦50% 自社保存9号酵母
純吟  無濾過生原酒     雄町50%  自社保存9号酵母
純吟  無濾過生原酒     千本錦55% 自社保存9号酵母
純吟  無濾過生原酒     八反錦55% 自社保存9号酵母
特純  無濾過生原酒     五百万石60%自社保存9号酵母


いきなりこの6種を20分で飲んで、気に入った順番や、予想をしていくのだが、どれがどれか全くわからん。
大吟くらいは、すぐにわかりそうなもんだが、けっこう迷った。
しかも飲んでいくほどに、わからなくなる。
むちゃくちゃ面白い!



結局、合っていたのは、大吟と雄町。
で、一番気に入ったのは、八反錦だった。


休むまもなく、次のグループ。
今度は火入れ6種。
大吟醸 斗瓶取り出品酒(火入れ)山田錦40% 自社保存9号酵母
純吟  火入れ        山田錦50% 自社保存9号酵母
純吟  火入れ        雄山50%  自社保存9号酵母
純吟  火入れ        千本錦55% 自社保存9号酵母
純吟  火入れ        八反錦55% 自社保存9号酵母
特純  火入れ        五百万石60%自社保存9号酵母


合っていたのは、大吟と千本錦。
千本錦は家で飲んだばかりだったのですぐわかったが、それ以外は、、、。
山田と雄町すら区別できないとは 泣。


気に入ったのは、山田錦。


次は酵母の違いを楽しむ4種。
純吟 無濾過生原酒  五百万石55% MK3三重酵母
特純 にごり酒生原酒 五百万石60% MK1三重酵母
特純 火入れ      五百万石60% MK1三重酵母
特純 火入れ      五百万石60% 協会901酵母


これは4種類区別できた。
気に入ったのは、にごりの生原酒。
次に、MK3を使った無濾過生原酒。
火入れの2種は燗で飲みたい、とメモってある。。
このへんになるとだいぶ酔ってて、結局酵母が違うとどう違うのかが書いてなくて、今では自分でもどのあたりが気に入ったのか、わからず残念。


最後のグループは、而今以外。


大西氏(というよりも而今くん、と呼ぶほうが、なんか合ってる)セレクトの気になる蔵元のお酒3種
貴 特別純米60火入れ
奈良萬 純米生酒 中垂れ
陸奥八仙 特純 中汲無濾過生


独酌会選んだ1種
屋守 中取り無調整生


そして新妻コーミさんのおうちのお酒2種
千代の光 もち純米火入れ
千代の光 真 特別本醸造


奈良萬、屋守がよかった。
千代の光は絶対お燗。
冷たい状態では比べられん。


こんな感じで試飲をしまくったあとは、而今くんとコーミさんが各テーブルをまわり、質問攻めに合うコーナーなど。



いろいろと話をされていて、一番驚いたのは、今年でまだ4年目だということ。
私が最初に而今を飲んだのは、2006年春の独酌会で純吟千本錦あらばしり。
自分の評価は2番手グループだった。
2007年春の独酌会で出品されていた純吟山田錦生は、鍋島についで2番目に気に入ったお酒だった。
(ブログつけてると過去に飲んだ酒の記録にもなって便利だな)


そのころは普通に買えたのに、今では小山商店でも予約しないと買えない人気ぶり。
いや、而今くん、すごいな。


少人数での造りということで、このハイレベルが保たれているようで、今後どうなっていくのかとても興味深い。