体力維持が難しい。殊にこの年になっては。
仕事して、待った無しの家事をこなして畑に出るとなれば尚。
肉食に対して信ずるところは薄いのだけれど、
病で食が進まなかったあの頃、少しのローストビーフで命が繋がるのを
この身を以って感じたのもまた確かで
それに、何と云っても家の者が喜ぶのです。
骨付きリブを「ゴトン!」と切り分ける音だけでも
力が漲る予感を持たせるらしく、成る程 単純であるねw
熱したフライパンに陽炎が立ち、
鉄に触れた先から全ての水気がジュッ!と弾ける。
昭和の洋食屋さんを思わせる ケチャップが勢い良く香り
分厚い肉の中芯までが筋繊維を際立たせるのを待つこと数分…
ポークチャップ。デカい皿にデカい肉塊。命に有り難う。
![$秋分のブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130815/22/nyah-28/cc/12/j/t02200164_0800059812648916854.jpg?caw=800)
ゆっくりと時を忘れたように湯に浸るのは、
夏フェスに遊ぶ明日は風呂にあり付けない未練もあり、
今日の疲労を残さない策でもある。
ワクワクしている。
毎年この祭りのために一年働くような暮らしだもの。
準備も慣れたものでして、
何もしてなかったが、夕方からの数時間で整えてしまった。
毎年待ち望む楽しみなのに、何時からだろうね?
支度に右往左往し、アーティストのチェックをし、行程を決め……
もうそんなことはしていない。
何をどうするかは もう知っているんだもの。
![$秋分のブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130815/22/nyah-28/6f/41/j/t02200164_0800059812648916852.jpg?caw=800)
楽しみをゆっくりと、知らぬ間に蝕んで行く慣れ。
良く云えば 熟成 とも云えるかも知れないけど
もっとワクワクドキドキしていたかったんだようー!(叫
湯上りのチョコミントアイスは、色も涼しく美味でしたが、
昨年の物足りなさから リキュールの小瓶を丸ごと一本使ってしまった。
どんな刺激にも慣れてしまうんだ。慣れが生む物は、熟成と退屈だ。
然し乍ら、退屈から逃れるために何かアクションを起こすかも知れず
それは失敗を孕んでいるかも知れず……
『リキュール入れ過ぎで固まらないアイスクリーム』←コレは結果である。
が、結果であり、また 経過に過ぎない。