『悔しい気持ちへの対処法』
苦しみに会った時には、
それをこの上ない喜びと思いなさいと、
聖書の中で、書かれている箇所があります。
そんなことできるものか、
という事を、普通に思わされます。
しかし、苦しみをどう捉えるかによって、
苦しみに意味付けができるのだろうし、
苦しみに良い意味付けができれば、
苦しみは喜びとなるのだと思います。
例えば、悔しい気持ちを感じる、
というのは、一種の苦しみです。
試合や賭け事に負けて悔しい、
というくらいなら、
一晩経てば忘れるかもしれません。
しかし、自分の人生に関わる、
大きな損失を受けて悔しい、
という場合もありますし、
そんな悔しさは、なかなか晴れず、
モヤモヤが続くものです。
モヤモヤをどうにか晴らしたくて、
誰かを憎み、八つ当たりしたい、
という気持ちになるかもしれません。
そんな、悔しい気持ちが、
喜びに変わるって、どういう事だろう、
という事を思わされます。
悔しさを前向きに捉えるひとつの方法は、
それが自分を成長させる、
一つの原動力だと捉える事です。
悔しさを自分に与えた誰かを見返してやる、
という気持ちになれるのは、
悔しい気持ちになっているからです。
それがあるから、自分を改善すべく、
辛くても何らかの行動を起こしたい、
という気持ちになれるのです。
なので、悔しさを自分に与えた誰かは、
憎むべき人ではなくて、
感謝すべき人なのです。
悔しい気持ちにさせたあいつに、
感謝なんてできるものか、という事を、
思うかもしれません。
しかし、自分を悔しがらせたあいつは、
感謝すべき素晴らしい存在なのです。
すべてのことに感謝しなさいとも、
聖書の中に書かれていますが、
そんな無茶に思えることも、
捉え方ひとつで、実現できるのです。
私は自分の心や考え方の癖によって、
今まであらゆる場面で、
悔しい思いをしてきました。
なので、今まで受けた悔しさについても、
感謝できるようでありたいです。
いつも読んでくださり、
ありがとうございます。