人を殺しちゃった場合、
加害者は、「奪った人生を償うために生きる。」とおもってた。

人を殺しちゃった場合、
被害者は、加害者にその先の人生を奪われる。
逆に言うと、
加害者は、被害者の人生をその時奪う。
この先経験するであろう人生を奪う。
恋をするかもしれない、しないかもしれない。
嬉しいことあるだろう。
いきてれば、
悲しいこともあるかもしれないし、
哀しいことばかりかも知れないし、
その逆かもしれない。
ムカつくこともあるかもしれないし、
ムカつかせることもあるかもしれない。
好きな人できるかもしれないし、できないかもしれない。
出産するかもしれないし、しないかもしれない。
大事な人できるかもしれないし、できないかもしれない。
どんな人生を歩んだかわからないし、
想像しかできない。

加害者は、被害者のそんな人生を奪ってしまうのだから、
その思いを償う必要はあるんじゃないか?と思う。