ぶっ壊したい世界、春一の心の声という役処、舞台にはいるけど、見えない存在という、とっても難しそうで、本当に三上さんが病んでしまいそうな感じがしました。
誰でも持っている、うわべと本心、表面上は優しくて人当たりが良いけど、心の中では舌打ちしてそうな人と表面上はぶっきらぼうで冷たく感じるけど、心の中は優しい思いやりを持ってて、照れ隠しでつい冷たく当たってしまう人、色々他にも人の性格はあるけれど、長く付き合わないと、お互い本心は分からないし、信頼感が生まれないと本心はみせられない。表面上だけの付き合いが苦手です。
春一とシュンイチがケンカする場面、心の葛藤が、見てて辛かったけど、人はこうして成長していくんだなって思った。
苦しみがすごく伝わって来て、見るたび圧巻されました。
春一とシュンイチ、春一が過去に犯してしまった罪…刑務所で刑期を終えたからといって、罪が消えた訳では無くて、「すみません、ごめんなさい」っていう本心からの気持ちが、一番相手に伝わるんだよなって 、お父さんの言葉に助けられ、シュンイチが土下座して「すみませんでした」って謝る姿(思い)に胸が熱くなりました。佐川も両親を無くした寂しさにどうしようもない気持ち、辛くて、春一を恨み、復讐することに心を向けないと自分の辛い心を受け止めきれなかったんだろうな…
里帰りして、親孝行しようと思ってた矢先、お父さんが亡くなってしまったけれど、電話で最後に「親父助けてよ」って春一の口から出た言葉は、お父さんにとって嬉しかったんじゃないかなって思った。春一も、自分を「許してやってくれ」って言ってくれた父親の気持ちが痛いほど、伝わって素直なシュンイチの心が出せたように思いました。
父親や仲間、香苗に愛されてる春一が素敵だなって思った。
最初は、素直になれなかった春一、香苗に照れ隠しで冷たくしてしまう姿が、いしらしかった。
全般的に、暗くて怖い中、ほっとするのが、ジョニ男さん。お会いするのが、楽しみでした。コンビニのシーン、面白かった!!
最後、父親が亡くなってすごく辛いシーンだけど、みんなのお互いの愛情を感じた温かい気持ちになったシーンでもありました。雪が溶けると春がくる…雪が桜にも見えました。
ぶっ壊したい世界、話下手な自分、心で思ったことが上手く言葉に出なくて、訳の解らない言葉が出てしまう、そんな自分をぶっ壊したい!!一番ぶっ壊したいのは、見た目だけど(笑)
でも、文章も下手で上手く感想が書けてないのですが、
そして初めての円形劇場!!色々な方向から観られるって、観ている側は本当に楽しくて面白かった。全方向では見られなかったけど、見るたび違う印象を受けて、円形のステージっていいね♪
今回も、素敵な舞台を見せて頂き、ありがとうございました。