初夏を感じる気候が続いていますね。
桜散らしの雨もなく、毎日、一歩外に出ると春の花が咲き乱れています。

今日の近くの都立公園の桜です。「大島桜」と言って染井吉野が散り始める頃に満開になり、香りが癒されます。
本当にでっかい!桜です。昔、コマーシャルで「この木、なんの木、気になる木♪」というのがありましたね!まさにそんなイメージの桜です。

さって中は、中心はどうなっているのでしょう?気になりますね!
1本の幹からオクトパスのように四方八方に地面を這うように枝が出ています。
この桜、30年間、毎年見ています。
あまりの雄大さと優しい香りに癒されて、さらに、幸せに包まれてしまいます。

約1ヶ月間を振り返って書いてみようと思います。

虫垂炎の後の経過も順調で皆さんから沢山のお見舞いのコメント、メッセージをいただいて心より感謝致します。ありがとうございましたm(_ _)m

この冬の寒さは、腸の動きを悪くし、心が折れそうな程に離脱症状に拍車がかかり辛かったです。でもなんとか腸の動きも日々安定してきました。

特に3月1日からの暖かな陽射しは体の芯の冷えをサポートしてくれて、心がゆったりとしてほっとしました。私は生き延びられた!そんな安堵のような。。。幸せを感じました。

皆さんが日々アップして下さるブログを毎日読んで本当に励まされ、勇気や元気をいただきました。そして、ブログを書いてなんぼの世界ではなく駆け引きの無い、自分の体験をさらけ出し、共に分かち合う深い愛を感じました。ありがとうございます!


苦しみました。(過去形)
本当に苦しみました。(過去形)
この苦しみは二度と経験しなくてよい苦しみです。
そう、二度と経験しません!
離脱症状は患者が故意にそして不注意で起こったものではありません。
良くなりたい一心で医療を信じて来ました。


●お薬
メイラックス1 mgでステイ
レメロ1/2錠でステイ
トラゾドン50mg→25mgに減薬(夜、眠れるようになりました)

2年前までのお薬の大量&多剤投与を思い出すだけで、ここまで減薬出来た事に深い満足感を覚えます。皆さんの共に苦しむ者としてのコメントの暖かさ、そして辛さの中の明るさに何度も「ありがとうございます」を言いたいです。

日常生活では少し動くとベッドへ直行、1時間出掛けると2時間横になるというQOLの低さです。

先日、
辛い吐き気
目まい
蝉を100ぴき飼っているような激しい耳鳴り
首、肩の強いこり
得も言われぬ不安感

耐えられなくて、近くの上部頸椎カイロプラクティックに行ってきました。
以前は上記の症状の時に効果が直ぐに現れて楽になりましたが今回は更に辛くなって一週間は家から出られないきつい状況になってしまいました。
いわゆる整体は血流を良くしますので場合によっては離脱症状を刺激してしまうのかも知れません。


この3月は辛い別れがありました。
家から出られない離脱症状の中、父の危篤、そして別れ。
一番恐れていた事が起こってしまいました。
せめて父の最後をみとりたかったのです。
父に「ありがとう」を伝えたかったのです。
残念です。


しかしながら、離脱症状は苦しいだけではなく私にとっては学びでした。
苦しい中でも、歓びを感じる力です。
誰かのせいにするエネルギーを生きる希望の光に変えて行くことです。
↑ー枚の絵を見ています。海を見ている私の姿です。
2005年、精神科の薬をコロコロ変更されて入院するよりは実家で静養したいと強く思って福島県の実家に帰りました。

目の前の堤防でずっと海を見ていました。
寄せては帰す波の動きをひたすら見ていました。
人の鼓動のように感じました。
(今ではこの堤防は津波避けとして高くて頑丈な防波堤に変えられてこの風景はもう無くなりました)

その時の辛い私を当時学生だった娘が絵にしてくれました。
娘が私に愛情を感じて慰めたくて書いてくれたのだと今では感じています。

あれから13年近くたった今でもこの絵を見ます。
27年間も精神科と繋がってしまったことは残念ですが、この絵のように私はどんなに苦しくても希望をもって前を向いていたんだ!と。

私を見ていてくれた娘よ!「ありがとうございます」
そして、青空のようにさわやかな心に近づきたいと思います。

皆さまお一人、お一人がさわやかに過ごせますように!

ありがとうございました。