にゃろは〜( ^ω^ )

またまたご無沙汰の、ねこはちです。

出雲から帰って、もう半月。
旅行も忘れてすっかり仕事モード、、、
と思うでしょ?

ふふふん。
豈図らんや、未だ出雲の空気は
ねこはちを包んでいる模様。

そう感じるのは、
北島国造の本殿に掲げられた神語三唱、

「幸魂 奇魂   守給 幸給」
(さきみたま   くしみたま
 まもりたまえ  さきはえたまえ)
{46DE05F0-2942-437D-9ABA-A274A16ABAC5}

何か「胸がつかえる感じ」があるときには
これを唱えているから。

すると、胸につかえていた何かが
すう〜っと、抜ける気がするんです。

ま、「クワバラクワバラ」
みたいな使い方ですわね。
(なんせ暗示にかかりやすい奴でして (=^x^=) )


出雲の他の地域では、
神社に参拝するときには

「祓給え 清め給え
(神ながら)   守り給え 幸給え」

と唱えるよう
お賽銭箱の横辺りに書いてあることも多く、
それも唱えてお参りするのは
とても気持ちが良いものです。

そんな習慣もあり、折角なので
北島国造の玉串参拝のときも
この三唱を唱えてみたら、
頭がスッキリして
気持ちよ〜く息がとおったのです(^∇^)
(ほう、これは効くかも?)

その後、出雲大社の敷地内にある
大国主大神が波に乗った玉に祈るような像を
発見して、その説明盤を読んだときには、
「あ、なるほどねぇ。」と
腑に落ちました。

。。。。。
ということで、ここから神語の世界へ。

出雲の国の大神、
大国主命(オオクニヌシノミコト)のお話し。

心優しく因幡の白兎を助けた
大穴牟遅(オオナムチ = 後にオオクニヌシ)は
兄弟神の嫉妬心から迫害に遭い、
何度も殺されては
母神や天上界の神の助けで生き返るという
過酷な試練を乗り越えて
賢く雄々しい男神に成長しました。

スサノオからも娘の婿として、
また出雲の大神として
認められたオオクニヌシは、
この出雲の国をどうやって
治めていけば良いか悩んでいました。

そこへ、海からガガイモの蔓の舟に乗った
小さな小さな神様がやってきました。
(蔓を割いて造った舟って、
どんだけ小さいの〜?)

海から来たこの客人神(まれびとかみ)を
この地の誰も知りません。
しかし、一本の案山子が
「神産巣日神(カムムスヒノカミ)の御子の
少名毘古那神(スクナビコナノカミ)だ」
といいました。

スクナビコナはオオクニヌシと組んで
出雲の国造りを進めていましたが、
なんと途中で帰ってしまいました。
(理由はわかりませんが、
ある程度目処がついた、と神様ならではの
“潮時”を感じたのかもしれませんね。)

一人残されたオオクニヌシは途方にくれ、
スクナビコナが帰って行った日本海を
絶望した気持ちで眺めていました。

すると波が押し寄せ、
その上に光り輝く玉のようなものが
オオクニヌシの前に現れました。

それが、幸魂奇魂。

オオクニヌシはこの幸魂奇魂から
知恵と力をいただき、
出雲の国造りを完成させたのです。

。。。。。。。。

さて、この幸魂奇魂とは何か。
それは番外編で。
ちょっとスピリチャル入りま〜す。
好きな人は、乞うご期待。( ^ω^ )

では、テイクケア〜♡