にゃろは〜( ^ω^ )

今日は新月。
旧暦のお正月ですね。
新たな気持ちで、
おめでとうございます。
 
今年は体をいたわり
無理をしない、ねこはちです。

。。。。。。。。

昨年末の健康診断で
チラホラ不具合が見つかり
改めて自分の体を見直すこの頃。

そんな中、健診会場で誘われた
健康セミナーに行ってきました。
今日はそこで感じたことのお話。

。。。。。。。。

さて。
本日のセミナーの内容は、
「日本人のためのがん予防法」

現代日本人の
生活習慣や食習慣とがんの関連性を
教わるセミナーです。

複数の疫学調査を組み合わせ
データを蓄積したなかで、
ある程度の科学的根拠が認められる要因を
各がん毎に教えてもらいました。

。。。。。

例えば、大腸がんのリスクを上げるのに、
ほぼ確実に良くないのが「肥満」。

そして、赤肉(牛、豚、羊)と加工肉の過剰摂取。
赤肉は1週間で500g(1日平均で700g)を
超えないようにすすめられました。
これは肉食が悪い訳ではなく、
また主菜にタンパク質は必要なので、
合間に魚介や鶏肉や卵や大豆を入れて
1週間で調整してね、ということ。

面白かったのは、
赤肉が、いわゆる四本足の動物を指し、
肉であっても鶏肉(二本足)は入らない!('◉⌓◉’)
と知ったこと。
がんや免疫学の権威、安保徹先生が
「鶏肉を食べなさい」と
おっしゃる意味がわかりました。

他にも、
胃がんや食道がんには
野菜と果物の摂取がリスクを下げる。
(糖尿病、肥満、脂質異常症の観点からは
果物は1日200g以下を目安とする)

熱い飲み物は、食道がんや食道炎のリスクが
高くなる。

結腸がん、子宮がん、卵巣がんを除く
ほぼ全てのがんに、喫煙はリスクを上げる。

…などなど。
言われれば納得することばかりですが、
言われなければ、気づかない。
良いことも悪いことも、
知らずに習慣としてやっていたり、
やらないでいたり…。

また、疫学調査が進むにつれ、
昔は良いこととされていたのが
今はやると悪いことになってしまった、
なんて事例も多々あり、
医学の進歩や現代人の体の変化で
刻一刻と状況が変わっていくことも
指摘されていました。

情報は生きものですね、ホント。
自分でしっかりと判断することが肝要ですね。

。。。。。

がんを防ぐ方法や、良いとされる食品などは
情報が巷に溢れています。
その中には、
「これさえ食べれば、がんに罹らない」
「これを食べれば、がんが治る」
「これをやれば、がんに効く」
など、極端なものも多くあります。

「これさえ」「これを」の言葉は
とても無責任。
そんな一つや二つのアイテムを変えただけで、
他の生活習慣や食習慣の要因を
見直さないなんて、
あまりに怠慢な気がします。

がんに罹った方を身近に見てきたので、
そんな情報には怒りさえ感じます。

自分ががんを患っていると自覚したとして。
不安で、藁をも掴む思いで
治る方法を探している。
そんな時には、
不正確な情報でも飛びついてしまいます。 
そして、それが有効ではないとわかり、
また情報を探して難民のように迷う。

この状況に入ると、
気力も体力も使い、
かえって病状が悪化することにも
なり兼ねません。

。。。。。

がんだけでなく、他の疾病でも、
「病気」になる要因は様々。

いろいろな要因が複雑に影響して
体や心に負担をかけてしまい、
自分の体力や免疫力で回復出来る範囲を
超えてしまった後に来るのが、発病です。

体や心の限界値は人それぞれ。
環境や普段の生活習慣や
考え方のクセも、影響します。

がんのセミナーを聞きながら、
昔亡くした人と、その痛みを思い出しました。

あの記憶を無駄にしないためにも、
自分の体を感じて、
習慣やクセを見直して、
実際にやってみて実感したことを
機会があるたびにお伝えしていきます。


おっと。
セミナーの内容は他にもあるのに
ちょっと長くなってしまいました。 

続きは、次回に。
では皆さん、テイクケア♡
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旧正月なので、いま一度お年賀状です(*^ω^*)
鶏肉って、エライのね〜♡