にゃろは〜♡

出雲旅行記の途中ですが、
少しだけ横道に入った番外編( ^ω^ )

さて、前回の疑問。
オオクニヌシが海の波間から受け取った
幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)
とはなんぞや。

ねこはち なりに、
調べて考えました。

。。。。。。。。

古い神道によると
全ての人が持っている魂というものは
一霊四魂(いちれいしこん)で
できているのだそうです。

一霊は直霊(なおひ)。
四魂は、荒魂(あらみたま)、和(にぎみたま)、
そして、幸魂と奇魂。

そう、四魂の中の二つが、
オオクニヌシを助けたものです。

この一霊四魂の仕組みをみると…。
トップはその人の魂の主である直霊。
それを守り働くのが四魂。
四魂が働くことで、様々な情報や良い氣を
取り入れて直霊に送る。
その情報などを、直霊が判断して行動に移す。
とまあ、ザックリこんな感じのようです。

。。。。。

もう少し踏み込んでみますね。

はじめは直霊から。
直霊とは、人間(その人)の根っこ、人の本質。
または潜在意識から無意識のレベルの自分。

スピリチャルな世界の言葉では、
ハイヤーセルフ(高次の自分)、
大いなる自己などと呼ばれ、
全てをわかっている本当の自分。
超意識(宇宙意識)と繋がっている、
とされます。


そして四魂。

荒魂は、行動して物事を動かし、
自分の思いを実現させる力を出す。
肩甲骨の間にあり、御神気を受け取るところ。
整体中に「背中で息をして」
なんて言われるときは、
ここを意識して息をするとやり易いです。

…余談ですが、ねこはちが道に迷っていて
フワフワ地に足がついてないときに、
いろいろ見えてしまう“ある方”から
「背中のここがスカスカになってるよ〜」
と指摘されたことがあります 。
( ̄▽ ̄;)ハハハ。


和魂は、自分と周囲との調和させてくれ、
自分自身も調和して、バランスを取るところ。
男性性と女性性、上半身と下半身、表と裏、
陰と陽などなど。
二極化されたものの調和を促してくれます。
肚の、丹田にあるとされます。
(ということは、第2チャクラとかぶりますね)


幸魂は、幸せを感じるところ。
愛情、優しさを育む能力を開発して、
自分自身だけでなく他の全てを愛し、
幸せになるための魂。
胸の中心にあります。
(ハートの第4チャクラにあたりますか)


奇魂は、インスピレーション、直感、閃きを
導き出し、必要な情報を得るところ。
集中力を発揮するのも、ここ。
眉間 =第三の目の場所です。
(第6チャクラですね。)

。。。。。

と、ここまで書いたら
なんとなくわかってきました。

オオクニヌシが国を治めるために必要なのは、
愛する魂の「幸魂」と
インスピレーションを受け取る魂の「奇魂」。

この二つがあれば、
正しい判断と思い遣りを持って
国の長として、ことに当たれる。

そして、
それは他の人や神様を頼るのではなく、
自らを制し、自らを信じて、
民のために行動する。

だからこそ、
オオクニヌシは出雲の国の大神となり、
あの「幸魂 奇魂   守給 幸給」の神語が
出雲に守り伝えられているのでしょうね。

{3FF6F2E8-9E84-4265-82BC-CF08ACA93C4A}
(島根県観光ガイドマップから撮りました。
見難くてごめんなさい。)

。。。。。。。。

うーん。だからか…。

何度か神語を唱えたときに、
気持ちが「すぅーっ」とした後、
物事がうまく行かない一因には、
「自分が正しいのに」と思う傲慢さや
思い遣りの足りなさもあったなぁ…
と気がつくことがありました。

幸魂と奇魂。
この二つを清らかにしておくことが、
自分自身の成長につながるのかも。

神語から、思いがけず
自分自身への深い考察になりました。

さすが出雲。
奥が深いヽ(*^ω^*)ノ

。。。。。。。 。

長々とお付き合いありがとうございました。
次回はまた、旅行記に戻ります。

See you soon.
アロハ〜♡


追記
ねこはちは、ただの物好き、
神社仏閣好きなだけでして、
神道のこともほぼ素人です。 

一つの宗教に傾倒することもありませんし、
もちろん、サイキックじゃないから
何にも見えませ〜ん( ^ω^ )

ついでに、整体の内観や「氣」は、
見えるんじゃなくて感じるものです。
そして、「氣」は特異なものではなく、
全ての生き物に備わっていて、
訓練すれば誰でもわかるようになります。
内観と呼吸法。
どちらも日課にすると楽しいですよ〜( ̄∀ ̄)