にゃろは〜(о´∀`о)

出雲が抜けない、ねこはちです。
「出雲旅行記、ふたたび」(美保神社の巻)は
実は「その5」でした。
なので、今回は「その6」須我神社の巻〜!
チャンチャララ〜ン♪(*^ω^*)

。。。。。。。。

スサノオノミコトとクシナダヒメ(イナタヒメ)を
お祀りしている神社は日本中にありますが、
出雲のお隣、雲南市の須我神社は別格。

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お社の前にある「日本初之宮」の石碑。
そう呼ばれるのには訳があります。
ここ須我神社は、スサノオノミコトが
新居を建てたとされる場所で、
その新居の宮が、日本で初めての宮殿だから。
。。。。。
スサノオノは、見事大蛇を退治して、
クシナダヒメを娶ることになったので、
新居に相応しい土地を探していました。
そして、この須賀の地に来たとき
「吾此地に来て、我が御心須賀須賀し。
(私はここに来て、心が清々しくなった)」
と言われ、新居の宮殿を建てました。
それが縁で地名を須賀としました。

宮殿を造った初めの頃に、
大きな雲が立ち昇り、それを見て
(愛しい妻を
幾重にも垣根を張り巡らした新居で
大切にしよう…)と歌ったのが、
あの有名な和歌
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに
       八重垣作る その八重垣を」です。

スサノオはなかなかのロマンチストですよね〜。
高天の原での蛮行が嘘のよう(^◇^;)

。。。。。
さて、ねこはち とクマ(相方)一行が
須我神社に着いたのは、陽が西に傾く頃。

その奥にある奥宮へは、
時間が足りなさそうで半ば諦めていました。
ガイド本には、「須我神社から車で2㎞〜
八雲山の麓から山道を登る」とあります。
拒否されて辿りつけない人もいる、とも。
う〜ん、やっぱり今回は無理か…。

須我神社で可愛い狛犬ちゃんズや
石碑を写真に収めてほぼ満足した ねこはち。
しかし、御朱印を頂いて宮司さんと
お話ししていたら、
「どうぞ奥宮へもお詣りください。」
と、カンタンな地図をくださいました。
訊けば、ここから車なら15分もかからない。
(なぬっ?! い、行けるかも‼︎)
出雲の神様方、ありがとうございます!

急ぎ車を走らせ山道に辿りつくと、
木々の間の山道から、参詣者が降りて来ます。

山道は得意な ねこはちとクマ。
ぬかるむ坂を登る登る♪

そして、辿りついた、
須我神社、奥宮

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奥宮とは言っても、ここには社殿はありません。
途中の小さな滝で手口を清め、さらに登ると
大きな石が三つ並んで立っているだけ。

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それなのに、
この地一帯は、まるで空気が違います。
昔は山道をたくさん歩いた二人。
凡人な ねこはちですが、明かに感じる気配は
大きなエネルギーに満たされたよう。
森の奥に守られた、神様方の宿る大岩。

あぁ、此の地に来れて、本当に良かった。
それも、スサノオとクシナダヒメの
ご縁を結んだ所縁の地に、夫婦で。

有り難い。

それを噛み締めて、
木々や滝水で湿った清々しい空気を
大きく吸い込んで地面に還し、
全身を清めてから、
また陽の翳った山道を降って帰りました。

。。。。。。。。

ね、出雲は本当に神様がいらっしゃる。
ご縁があれば、必ず辿りつける。

いつか、貴方にもお詣りの時が来るかも(*^ω^*)

では、おやすみなさい。
アロハ♡